★★★


今年2度目の「夏日」を記録した仙台市です。
「26.2℃」まで上昇し、
雲も無い「ピーカン」になりました(^.^)
ゴールデンウィークの交通規制、
仙台ハーフマラソンの交通規制、
仙台青葉まつりの交通規制、
そして今週末のG7における検問等、
色々な規制が目白押しの、最近の仙台市でございます。


今週金曜日・土曜日に行われるG7については、
動物公園付近が「混雑警戒」になっているため、
週末は「混みやすい」のかもしれませんが、
こればかりは予想付きません。
地下鉄が出来て、
混雑は緩和しやすくなっている八木山ですが、
今日のような晴れた日の地下鉄屋上「てっぺん広場」は、
人が多くいる状況です。
上記の写真・・
やはり、写真を撮るにはガラスが邪魔になるようで、
ガラスの少し手前に、ガラスの上を超えて眺められる
少し高い「展望の山」みたいなものを造ると、
観光客には喜ばれるかもしれませんね。

地下連絡通路の建設により、
地下鉄前の道路アングルが色々と変化しています。
これがネックで、朝の渋滞も発生しやすくなっており、
「ん〜(>_<)」となっている方も多いと思います。
先日、道路アングルが変わりました。
入札不調があり、
地下鉄開業に間に合わなくなった地下連絡通路ですが、
予定では「来年の夏」までかかる予定です。
青葉通りも、地下鉄が完成しているのに「工事継続中」
だったりしていますが、
色々あって「完成まで間に合わなかった」というエリアも
少し見られます。
本来の予定は、地下鉄完成に間に合う予定だったようですが、
これも工事の難しさでしょう。

芦の口エリア「ヨークベニマル」
今年の夏に完成予定の「ヨーク」さんも、
着々と工事が進行中です。
昔の建て方ですと、もっと時間がかかるはずの「建物」は、
技術の進歩で「早く建築出来る」状況です。
昭和の時代なら、今年完成出来るかな・・という感じですので、
昔と比べると早く完成出来るのだと思います。

さて、更新が滞っているため・・
ストック記事を消化させて頂こうかな・・と思います(^^;)
皆さんの住む場所にもある「電柱」のお話し。
写真の電柱・・「電柱」と呼ぶ方もいれば
「電信柱」と呼ぶ方もいるでしよう。
実は、正確な呼び方があります(^^;)
「電柱」は、電力会社が家庭などに電気を送るため、
道路上に設置されているもので、
正式名称は「電力柱」です。
「電信柱」は、NTTなどの通信会社が、
電話回線や光ケーブルを各家庭に届けるために設置したものです。
道路上に設置されていますが、
道路は、仙台市などに管理されている「役所のもの」です。
市などに許可を取り、部分的に借りているのが
電柱であり電信柱・・という事になっていて、
いくら電力会社でも、
役所の許可なく勝手には設置できませんし、
私たち住民も同様です。
当然、電柱も電信柱も、東北電力やNTTが管理していますので、
「勝手に、広告の張り紙」などをしてはいけません。
お金を支払えば可能です。

電柱と電信柱・・
見分け方としては、ポリバケツのような灰色の物体、
「変圧器(トランス)」が付いていると、
電気を送るものですので「電柱/電力柱」という事になります。
一般家庭で使用する100V・200Vより、
電力会社から送られる電気は高電圧で送電されており、
このままでは一般家庭で使用できないため、
各家庭に配電する直前に、電圧を下げることが必要です。
この電圧を下げるため設置されているのが
「変圧器(トランス)」です。
東日本大震災の停電の際、
この変圧器の開放作業をしていた光景を見ていた方も多いでしょう。
ユアテックさん等が触っていた柱が、
「電柱」という見方も出来ますね。
そして、もう1つの見方も出来ます。

これで「電柱」か「電信柱」か分かりますか?
柱には「管理プレート」が張ってあります。
写真のプレートのものは「電力マーク」が付いているため、
「電柱」であることが分かります。

これは、NTTであることが分かりますので、
「電信柱」という事になります。

設置スペースが限られている都市部では、
「電柱」「電信柱」共用のものもあります。
この場合、1本の柱に電力会社と通信会社の管理プレートが
両方取り付けられており、このような柱を「共用柱」と呼びます。
この上記の写真でもう1つ。。
このプレートには「地域名」と「番号」が記載されています。
これを「電柱番号」と呼ぶことが多いですが、
あることで、私たちが活用できるようになっています。
それは、
「110番」や救急車・火災などでの「119番」通報において、
この電柱番号を知らせると、場所を特定してくれる・・
というシステムになっています。
地元地域で通報すると、
私たちも、ある程度の場所が分かるかと思いますが、
「知らない場所で通報」したときには、
「正確な情報を教えられない」という場面に遭遇することも
考えられます。
そんな時、等間隔で立っている「電柱」や「電信柱」の
管理プレートを読み上げれば良いわけです。
公衆電話の場合は、その公衆電話にも番号があるので、
場所が特定できます。警察や消防は、電柱・電信柱の「管理プレート番号」で、
その場所を割り出してくれます。
場所によって、電気や電話線が地中に入ってしまっている
「共同溝エリア」の場合、電柱がありませんが、
飲料水の「自動販売機」にも必ず「管理番号」が記載されているので、
「自動販売機からも場所が特定できる」ようになっています。

さてこの電信柱・・
「地域名」が記載されているのですが・・
「NTT 松ヶ丘」と記載されています。
実は、当事務所がある「本町1丁目」の供用柱です。
本町の大半は「松ヶ丘」と記載されていますが、
これはなぜでしょう(^^;)
しかも「松が丘」ではなく「松ヶ丘」という漢字です。
NTTの場合は下から読むことになっており、
上の写真の場合は、「左16右19 松が丘」という風に読む
ようになっているそうです。
電力会社プレートでは「動物公園線」となっています。

これは現在のNTT・・
昔の国の機関であった「電電公社」時代に設置された
「電信柱」のプレートです。
電電公社のロゴを思い出せる方はすごいと思いますが、
昭和45年と記載されています。
古い電信柱は、このように設置年数が記載されていますが、
最近のものは記載がありません(^^;)
これも本町1丁目の電信柱なのですが、
「松ヶ丘線」と記載されています。
電柱・電信柱にも「ストーリー」が隠されているようで、
「本町なのに松ヶ丘」という記載。
松ヶ丘という漢字も「旧名称の漢字」となっていて、
現在は「松が丘」です。
本町エリアに「松ヶ丘」という意味合いは、
おそらくですが「松が丘にNTT交換所」が現在もあり、
「松が丘を起点に広がる、当時造成していた八木山団地」
として、内面的には進んでいたのでは・・
と読み取ることも出来ます。

ちなみに、電力の「八木山新道線」という記載・・
これは「八木山緑町エリア ミニストップ前」の電柱です。
「八木山新道」という立ち位置なのですね(^.^)

これは、地下鉄駅のすぐ近くの「供用柱」です。
東北電力では「動物公園線」として、
地下鉄界隈など全てでこの記載になっています。
ちょっと切れてしまっていますが、
NTTでは「右2左6 21 松ヶ丘」という記載です。
この近辺では、交換所もあるために
NTTさん電信柱は、「松ヶ丘で統一」されているようですね。
知らない土地も含めて、電柱や電信柱には、
「色々と読み取ることが出来るプレート」
があったりします。
特に地域名で、ロマンがあったりします。
お散歩がてら、電信柱や電柱を見て、
歩く楽しみを増やして頂ければ幸いです♪

★★★