2016年09月27日

秋の交通安全週間 八木山エリア 路上駐車事情

★★★



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地下鉄が出来る前の、現在の地下鉄通り。

道路拡幅等もあり、
現在と比べると「こんなに狭かったか・・」
と思えますね。



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ゴールデンウィーク等の時期になると、
「渋滞スポット」になる八木山エリアですが、
一部で実施している「路上駐車解放」等はあるものの、
「キャパオーバー」になる八木山エリアで有名です。



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現在、全国でスタートしている秋の交通安全週間。
至る所で、パトカーや警察官の方々の姿を見るこの時期。

取締りも強化されているので、
「捕まった・・」と嘆く方も多いかと思います。

今日のタイトルは「路上駐車」です。



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昭和の時代から、
ゴールデンウィーク等で苦戦している
「住宅地の路上駐車」

駐車禁止ではない場所、それが住宅地だった場合でも、
車庫法では路上に昼間は12時間、
夜間は8時間以上の駐車を禁じています。

では、その時間内であれば
住宅地は駐車が出来る・・ということになるのでしょうか。

実は、この認識は「間違い」です。




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この写真、進行方向の左側に停車している車両がありますが、
これは違反かどうか、分かりますか?

実は、これは駐停車違反になります。

この道路の脇には「白線」があります。
「路側帯」です。

この路側帯の中は「歩道扱い」のため、
「路側帯が存在している道路」では、
特に住宅地になりますが、
壁から0.75メートルの距離を取って、
路側帯の白線が引かれています。


0.75メートルは、歩行者用のスペースです。

実は、路側帯がある道路に駐車する場合の法令では、
「壁から0.75メートル空けなくてはならない」
という決まりがあります。

教習所で習っていることではありますが・・。

簡単に言えば、住宅地に路側帯がある場合、
大半が壁から0.75メートルで白線が引かれているため、
「白線の中にクルマを駐めることが出来ない」事になっており、
駐める場合は「白線の中に入らず、左側の白線に沿って」
駐停車する必要があります。


ただし、大きい道路に多いですが、
白線の内側が0.75メートル以上ある場合は、
白線の中に入って0.75空ければ問題ありません。


さらに、
駐めた「車両の右側に3.5メートルのスペースが必要」です。

これが守られていない場合、
「問答無用の駐車違反」になります。


皆さんの住むエリアに路側帯があった場合、
路側帯の0.75メートル、
普通車両で、5ナンバー規定の約1.7メートル、
さらに車両の右側に3.5メートル必要ですので、
合計で5.95メートル分のスペースを使う事になります。

法規上で言えば、
普通車の5ナンバー、軽自動車であれば6メーターを切るので、
6メートル道路であれば駐車は可能です。

ただし3ナンバーの幅が広い車は、
6メートルを超えるので、
「6メートル道路は駐車禁止」ということになります。

例えば、現行のトヨタクラウンの場合、
3ナンバー・幅が1.8メートルあり、
合計で6.05メートルとなり、
6メートル幅の道路では、
現行クラウンは駐車禁止となります。

ちなみに、
八木山本町エリア等の路側帯ありの住宅道路は、
「6メートル幅」の道路となっており、
松が丘の住宅道路は5メートル道路、
バス通りの松が丘道路は、
8メートル幅の道路となっています。


自宅前の道路等、道路幅が知りたい場合は、
「せんだいくらしのマップ」
に記載されていますのでご覧ください。




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八木山でも、路側帯がある道路は多いです。

これらの路側帯は、
壁から0.75メートルで引かれていることが大半なので、
この内側には一時の停車でも白線の中に入れないと思って
頂いて良いでしょう。

2枚目の写真は、0.75以上の路側帯になり、
停車の場合は、白線の少し内側に入っても大丈夫ですが、
この道路は駐車禁止エリアのため、
駐車してはいけません。

「人が通行するために、路側帯が存在しています。」



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ただし図のように、
0.75メートル以上空いてた場合、
1番は白線の中に入れますが、、
上の図の2番目・3番目は、0.75以上空いていても、
白線の中も入ってはダメですので、注意が必要です。



では「路側帯がない道路」はどうでしょうか。



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八木山の桜木町の写真です。

桜木町のエリアは、標識にも記載されていますが
「全エリアが駐車禁止エリア」になっています。

ただ、これが駐車禁止エリアではない場合、
この道路には駐車可能です。

歩道にはダメですが、
車道ギリギリに駐めても大丈夫です。

右側にも3.5メートルの空間があります。



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この写真だと、違反車両が多いですが、
路側帯がない住宅エリアの場合、
「壁にギリギリ沿って、右に3.5メートル空けられれば可能」
という道路です。

路側帯が無ければ、
左側に0.75メートル空ける必要が無い」
ので、
右に3.5メートルの空間を空けられれば、
駐車することは可能です。

ただ、
「駐車場入り口から3メートル以内」
「消火栓から5m以内」
など、駐車OKエリアでも
「法令違反区画」がある
ので、
上記写真は、駐車違反車両があります。。


普通車の場合、車の幅は「1.7〜1.8メートル」
で決まっています。

大体の住宅道路は5〜6メートル幅が多いですが、
路側帯が無い場合、
ギリギリで壁に寄って駐車すれば、
6メートル道路であれば、
車両の右側に3.5メートルあけることは可能です。



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路側帯の話をしたので、
ワケが分からなくなるかもしれませんが、
上記写真のように路側帯はあるけど・・
みたいな道路を見たとしても、
大体は「駐車禁止の標識」が存在しています。


今回、主に住宅地エリアの場合で書きましたが、
教習所で習っていることではありますが、
忘れている方も多いでしょう。



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以前記載したことがありますが、
道路幅等は「消防車」が入れる事を前提に
決められていることが多いです。

緊急で何かがあった場合、
そこに違法駐車・迷惑駐車があった場合、
弊害になります。



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駐車違反でたまに見かける「盲点事例」をもう1つ。

日本の道路は「左通行」です。
それはセンターラインのない住宅地でも適用されています。

たまに「進行方向の逆方向」で駐車している車がありますね。
これも問答無用の「駐車違反」です。

何故かというと、上記の記載にマッチしています。

路側帯がある・無しに関わらず、
「駐車した車両の右側に3.5メートルの空間を空ける」
と記載しました。

「逆駐車」した場合、車両の右側に3.5メートルも
空いていませんね。 
逆駐車した場合は、壁になっているはずですので。

ですので「駐車違反」になります。

逆駐車という法令はありませんが、
進行方向と逆に駐車するという事例は、
八木山ではゴールデンウィークでたまに見られるでしょうか。



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最後に、みなさんも少し疑問に思っているかも・・
しれない道路事情。

昨年末に開通した
「長町八木山線」「郡山折立線」

暫定開通していますが、
道路としては「未完成」です。

それを意味するかのように、
道路のところどころに「ポール」などが立っており、
八木山南の「郡山折立線」などは、
「工事している箇所が無いのに、
 せっかくの2車線道路が1車線になっている」
という区画がありますね。

なんでよ・・と思いますね(^^;)

あれには理由があるそうで、
「石井模型さんから286号」までの区間で、
全く交差点が存在しなければ、
2車線で通行できるようなのです。

ただ現在、住宅地などから本道に出入りする道が、
かなり存在していますね。
右折しなくてはならない箇所も数か所あります。

そうなると、事故防止のスピードの関係もあると思いますが、、
2車線になっていると信号機が必要なようで、
そのために1車線区間にして右折レーンを設置して
回避している現状があるそうです。


交通量の様子も見ていると思いますが、
286号と合流している道路のため、
1車線でつくる訳にもいかなかったでしょうし、
1車線で暫定開通させている・・
という認識で、たまに2車線になっているからラッキー・・
という感覚でいた方が良い道路ということですね。

信号機設置も、色々と年間の設置台数が決まっています。



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★★★



★★★
posted by 八木山取材班 at 05:46| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

八木山のマンホール

★★★


雨が降りっぱなしの仙台市・・
昨年は5連休というシルバーウイークがありましたが、
今年の連休は雨の連続・・
太陽が恋しいという状態が続いています。

数週間前、仙台市中心部が冠水という状態になりましたが、
仙台市は昔ながらの下水道を使用しており、
「汚水と雨水を一つの下水道管で流す合流式下水道」
を採用しているのが原因のひとつでした。


八木山は勿論ですが、中心部以外の下水管が通るエリアは、
「汚水と雨水を別々の管で集める分流式」が
主流になっています。

つまり「菅が2本、それぞれ別々」に流れていて、
雨水菅は川に流れ、下水は浄化センターに流れ着きます。

仙台市中心部だけが「合流式下水道」になっていて、
菅がひとつになっており、
雨水も汚水も浄化センターに流れ着くことになります。

しかし、数週間前の冠水などが起きた場合、
オーバーフローになり、堰を超えた下水雨水は、
薄められた状態で河川に放流されます。

つまり・・仙台中心部で冠水していた水は・・
雨水だけではなかったと言えるでしょうか。


大昔、汚水・・当時のトイレは「肥溜め」時代があり、
現在でも田舎には残っていますが、トイレはくみ取り式で、
農地の肥料としてリサイクルされていた時代があります。

そういう時代に問題になったのが、伝染病です。

そして明治・大正・昭和と時代が流れ、
汚水の処理は「流す」ことを目的に、
仙台市中心部は下水道の整備が進んでいきました。

その頃の「合流式の下水道」の名残が、
現在でも残っているという事になります。

さらに昭和30年代から、
今まで河川等に流していた汚水処理とトイレ水洗化を目的に、
新しい下水道の整備が始まりました。
これが「現在の主流・分流式のはじまり」になります。

仙台市中心部で、
これから「菅をひとつ増やして、分流式に切り替える」
となれば、費用は勿論、
建物等がギチギチになっている中心部で工事をするには、
かなり困難であることが分かるでしょう。



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前置きが長くなりましたが、ここからがタイトルです。

皆さんの住んでいるエリアの道路・・
至る所にある「マンホール」

このマンホールには「色々と種類がある」こと、
ご存知でしょうか。

少し見ていたいきたい思います。


八木山エリアは「分流式」下水道で、
地下には2つの菅が通っています。



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これが、「雨水菅」のマンホールです。
動物公園通りに、特に多く存在しています。

マンホールがなぜ「円」なのか・・
それは、円の中に直径より長い線を引くことができないため、
よほどのことがない限り、
蓋が中に落ちることがないためです。

他に、マンホールが四角いとへりが欠けてしまうのに対し、
丸だと丈夫であるため、
さらに転がして運べるなど、多くの利点があります。



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八木山エリアの大道路で「冠水しやすい場所の王道」が
「ココス前の八木山橋・向山方向」です。

これはマンホールに関係はありませんが、
道路構造が凹んでいることに関係しており、
それに対して許容量を超えた雨が降ってしまうと
排水が全く追いつかなくなり、冠水しやすいポイントです。

動物公園方向・東北工大前の左カーブも、
冠水ポイントになるでしょうか。



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これは「汚水マンホール」です。

特に住宅地の狭い道路に多く存在しています。

ちなみに下水道は仙台市の管理、
仙台市建設局の管理です。

水道は、仙台市水道局です。


八木山エリアですと、
大きな道路には下水マンホールが無いことが多く、
狭い道路の方に多くある特徴があります。

こういうところで「地下のルート」が
分かるような気がします。


八木山動物公園付近の本町エリアなどは、
昭和50年代から「下水工事」が始まっており、
それまでのトイレは「くみ取り式」でした。
「ぼっとん」と呼ぶことも多いでしょうか(^^;)

最近では「バキュームカー」を見なくなりましたが、
昭和時代は多く走っていました。

田舎などで、現在でもくみ取り式が多いのは、
道路下などに「下水管が通っていない」ためです。


5年前の震災・・生活環境には良い下水道も、
水が絶たれた状態で苦戦したのが「トイレ」でした。

くみ取り式だった時代ならば、
あれほど苦労はしていなかったと思いますが、
下水処理になった現在の盲点がありました。

風呂や、トイレ、洗濯、炊事など、
私たちが毎日たくさんの使用している汚れた水・・
それが「汚水」です。

下水道の汚水は、
浄化センターで水をきれいにして放流されています。




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これは「伸縮菅」です。

水道管が、地中の温度の変化などによって
破損することが無いように造られた「伸縮菅」
がある場所のマンホールです。

恐らく「地震」にも必要不可欠と思います。

仙台市水道局の「水道管の伸縮菅」です。


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「減圧弁」です。

圧力を一定に保つための弁があります。

仙台市水道局と刻印されていますので、
水道菅の減圧弁です。




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「空気弁」です。

管の中に空気がたまると水圧が低下するので、
空気抜きをして圧力を調整するための弁があり、
空気を抜くために設けられるのが空気弁です。

管の圧力が高まった際に、
マンホールの蓋が吹き飛ぶ事故を防ぐ目的もあります。

青色になっているので、
ちょっとお洒落なマンホールですね。

水道管の空気弁です。




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「色々な形」があるのもマンホールの特徴。

蝶番が付いている四角のマンホールです。

「空気弁」のマンホールです。



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「仕切り弁」です。

水道管が破裂した・・そんな事態になると修理しなくてはなりません。
修理する時、仕切り弁を閉めて水を止め、修理をします。

その名の如く、仕切るための弁があるマンホールです。

この仕切弁が無いと、
遠くの浄水場などでを水を遮断しないといけません。
そうなれば大規模断水となってしまうので、
一部エリアの断水で止めるため、仕切弁が設けられています。



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マンホール「ソフト」

これがよく分かりませんね(^^;)

実は、これも「仕切弁」です。

大口径の「仕切弁」は「仕切弁」と記載されていますが、
小口径管の場合「ソフトシール弁」を使うようになっており、
これを省略して「ソフト弁」・・
「ソフト」と表記されているマンホールも多くあります。



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これはお馴染み「消火栓」のマンホールです。

火災の時に使用するので、
消火栓の下に、車を停めてはいけません。

雪が降った時は、この消火栓の雪かきもお願いします♪



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「電」のマンホール。

仙台市内は、昔に存在した「仙台市電」のルートを中心に、
ライフラインが地下に埋められている「共同溝」が
存在しています。

電柱などが無いので、景観が良い利点があります。

八木山エリアには地下に電気ライフラインはありませんが、
「電」のマンホールは、東北電力のもの。

埋設されている電力ケーブルの維持管理用。
道路下にも電気は通っています。

「通信」となっているマンホールもありますが、
埋設通信ケーブルの維持管理用になります。



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「電防」マンホール。

電気防食の略で、
埋設された配管などに電流を流し、
腐食を防いで安全性を保つ方法が電気防食です。

「仙木」と書かれており、
「仙台土木」かと思いますが、詳細不明です・・。

よって、水道管・下水管・・
どちらへの電気防食なのか分かりませんでした(^^;)




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さて、如何だったでしょうか。


バイクに乗る方にとっては、
「コーナーの最中にマンホール」
という箇所も随分と多く、
雨が降った時は「マンホールのせいで滑る」
といった事故も多くあります。

なんでカーブにマンホール設置した!?
と思うところもありますね・・。


ここに記載した以外にも、
かなりの数のマンホールがあり、
今回の記事では存在していませんが、
「仙台市ガス局」のガスマンホールもあります。

さらに、地域によって色々なデザインがあり、
マンホールを見るのが好きなな方もいるでしょう。


地下がどうなっているのか・・
という部分を想像する楽しみもありますし、
あまり下を向いて歩くのも危ないですが、
「様々な地域に旅行した時」など、
マンホールを見ると地域デザインもあるため、
楽しむことが出来るのもマンホールです。


八木山は仙台市のですので、
「八木山オリジナルマンホール」は難しいかもしれませんが、
同じ仙台市の施設である「八木山動物公園」付近だけ、
「動物公園のマンホール」があると、
面白いかもしれませんね。

1個だけ作るには、金型の関係で莫大な金額になるので、
「同じデザインで数多く設置」出来れば、
現実味はあるでしょうか(^^;)



★★★

posted by 八木山取材班 at 05:01| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

八木山エリア 大雨での注意

★★★



随分とご無沙汰しております。

右の掲示板にありますが、
最新記事を見ることが出来ない事態になったようでございます。

過去ログでは見ることが出来ますが、
トップページに記事が反映されなかったようでございます。

これは以前、広告を極力除くような表示を模索したことで、
悪影響が出てしまいました。

本来、このシーサーブログをスマートフォンで観覧した場合、
ブログ会社様の方の都合で、
「広告の多いスマホ用タイプでしか表示できない」
ようになってしまいます。

裏技ではありますが、その部分を細工し、
スマホでもパソコン用サイトで観覧できるようにしました。

しかし今回、その部分の不都合が出ていたようで
修復させて頂きました。 ご迷惑おかけ致しました。



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さて・・残暑は残っていますが、
気が付けば夏が終わってしまいました。



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岩手県岩泉町


毎年のことではありますが、
当サイトが滞りやすい繁忙期に突入しています。

それに輪をかけて
この時期「台風の季節」となっているのは、
皆様もご存じの通りかと思いますが、
この関係もあって被災地に行っておりました。


昨年は福島県・茨城・栃木の方で被害がありましたが、
普通以上の大雨に見舞われた場合、
どうしても被害が出てしまいます。

最近でも、仙台市中心部で冠水被害がありました。
特に仙台市内中心部は排水能力が低いので、
短い時間に一気に降ると、冠水しやすい弱点があります。



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岩手の災害は、「水辺」と「山」が原因で
被害が拡大したエリアが非常に多い現実がありました。

人的被害が出た場所以外を見ると、
至る所の道路が破壊されており、
川が氾濫したのが大きな原因ではありますが、
他に「山からの土砂崩れ」もかなりありました。


八木山エリアでも、この「山に関わる危険」は、
隣り合わせになっている現状もあります。

先月末の「東北初上陸」と言われた台風が、
岩手に上陸したことで、岩手に大きな被害が出ましたが、
これが仙台市付近に上陸した場合、
おそらく八木山も無事ではなかったであろうと予想できます。



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仙台城付近



仙台市内は、広瀬川・名取川を中心に、
それに関わる沢なども多くあることから、
被害が出た場合の「覚悟」と「イメージ」は、
持っていた方がよい地域でしょう。


八木山から外に出るとき、
お気づきの方も多いと思いますが、
「必ず橋を渡る」現実があります。

近いところでは八木山橋ですが、
ここは水が溢れる危険性はありません。

しかし、広瀬川を渡る
「大橋」「霊屋橋」「愛宕大橋」「愛宕橋」などを中心に、
氾濫すると、仙台市中心部方向・・
その先に行けない立地になっています。

名取方向では「名取川」があるので、
川が氾濫、橋が倒壊してしまうと、
その先の生活が大変なことになってしまうのは、
想像できるのではないでしょうか。



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広瀬川



その大変な生活が、
今もまだ岩手北三陸・沿岸地域では続いています。


そして、そんな事態は八木山エリアはもちろん、
仙台市でも起こる可能性はある・・
というイメージは、持っておいた方が良いでしょう。



最後に、八木山エリアのお知らせ

・9月18日(日) 13時30分〜16時
 萩の郷福寿苑 秋祭り

「Tae-chu」ミニライブ
「山田牧場」 ミニ動物園

出店
「フォンテーヌ」「ポワール」「よこたや」「ハピカム」
「スマートエンジェル」「仙台ローズガーデン」「一寿園」等

・9月24日(土) 八木山本町公園まつり 16時〜


が開催されます。  ぜひ♪



★★★
posted by 八木山取材班 at 03:24| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする