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昭和30年代から、八木山を走り続ける「路線バス」
そして、車・タクシーなどを利用した「車の活用」
さらに「バイク」
いわゆる「モータリゼーション」です。

仙台市内中心部では、交通機関の中に、
「仙台市電」が昭和51年3月まで運行されていましたが、
昭和40年代からのモータリゼーションの到来により、
道路渋滞が多く発生し、市電の速度は低下していき、
「定時制が確保できなくなった」という事情になり、
仙台市電の利用者は年々減少していきました。
半世紀、人々の暮らしを支えた乗り物は、
地域性・街のレイアウトの特徴等も関係していますが、
モータリゼーションに移り変わった「時代の流れ」から、
消えてゆく運命になりました。

そして仙台市の移り変わりとして、
「地下の交通網」が加わります。
地下鉄南北線の開業は1987年ですが、
この計画は1970年代から始まっており、
仙台市地下鉄事業免許が認可されたのは1980年です。

そして2015年12月6日
八木山エリアをも結ぶ「地下鉄東西線」が開業しましたが、
認可は2003年の事です。
自動車メーカーは「車を売りたい」ですし、
電車・地下鉄関係は「乗ってもらいたい」ですし
バス関係も「バスを利用してもらいたい」と思いますし、
それぞれの事情や案を出しながら、
時代は流れ続けてきました。

もちろん、利用者にも「それぞれの都合」があり、
利便性や生活環境の違いから、
「それぞれの利用」をしていると思います。
取材班も色々と使い分けながら
地下鉄やクルマ・バイクを利用していますが、
「お金の安いパターンを考える」
「どっちが楽か」
などを考えてしまうでしょうか。
こういう事を考えるのも
「楽しみのひとつ」として生活できると、
充実感も出るのではないでしょうか。

例えば、
「八木山から地下鉄に乗って、仙台駅から東京駅」
に行くとします。


「地下鉄・八木山の改札口」から「東京駅」までは、
最短時間で「2時間」で行くことが出来ます。
地下鉄で約15分・新幹線ハヤブサで1時間30分です。
料金では「片道1万円とちょっと」でしょうか。
もう少し、細かく見てみます。
アタッシュケースなどの大荷物がある場合・・
色々と疲れるので、
「クルマで、八木山動物公園駐車場に駐めます」
1日500円です。2日駐めると1,000円です。
そして地下鉄・八木山〜仙台駅 300円。
指定席(はやぶさ):片道 約11,000円。
片道計算で1人・12,000円ほどです。
東京でタクシーなどを連発すると高くなりますが・・
チョイノリですと、先月から・・
タクシー初乗り410円【約・1キロ】になりましたので、
近場ならお得になりました。
これは取材班の仕事上の話ではありますが、
東京仕事で「大きな荷物」を持って行く場合・・
2人3人と連れて行こうとするならば、
「疲れるが、クルマの方が安上がり」です。

地下鉄東西線が出来る前までは、
東京に新幹線で行く場合・・
大きな荷物がある場合が多いので、
仙台駅までマイカーで移動・・
「仙台駅東口」などの「1日パーキング」
を利用して、新幹線に乗り込むという事情がありました。
ただ昨今・・
仙台駅付近の駐車場が1日料金でも「1000円超えが普通」
になっていることもあり
細かいですが、金銭面でも色々と考えてしまう部分もあります。
ただ、それ以上に厳しいと感じるのが
「雨や雪の日の移動」です。
仙台市中心部の駐車場から仙台駅までの移動が、
天候不順ですと厳しいという面があります。
それをクリアしているのが、
「地下鉄・動物公園駅駐車場への駐車」です。


八木山動物公園駐車場に駐めて、
地下鉄に乗って、仙台駅「新幹線ホーム」まで、
「ずっと屋根の中で移動できて、
さらに、すべてエレベーターだけで移動可能」
という利点があります。
もちろん、エスカレーターだけでも移動可能です。
これは、天候が厳しい場合は、かなりの利点になります。
この部分、もっとPRしても良いかもしれません。
天候不順の時は、
仙台駅付近にマイカー駐車するよりも「楽に移動できる」
バスの利用ですと・・
大きな荷物がある場合は気を遣いますし、
何より天候不順の場合は、色々と苦痛の面もあります。


意外と、気分的な面でも、活用方法が見出せる
八木山動物公園駅駐車場
この駐車場は、月極駐車場はありませんが、
「定期券利用」が可能で、
1ヶ月・全日定期8000円、
土日利用は出来ない平日定期5000円があります。
最大6ヶ月分で購入でき、
ゴールデンウィークの混雑時は、
定期利用者が優先的に入庫出来るそうです。
ただ・・出庫については難しいようです。
現在、全日定期は売り切れています。
平日定期はわずかに残っているようです。
「月極駐車場」として使えない理由は、
「どこのスペースも駐車可能」になっていることで、
「車を買う際の、車庫証明書を出せない」という
部分があります。
車庫証明は、
この場所に駐める・・●●駐車場の5番など、
マップや駐車スペースの位置を記載しなければならない
規則があり、
動物公園駐車場には駐車ナンバーが存在せず、
どこに駐めても良いことになっています。
このため、車庫証明書が発行できないのです。
ですので、
月極として利用できませんが、
月極のように利用することは出来る「定期」は存在します。
警備が24時間待機しており、
防犯カメラ等の体制もしっかり整っています。
屋根付きという事も考えると、
この動物公園通り上の全日8000円は、
安い気がします。
住宅地内の駐車場は5000円平均でしょうか。
☆☆☆