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太白区 緑ヶ丘団地。
八木山のエリアに、この緑ヶ丘が入るのかを検討していましたが、
入ると判断させて頂きました。
緑ヶ丘団地の宅地造成は、民間業者によって昭和32年頃に
開始されています。
この緑ヶ丘団地に、昭和38年から、ずっと営業しているスーパーが
あるのをご存じでしょうか?
昭和38年創業、緑ヶ丘団地の食卓を支えてきたスーパー、
「グリーンショップ 朝日屋」 さんです。
昭和38年創業
「グリーンショップ 朝日屋」
営業時間 10:00〜19:00
定休日 正月のみ
宮城県仙台市太白区緑ケ丘1丁目18-15
電話番号 022−247−7576
社長様より、取材許可を頂きました。
ありがとうございました。
八木山団地と言われるエリアの宅地造成が本格的になったのは、
昭和40年以降のことです。
その以前は、向山エリア付近が早くに造成されていました。
そしてもう1箇所、早くに造成を開始したのが緑ヶ丘エリアです。
昭和32年頃から宅地造成を開始した緑ヶ丘団地は、
初めの頃、その先の「青山エリア」までは進んでいませんでした。
もちろん当時は、砂漠のような感じす。
宅地造成は、緑ヶ丘郵便局の目の前にある
この「グリーンショップ 朝日屋」さんの少し先で、
止まっていました。
以降、青山、松ヶ丘と進んでいくことになります。
当時の交通機関は、
現在の旧286号線側から、バスが運行されていました。
しかし、青山エリアの手前でUターンして戻ってきていたそうです。
折り返し運転という状態ですね。
現在は、仙台市営バス等が「緑ヶ丘3丁目行き」として、
仙台駅から動物公園、松ヶ丘、青山を通って緑ヶ丘団地へ
向かっていますが、
当時はこの路線が存在していません。
青山エリアから動物公園付近までが開拓されていないわけ
ですから、道路が無いという状態です。
社長様にお伺いしたところによると、
この「グリーンショップ 朝日屋」の前のバス道路、
以前は「桜並木」だったそうです。
当時、小さい桜の木を植えて、ビシッと育って桜並木になっていた
そうですが、現在はありません。
上記写真の木、グリーンショップ 朝日屋さんの前に立つ木が、
その桜並木で、「2本」だけ残るうちの、貴重な1本だそうです。
桜が咲く頃、取材班でも記録しておきたいと思います。
このグリーンショップ 朝日屋さんは、店に入っただけで
分かりましたが、この緑ヶ丘団地で、完全に地域に根付いて
いるスーパです。
近くのバイクショップ、「YOU SHOPあんどう」さんから
紹介されたのですが、
「地域に根付いているスーパーだよ」と伺っていました。
本当に地域密着型スーパーです。
近所に住むお年寄りの方への、ライフラインになっていることが
分かります。
「朝日屋さんに来るのが楽しみで」 という感じが、
お客様を見ていて伝わってきます。
貴重ですね。 地元に根付くお店は。
何よりですね、お店の方も元気が良いです。
至る所から「いらっしゃいませ!」という威勢の良い声が
返ってきます。
大事ですね、こういう事も。
思わず写真に撮ってしまいましたが、
このタバコの看板などは、当時からのモノだろうなと
思います。
こういう風景も、貴重ですね。
今回は、地域に根付く緑ヶ丘団地のスーパー、
「グリーンショップ 朝日屋」さんからお送りしました。
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2010年04月13日
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