この八木山に住むと、公共交通機関がバス、そしてタクシーです。
さらに、ご家庭の持ち物である「クルマ」「バイク」です。
5年後には地下鉄が来ますけど、現状では、です。
この時期、東北工業大学などの学生さんが「バス停」に並ぶ列を
多く見ます。
学校の方でも、交通事故があるので、公共交通機関のバスを
利用するようにという指導もあるそうです。
80年代、90年代といえば、ホンダ・ヤマハで繰り広げられた
安値競争もあったりと、バイクブームがありました。
原付バイクなどは、クルマより先に乗る「乗り物」、
公道を走らせることが出来る「初めての乗り物」という
パターンが多くありました。
取材班の私も、今思えば車を初めて買った時よりも嬉しくて、
当時、原付だけを乗っていた時期が、一番楽しかったかも知れません。
バイクブームがあった時、その時の原付バイクは、
「2スト単気筒」というエンジンが多く、
「燃費悪い」「排ガスが出る」という、クリーンエコとは逆行して
いたエンジンでした。
いまの主流である4ストは、クルマと同じく
「オイルを溜める」タイプなので、
自己判断等で3000キロくらいの目安で、
「オイル交換をする」必要があります。
ただ、2ストのオイルはガソリンと同時に燃焼するため、
1000キロくらいでオイルを入れなければなりませんでした。
そのため、バイク店に頻繁に行って、2ストオイルを購入して
オイルを入れる作業がありました。
考えてみれば、当時のバイクは、1000キロおきにオイルを
入れないと「エンジンが焼き付く」ために、
バイク店にマメに行く必要があったんですね。
しかし今は、4ストでオイルを溜めるタイプなので、
「まだ大丈夫」というノリで乗っている人も多く、
バイク店にマメに足を運ぶ「必要性」というのが薄れている方も
多いのではないでしょうか。
ただでさえ、若者の車離れ・バイク離れという話も聞く中で、
4ストのエンジンが主流になった事での、
「マメにバイク店に行く」事が無くなった事での
お店へのダメージは、計り知れないと思います。
そんな中で、東北工業大学の隣で、今年で16年間も
バイク店を営んでいる「バイクショップ」が
「スーパービーズ」 さんです。
スーパービーズ 八木山店
営業時間 10:00〜19:00
定休日 なし
東北工業大学売店指定ショップ
ヤマハ・ホンダ・スズキ 正規取扱店
日本二輪車協会会員
新車・中古・カスタム・車検・一般整備
太白区桜木町1-10-B1
電話 022-229-4194
取材許可を頂きました。 大変ありがとうございました。
90年代に、
ホンダのライブディオZX、ヤマハ・スーパージョグZR、
スズキのセピアZZと、三つ巴合戦があった時期が懐かしいです。
7.2馬力の自主規制ギリギリで、メーカーもアツイ時期でした。
スクーターが飽きたら、ギア付のバイクという事で、
NS−1とかTZR50などに流れたりする「お約束」も
あったように記憶しています。
90年代後半に「排ガス規制」がかかり、そして数年前にもあり、
その時にはバイクのラインナップが1/3ほどになりました。
いわゆる「インジェクション化」に伴って、
今ではかなり増えましたが、
それでもバイクのラインナップが減り、しかもバイク価格も上がり、
大手のバイク店でさえ、「中古を中心に取り扱う」必要がでた
時期もあったそうです。
それに追い打ちをかけるように、若者のクルマ・バイク離れと、
携帯電話の普及。
私なんかは、携帯電話の通信料がタダになれば、
景気が上がるのでは? と思っているほどです。
そんな中でも、八木山のバイク店は、頑張っているんです。
スーパービーズさんも、この場所に来たのが平成6年頃。
当時は、団塊ジュニアの子供が、バイクの免許を取得出来る付近の
時代ですから、まだ八木山エリアも景気が良かった頃です。
取材班は、バイク無しの生活や仕事は「不可能」と思っています。
この八木山放送局の取材も、バイクです。
燃費も良いですし、渋滞もほぼ関係ない、行動範囲が広いですから、
「冬は寒い」「雨が濡れる」という事を除けば、
こんなに便利な乗り物はありません。
今の若い人は、バイクやクルマに乗れることが、ステータスという
事になっていないのが、淋しいです。
人生、損をしている気さえするのは、取材班だけでしょうか。
スーパービーズさんの代表の方も、
明るい方で、お酒でも一緒に飲めたら確実に楽しいだろうなと
思う方でした。
工大の生徒さん、バイクどうですか?
楽しい学生生活が送れますよ♪
今回は、八木山のバイク店
「スーパービーズ」さんからお送りしました。
★★★