2010年05月21日

八木山の テレビ・ラジオ放送局 「TBC東北放送」

★★★




東北で初めて、民放ラジオの第一声を乗せた電波が発射された

ラジオ放送局は、どこだと思いますか?



それは、八木山にある「TBC東北放送」さんなんです。



昭和27年3月、65メートルの1本の木柱を立て、

同年4月5日に、3キロワットの出力でサービス放送を発信。



当時の八木山送信所は、東北放送の住宅展示場付近でした。



本放送が昭和27年5月1日、全国11番目、東北で初めて、

八木山の送信所から民放ラジオが発信されたのです。



のちに「東北放送株式会社」となりますが、

当初は「株式会社ラジオ仙台」という名称でした。



「JOIR こちらはラジオ仙台です。」という

アナウンスが、最初に流れたそうです。



当時、送信所は八木山にありましたが、

「第1.第2スタジオ」と呼ばれるスタジオは、

現在の錦町公園の場所にあった「レジャーセンター」内に

ありました。



この頃、八木山送信所には「水」が通っておらず、

八木山住民も含め、当時の八木山の水源だった「清水沢」まで

下りて水を汲みに行く必要があった時代です。



ちなみに、現・東北放送の位置は、標高約140メートル地点です。



当時は、水には相当苦労したと、いろいろな所から聞きます。




一方、テレビ放送を開始したのは、昭和34年の4月1日です。


現在のテレビ塔は、昭和33年に建設されました。



IMG_4067-1.JPG




仙台では、1チャンネル。 TBS系放送局です。


東北放送さんがなければ、現在の地上波では、

1チャンネルは見ることが出来ません。




テレビ塔建設にあたり、

アンテナを建てる前に、まず行ったのが地質調査だったそうです。


アンテナを建てて、倒れるような地盤だったら危ないです。



ところが、八木山という場所は、亜炭の採掘が盛んな場所だったため、

あらゆる場所に杭道が走っていたのです。



現在でも恐竜山などにも残っているはずです。



しかしテレビ塔付近は大丈夫という事で、建設に着手されました。



さらに井戸掘りの必要がありました。


当時は八木山神社付近までしか水道が来ていなかったため、

勤務する人の飲料水としてはもちろんですが、

放送機器の「冷却」をするためにも「水」は絶対必要でした。



ラジオの開局当時は、職員の方々はバケツ持参で清水沢から

水を汲んでくるのが日課だったそうです。



井戸は成功したのですが、地盤が粘土質だったこともあり、

さらには、酸化鉄が多い水質で、かなりの苦労があったようです。



もう一つ苦労をあげれば、

新しく建てた「テレビ塔」に、隣接していた「ラジオ塔」の電波が、

テレビに影響させないようにすることだったそうです。





ちなみに、現在は新しくなっていますが、

「東北放送会館」は、テレビ放送開始から4年後の、

昭和38年完成だったそうです。



テレビ放送が始まった頃は、

スタジオは「河北新報社」内に移っていました。



ちなみに、仙台の放送局でラジオ・テレビ共に一番早いのは、

NHKさんです。


民放で一番早かったのは「TBC東北放送」さんです。




八木山という立地は、高台のためにアンテナを建てるには、

たいへん良い立地だったそうです。



八木山というエリアで、「大企業」が立地した経歴で

現在まで一番歴史が長いのが「TBC東北放送」さんです。



この時期より前に開業していた、向山の「吉田屋食堂」さんには、

当時の東北放送さんのスタッフの方も来ていたでしょうね。



ラジオ開局の昭和27年あたりは、

バスさえも八木山エリアに来ていない時期で、

それこそ何にもない場所だったのですから、

当時の方は相当苦労したと思います。



「つらさ」の種類は違うと思いますが、

今の若い世代には、耐えられない「つらさ」なのではないでしょうか。





右のカテゴリーに、「TBC東北放送」様より

リンク承諾を頂きました。


右のリンクよりホームページにジャンプします。



放送もしていないのに、

「八木山放送局Net」と命名していましたが、

八木山の動画配信も視野に入れているのでこうしています。



しかし、本当の八木山にある放送局は「TBC東北放送」さん

ですので、皆さま、お間違いの無いようにお願いします。



IMG_4070-1.JPG




今回は、「TBC東北放送」さんから、お送りしました。





★★★










posted by 八木山取材班 at 21:12| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の 放送・新聞・映像・写真屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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