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八木山放送局Netの更新をしている時、
八木山の記事は何で調べているのかと聞かれる時があります。
様々な書物、地元の方々からの体験談などを聞いて記事にしている
のですが、大変参考になった著書があります。
石澤友隆先生が綴った「八木山物語」という書籍です。
河北新報出版センターから、2000年に発刊された「八木山のバイブル」です。
河北仙版さんの、八木山地区で配布していた地域新聞「さかみち」。
その「さかみち」で、「さかみち歴史講座」という枠に連載されて
いた記事が、本になり出版されたモノです。
この本の発刊は、今から10年前です。
最近まで、この本を読みたくても、新刊では購入できず、
古本屋さんか、ネットオークション等で購入するしか方法は
ありませんでした。
この本を持っていない方、喜んでください。
最近、この「八木山物語」の増刷が決定し、
再び販売開始されました。
1400円です♪
江戸時代の仙台藩領地だった時代から、
私財を投じてを切り開いて八木山を造った、
仙台の富豪八木久兵衛氏の物語です。
八木山地区の起こりから、平成12年までのエピソードが
ビシッと書かれています。
当時、この本を読んでいた事が、今の八木山放送局Netの
きっかけになっていると言っても大げさではありません。
地元の方なら、特に若い方には、ぜひ読んで頂きたいですね。
この「八木山物語」は勿論ですが、他にも参考資料があり、
「八木山連合町内会の10年の歩み」など、
様々な資料が八木山エリアに存在しています。
他にも、仙台市の郷土史関連の書籍も参考にしています。
八木山エリアの方も、他のエリアの方も、
河北新報社の「八木山物語」を、ぜひ!
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2010年06月01日
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八木久兵衛さんは動物公園前の銅像の方ですよね。ぜひ本を読んでみようと思います。
私は八木山で育って、結婚後は離れていましたが、ずっと住むならば八木山がいいとこの春に引っ越してきました。いろいろ街も変わっていますね。今後も地下鉄で大きく変わるのでしょうね。
動物公園前の銅像は、5代目の八木久兵衛さんです。
一方4代目八木久兵衛さんは、「越路山」を買収を決めた方で、
4代目の意志を継いで5代目が八木山を買い取ったそうです。
ということまで、「八木山物語」に書いてあります♪
私も就職した時に関東へ行き、結婚後も八木山を離れていました。
事務所は八木山にありましたが(^_^;)
先日、八木山のマンションに家族揃って私も越してきました♪
他の地域を見ると、八木山の良さも改めて分かる部分も多いので、
そういった経験も生かして更新していきたいと思います。