★★★
「鹿落坂」 撮影:株式会社東北記録映画社
「鹿落」(ししおち)という由来は、
身ごもった鹿が、広瀬川の水を飲みに行く途中に、
誤って崖から転落、負傷してしまい、
傷の治療と安産を兼ねて浸かったお湯というところにあるそうです。
鹿のすべり落ちた場所を「鹿落坂」と呼ぶようになりました。
厳密には八木山エリアではありませんが、すぐ近く。
その鹿落坂の途中、向山1丁目に昔から存在する旅館があります。
創業は「延宝八年」と言います。 1680年です。
約330年前ということになります。
太白区向山の 「鹿落旅館」 さんです。
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「鹿落旅館」
創業 延宝八年(1680年)
料金
一泊二食付き 7,500円
一泊朝食付き 6,000円
素泊まり 3,800円
館主 遠藤 光春
住所 〒982-0841
宮城県仙台市太白区向山1-1-1
TEL 022-222-8026
FAX 022-222-8034
リンク承諾を頂きました。
大変ありがとうございました。
「鹿落温泉」さんの温泉は、
上記にもある、鹿が落ちた時に傷を癒したお湯ですね。
戦前は「湯治宿」として経営、
戦争の時、仙台空襲で建物は全焼してしまい、
その後に建て直して、現在の建物になっています。
現在の建物は、50年以上ということになりますね。
「裸の大将」でお馴染み、山下清 画伯も宿泊したということで
有名です。
この旅館から見える風景は、仙台市街地が見える絶景です。
下には、「青葉城恋歌」でも有名な広瀬川です。
仙台に旅行して、「鹿落旅館」さんに宿泊した方、さすがです。
わかっていらっしゃる、そんな気がします。
最近では、都市計画道路「向山常盤丁線」の沿線にあるため
ピックアップされたりしましたが、
この通りはこのまま残る予定になっています。
ここから見える景色も、だいぶ変わったと思います。
仙台市街地の発展を、この鹿落旅館さんは見続けてきました。
そして、このエリアのことも。
八木山エリアに観光した方など、
鹿落旅館さんに宿泊してみませんか?
いつまでも、ずっと残って頂きたい、最重要宿泊施設が、
「鹿落旅館」さんです。
★★★
2010年07月01日
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