★★★
皆さんは、「焼き印」をご存じでしょうか?
焼印は、人類最古の表現方法であると言われています。
筆記用具や紙が登場する以前、
人が焚火の「燃えさし」で、地面や壁に絵や記号を書いていました。
ペンや筆等の筆記用具は、燃えさしの墨の部分を使いやすく
変化させた物だそう。
食べ物などで、卵焼き、まんじゅう、せんべい、パンなどに、
「焼き印」が押されているものを見たこと、ありませんか?
それ以外では、木製の製品でも見かけると思います。
その「焼き印」が欲しい! と思っても、
デパートなどで見かけることはないですね。
八木山・・いえ、宮城・・、東北でここだけ。
全国的に見ても、製作している場所の数が圧倒的に少ない
「焼き印の製作所」が、八木山にあるのをご存じでしたか?
創業は明治22年。 現在は4代目と伺いました。
「私の代で、最後ですね」
その言葉が印象的でした。
八木山の匠・伝統を受け継ぐ文化。
宮城県では、確実にここだけ! という、
「焼き印」造りの製作所が、八木山にあります。
「瀬川製作所」 さんです。
↑ 詳細ページ
「瀬川製作所」
営業時間 朝から晩
定休日 ほぼ無休
*出店等で、定休あり
製作期間 1週間〜3週間(手間による)
焼印(二文字モノ)5,000-
焼印(一文字モノ)4,000-
他、注文内容により、価格応談。
【住所】 仙台市太白区八木山香澄町16-15
【TEL】 022-229-2911
「瀬川製作所」の代表、瀬川様より取材許可を頂きました。
右のリンクに追加させて頂きます。
ありがとうございました。
女性の方、料理・お菓子などを作る方には興味がある
のではないでしょうか?
焼き印の使用方法は、
ガスで焼き印を熱する → そして「押す」
これだけですね♪
焼き印ですからね、火を使って押すわけです。
例えば「まんじゅう」などに押す時のコツがあるそうです。
ジューッと押している時間です。
「2秒間」がベストだそうです。
1秒だと焼き目が薄くできてしまい、
3秒だと焦げ気味になるそうです。
瀬川さんは、ご夫婦で営業・製作されていて、
全国各地から「出店依頼」があるそうです。
それはそうでしょう・・、全国的に少ないですから(^^)/
道具・商品を持ち込んで、お祭りなどに出店するわけです。
今年ですと、桜で有名な、青森の弘前城址公園の「桜祭り」にも
出店していたそうです。
取材班、今年の桜祭りに行っていたんですけどね(^_^;)
気づきませんでした・・。
こういった出店があるので、不定休ですね。
明治時代から、代々で続いてこられた
瀬川製作所の「焼き印造り」は、
現在の代で「最後」だそうです。
そうおっしゃっておられました。
昔ながらの手法で、「手作り」されているんです。
男性でも、何か作る時、使えますよね、焼き印は。
プラスチックなどの溶けるモノには押すことが出来ませんが、
主に「木製」の製品には焼き印出来ます。
女性の方など、「ホームパーティー」などで
焼き印が押された料理を、
サプライズでテーブルに並べたら楽しいでしょうね♪
大きさも、ハンコのような小さいモノから、
看板クラスの巨大クラスまで製作可能ということです。
ハンコのように、名前などはストックしているモノも多いですが、
もちろん「書体」なども含めて受注生産して頂けます。
ストック品ならば、すぐ受け渡しが可能です。
お店の看板、メニューなどで使用しても良いですよね♪
巨大な看板クラスも可能というのが凄いです(^_^;)
受注履歴も見せて頂きましたが、
確かに巨大なモノがいくつもありました。
受注のモノは、価格応談ですので「電話連絡の上」
打ち合わせしてくださいね。
書体などがお好みならば、
そのサンプルなどを必ず持参してください。
そのサンプルを見ながら製作するそうですので。
久し振りに登場しましたね、
「 宮城県・東北でも、八木山だけにしかない、商い処 」です。
知らない方も多かったのではないでしょうか?
八木山香澄町エリアの、住宅地の一角にありますので、
「お電話1本」入れてから行ってくださいね♪
今回は、八木山の匠・焼き印造りの
「瀬川製作所」さんからお送りしました。
★★★
2010年11月07日
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