2010年11月07日

八木山の匠 焼き印製作 「瀬川製作所」

★★★




皆さんは、「焼き印」をご存じでしょうか?



焼き印.jpg





焼印は、人類最古の表現方法であると言われています。


筆記用具や紙が登場する以前、

人が焚火の「燃えさし」で、地面や壁に絵や記号を書いていました。


ペンや筆等の筆記用具は、燃えさしの墨の部分を使いやすく

変化させた物だそう。



食べ物などで、卵焼き、まんじゅう、せんべい、パンなどに、

「焼き印」が押されているものを見たこと、ありませんか?


それ以外では、木製の製品でも見かけると思います。



その「焼き印」が欲しい! と思っても、

デパートなどで見かけることはないですね。



八木山・・いえ、宮城・・、東北でここだけ。



全国的に見ても、製作している場所の数が圧倒的に少ない

「焼き印の製作所」が、八木山にあるのをご存じでしたか?



創業は明治22年。 現在は4代目と伺いました。


「私の代で、最後ですね」


その言葉が印象的でした。



八木山の匠・伝統を受け継ぐ文化。

宮城県では、確実にここだけ! という、

「焼き印」造りの製作所が、八木山にあります。


「瀬川製作所」 さんです。


↑ 詳細ページ


IMG_3493.jpg


IMG_3495.jpg






「瀬川製作所」


営業時間 朝から晩


定休日  ほぼ無休 

     *出店等で、定休あり


製作期間 1週間〜3週間(手間による)


焼印(二文字モノ)5,000-
焼印(一文字モノ)4,000-

他、注文内容により、価格応談。


【住所】 仙台市太白区八木山香澄町16-15

【TEL】 022-229-2911





「瀬川製作所」の代表、瀬川様より取材許可を頂きました。

右のリンクに追加させて頂きます。

ありがとうございました。





女性の方、料理・お菓子などを作る方には興味がある

のではないでしょうか?



焼き印の使用方法は、

ガスで焼き印を熱する → そして「押す」


これだけですね♪


焼き印ですからね、火を使って押すわけです。



例えば「まんじゅう」などに押す時のコツがあるそうです。


ジューッと押している時間です。


「2秒間」がベストだそうです。


1秒だと焼き目が薄くできてしまい、

3秒だと焦げ気味になるそうです。




瀬川さんは、ご夫婦で営業・製作されていて、

全国各地から「出店依頼」があるそうです。


それはそうでしょう・・、全国的に少ないですから(^^)/


道具・商品を持ち込んで、お祭りなどに出店するわけです。



今年ですと、桜で有名な、青森の弘前城址公園の「桜祭り」にも

出店していたそうです。


取材班、今年の桜祭りに行っていたんですけどね(^_^;)

気づきませんでした・・。


こういった出店があるので、不定休ですね。




明治時代から、代々で続いてこられた

瀬川製作所の「焼き印造り」は、

現在の代で「最後」だそうです。


そうおっしゃっておられました。



昔ながらの手法で、「手作り」されているんです。



男性でも、何か作る時、使えますよね、焼き印は。


プラスチックなどの溶けるモノには押すことが出来ませんが、

主に「木製」の製品には焼き印出来ます。



女性の方など、「ホームパーティー」などで

焼き印が押された料理を、

サプライズでテーブルに並べたら楽しいでしょうね♪



大きさも、ハンコのような小さいモノから、

看板クラスの巨大クラスまで製作可能ということです。



ハンコのように、名前などはストックしているモノも多いですが、

もちろん「書体」なども含めて受注生産して頂けます。


ストック品ならば、すぐ受け渡しが可能です。



お店の看板、メニューなどで使用しても良いですよね♪


巨大な看板クラスも可能というのが凄いです(^_^;)


受注履歴も見せて頂きましたが、

確かに巨大なモノがいくつもありました。


受注のモノは、価格応談ですので「電話連絡の上」

打ち合わせしてくださいね。


書体などがお好みならば、

そのサンプルなどを必ず持参してください。



そのサンプルを見ながら製作するそうですので。



IMG_3496.jpg




久し振りに登場しましたね、

「 宮城県・東北でも、八木山だけにしかない、商い処 」です。



知らない方も多かったのではないでしょうか?


八木山香澄町エリアの、住宅地の一角にありますので、

「お電話1本」入れてから行ってくださいね♪





今回は、八木山の匠・焼き印造りの

「瀬川製作所」さんからお送りしました。




★★★

posted by 八木山取材班 at 02:36| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の 買い物 (食品・雑貨・用品) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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