★★★
八木山の全エリアとは言えませんが、
八木山と仙台市街地を結ぶ動脈道路「青葉城趾ルート」。
今回は、八木山に住んでいる方、
重視するのは「これから・・」と思っている方への
「八木山からの移動物語」という企画を、
シリーズでやっていこうと思います。
その地域に住むということは、
「他のエリアへ移動するためのルート」も重要と思いましたので、
昔に八木山に住んでいた方でも、
「懐かしんで見て頂ければ」と思います。
撮影/株式会社東北記録映画社
撮影・平成21年11月
東北地方の中心都市・仙台市の代表駅、玄関口の「仙台駅」です。
現在の仙台駅は、6代目の仙台駅で、昭和52年12月15日に
営業を開始しています。
5年後に開業予定の地下鉄東西線の「仙台駅」は、
「ロフト」の脇、南町通り沿いになります。
仙台駅の空中遊歩道、「ペデストリアンデッキ」がありますが、
面積・総延長距離は日本一なんですね。
仙台のメイン通りといえる「青葉通り」。
ご覧の通り、秋の季節の「ケヤキ並木」は、紅葉が綺麗です。
同じく「青葉通り」の「西公園付近」です。
地下鉄東西線の駅・路線のため、工事が活発化しているエリアです。
この「西公園付近」から、青葉城趾に向かうルートが、
八木山方面に向かう「メインルート」という事になります。
ちなみに、この辺りから「八木山動物公園まで、徒歩で歩いていく」
とすると、「大人の足で、約45分」です。
仙台駅から西公園までが「徒歩で約20分」という感じですので、
仙台駅から八木山動物公園まで「大人の足で、約1時間10分ほど」
という感じになります。
西公園から青葉城趾へ向かうと広瀬川を渡る「大橋」があります。
長さ約116メートル、幅約11メートルです。
夏の花火大会では、かなり混雑することでも有名ですね。
17世紀初めに、仙台城大手門と仙台城下を結ぶために架けられ、
現在のコンクリート橋になるまで、何度も「洪水で流された橋」です。
平成3年に建てられた「仙台国際センター」の脇を通り、
八木山へ向かう「一発目のさかみち」が登場します。
博物館入り口の脇に「五色沼」がありますが、
明治30年頃に、米国人のデブィソンが、この「五色沼」で
子供達にフィギュアスケートを教えたということから、
「日本のフィギュアスケート発祥」が、
ここの「五色沼」といわれます。
国の史跡に指定されている「仙台城趾」。
ここに「大手門」がありましたが、
仙台空襲の際、米軍のB29により投下された焼夷弾により焼失しました。
ここから、言わずと知れた「歴史街道」のような道を通り、
八木山に向かうことになります。
「激坂」と言える、この「さかみち」は、
雪が降った時はもちろんですが、
「紅葉の葉っぱ」でも「滑る」ポイントがあるので注意ですね。
仙台市交通局が運行する仙台市内の観光地を「循環する路線バス」の
「るーぷる仙台」も、一生懸命のぼる姿を見ることが出来ますが、
平成11年から運行開始しています。
クルマで言えば、「2速」じゃないと登れない、
それほどの傾斜角があり、この辺りが一番キツイです。
徒歩で歩いても、この辺りが一番キツイのが分かります。
ただ、昔と違い「歩道」が綺麗に整備されましたので、
歩きやすくなっています。
夜間は少し照明の数が足りないのが難点です。
ピーク地点を、上から見ると、この傾斜角です。
積雪時は、「登りよりも、下りの方が怖い」と思わせる代表例の
ような地点で、雪の怖さを把握している八木山住人は、
積雪があると「避けて通るルート」です。
理由が、この傾斜角ですね(^_^;)
この地点まで来ると、徒歩の方は「本丸会館」の方に入った方が
良いでしょう。
2年前の平成20年から、
仙台・宮城デスティネーションキャンペーンを契機に、
仙台城趾跡が夜の11時までライトアップされ、
本丸にある有料駐車場が、昼間に普通車1時間400円かかりますが、
夕方6時以降は「夜間無料開放」にしています。
デートスポットとして、伊達政宗が仙台市を眼下に眺めた風景を、
夜に見ることが出来ます。
徒歩の人は、昼も夜も関係なく通過できますので、
この車道を通らずに、本丸を通過しましょう。
ちなみに、この道路の奥に「石垣が出っ張っている地点」
があります。
「暗黙の了解の、ゆずり合いポイント」です。
2台が全くすれ違えないという訳ではありませんが、
安全のため譲り合いましょう♪
徒歩の場合は、この「駐車場入り口」の、
ヘアピン地点から出る事になります。
クルマ・バイクの入場口もここからです。
カップルには「デートの入り口」といったところでしょうか♪
そして、大渓谷の「竜の口渓谷」を眺められる「八木山橋」。
この橋を渡ると「太白区」に入り「八木山エリアに突入」
することになります。
ここからも、500メートルほどの「さかみち」が続き、
八木山動物公園・八木山ベニーランドの道に出ます。
情緒ある「仙台市街地から八木山を結ぶ青葉城趾ルート」。
「なんの変化もない通勤ルート」よりも、
取材班は「楽しい」と思っています。
なにより、「いつまでも変わらない風景」です。
仙台から離れても、このルートはいつでも変わらないのではと
思います。
「八木山に住む」ということは、
「外のエリアに移動するルート」というものも
重要だと思います。
これから八木山に住もうかなと思って頂ける方にも、
「移動ルート」の紹介は必要なのではと思い、
シリーズ化として、不定期になりますが
ご紹介していければと思います。
★★★
2010年11月26日
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