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明日の1月17日。
阪神淡路大震災から、今年で16年です。
今年、成人を迎えた20歳の新成人が4歳の頃でしょうか。
1978年・昭和53年に起きた
「1978年・宮城県沖地震」は、
少なくとも、35歳以下の人は「ほとんど知らない」
はずです。
宮城県沖地震は、過去にいくつも起きています。
1793年 2月17日 約 M8.2
1861年10月21日 約 M7.4
1897年 2月20日 約 M7.4
1936年11月 3日 約 M7.4
そして、
1978年 6月12日 約 M7.4
です。
約40年ほどの幅で起きていることになります。
地震保険の世帯加入率が全国3位という宮城県。
以前にも地震のことは記事にしたことがありますが、
宮城県沖に限定すると、
八木山エリアで一番被害が集中したのが、
「緑ヶ丘エリア」でした。
もちろん他の地区でもブロックが崩れたなどの被害は
あちこちで見られましたが、
「まったく被害が出なかった」という地区もあります。
宮城県沖地震以外でも、
1998年宮城県南部地震
2003年三陸南地震
2005年宮城県南部地震
など、色々な地震が起きている中で、
「宮城県沖」の時にはこ被害がなかったのに、
「南部地震」の時に大きな被害が出たという
地区もあります。
「備え」は必ず必要ですが、
もっと必要なのが、
「地域の結びつき」であり「助け合い」です。
「何かあった時の、地域の助け合い」が出来るエリアは、
「どんな発展したエリアよりも、素晴らしいこと」
だと感じます。
よく取材すると、
「町内会とか、地域でやるモノが、面倒だ」
という声が、特に若い世代で聞かれます。
すなわち「地震などの災害を、経験していない世代」
という事です。
「祭り」は、人の絆を強めるため。
地域町内会や祭りなども、
そういうことです。
これから地震が起こった時、
「あなたは誰に助けてもらうのでしょうか?」
「誰にも助けてもらえなかったら、どう思いますか?」
そういう時の「ツケ」というものは、
「何かあった時に、回ってくるモノ」です。
地域で行っている様々なモノは、
何一つ、ムダなモノはないと思います。
今まで「地域のこと」に、関心がないという方、
少しだけでも良いんです。
このサイトを、そして今回の記事を見て頂くなどして、
「少し関心を持った」と思って頂ければ幸いです。
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2011年01月16日
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