2011年02月25日

太白消防団八木山分団  八木山エリアの地元消防団

★★★




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前回に引き続き、消防・防災の第2回目です。


「地元消防団」についてです。



「地元消防団」とは、耳にしたことがある方も多いでしょう。



太白消防署 八木山出張所の職員の皆さまは、

「仙台市の職員・地方公務員」です。


では、消防団は?


地元消防団は、「自営業などの自分の職を持ちながら」、

災害時に出場するような形になっている「非常勤公務員」です。


もちろん消防団は就職先ではなく、

あくまで「自分の職を持ちながらのサブ的な仕事」です。

この辺は勘違いしないで下さいね。


災害時には、「消防署」の補佐役的な消火活動、

救助活動などを行います。



「災害時以外」では、

防災訓練の指導、地域防災等の広報、住宅防火訪問なども

行うそうです。




「地元消防団」という名称が馴染み深いですが、

八木山エリアにも消防団があります。



「太白消防団 八木山分団」 と言います。


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八木山市民センター脇、八木山つどいの家の隣に、

「消防の車庫」を目にしたことがあると思います。


ここに消防のポンプ車が入っています。


これが「太白消防団八木山分団」の機械器具置場です。


平成元年に設置されました。


「八木山つどいの家」も、平成元年で、

以前は「八木山集会所」だった場所です。




「太白消防団八木山分団」の定員は30名。

現在25名がいらっしゃるそうです。




消防団は、

「地域のためのボランティア精神で活動する場」として

思って頂けたら良いと思います。



「自分の住む八木山を、災害から守るため」


この精神ですね。



年額数万円の年額報酬はありますが、

お金ではありませんね、ボランティア精神では。


仮に消防活動の際に負傷した場合の「公務災害補償」や

消防団活動に必要な制服の「制服貸与」、「表彰制度」

などもあります。




地元消防団の威力を発揮するのは、

八木山を例にとれば、

「八木山に根付いている人」「地域に根付く」方々が団員なので、

「八木山地域に詳しい」という部分です。



消防署の職員の方も「地域密着」ではありますが、

「転勤」もありますので、

ずっと八木山で働いている方ではありません。


災害が起きた時、

「住民の横つながりに詳しい」

「どんな方が住んでいるのか」など、


特に「地域で重要な、人と人とのつながり」で

消防団の存在は、無くてはならないものです。


「あの家のお婆ちゃんは、足が悪いから避難が難しい」

「今は空き家になっている」

「○○さんの台所は、このあたり!」



など、消防署の職員の方では、「把握が難しい部分」で、

地元消防団は威力を発揮することになります。


「地元のことは、地元に聞け」


という、当たり前のようで、最近では当たり前になっていない

「地域のつながり」が重要な部分です。




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上記に示しているように、地元消防団は

「自分の職を持ちながらの、サブ的な仕事」

です。



ある意味、八木山の「まちづくり研究会」にしても、

この「八木山放送局Net」にしても、

各それぞれが「自分の職を持ちながらのサブ的な仕事」、

ボランティアで行っています。


どうしても、自分の仕事を優先しなくてはならない時も、

多々あります。



地元消防団も、ボランティア精神。


「ハンパな気持ち」では考えないで下さいね。


「地域のために、何か役に立てることはないか」


と考えている方など、

「いろいろなもの」がありますが、

この「地元消防団」もそのひとつです。




普通の会社員の方など、

時間の制約もあるので難しいと思うところもあり、

「自営業の方」「会社を定年退職した方」「女性・主婦の方」などで

多く構成されているようです。



八木山の地元消防団

「太白消防団八木山分団」についての詳しいお問い合わせは、


 
「仙台市太白消防署 八木山出張所」


電話 022−229−4639



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までお問い合わせ下さい。





地域密着・地元消防団

「太白消防団八木山分団」について、

興味を持った、八木山地域の役に立ちたいと思っている方々、

ぜひ考えて見て下さいね。




宜しくお願い致します。








★★★

posted by 八木山取材班 at 15:26| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の 防災/消防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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