★★★
震災がもたらした様々な「影響」。
「夏の電力不足」が色々と報道されていますが、
昔は「扇風機」などが主力、
そして「アナログ的に納涼を求めた」気がします。
八木山は、当然「山」ですので、
森林に囲まれた「納涼」が存在します。
それでも住宅地で開拓されましたので、
住宅地の真ん中は「納涼出来るほどの場所」を
探す方が難しい感じでしょうか。
八木山を向山経由で長町方面に向かうと存在するのが
仙台市のシンボル「広瀬川」。
八木山から、気軽に楽しめる「水辺」ですね。
河原町から長町を繋ぐ「広瀬橋」。
この付近から広瀬川を見ると、ふと気づくことがあります。
「京都の鴨川と似ているな」という点。
数年前に、取材班が京都に行ってきた時の写真があります。
京都・先斗町<ぽんとちょう>付近と、鴨川です。
夏でしたので、日陰に納涼している方々がいますね。
一方で、これは「広瀬川」です。
何となくではありますが、似ている感じがします。
一方で、大きく差があるのが先斗町側のこの風景ですね。
これは仙台には存在していませんね。
これは取材班の友人に協力を得て「ある場所」から
撮影した広瀬川付近から仙台市街地への1カット。
この写真、昼間の写真と合わせて「別の目的」で紹介しますね。
昼間の写真をまだ撮影していないんです(^_^;)
なんとなく京都に似ている気がします。
「河原町」なんて、同じ地名もありますし。
八木山付近に、こういう場所、そして川が存在してくれているのは
素晴らしいことだなと思います。
仙台市が住みやすいと言われる由縁のひとつでもあるでしょう。
今年の夏は、
「自然の力を借りた 納涼」がキーポイントかも知れません。
しかしその川や海が、今回の震災で「凶器」と化した事も、
事実でした。
今回の件で「海が怖い」と思っている方は大勢いるでしょう。
「それでも、海は嫌いになれない」という方もいると思います。
まだ梅雨入りしていませんが、
夏の季節には「山・川・海」は、
「暑さを和らげてくれる宝物」として、ある意味では存在している
気がします。
震災で経験した「アナログ」が役に立ったことで、
注目されている「昔ながらのモノ、そして知恵」。
電気を使わないモノ。
うちわ、蚊取り線香、風鈴、縁側、打ち水・・・
そして、自然のもの。
今回の震災では「自然が猛威を振るった」形にはなりましたが、
「今後は、味方でいてくれる」事を信じたいですね。
今年の夏は、自然の納涼でいきましょうか。
★★★
2011年06月16日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック