2011年06月16日

八木山エリア付近 自然という宝物

★★★




震災がもたらした様々な「影響」。


「夏の電力不足」が色々と報道されていますが、

昔は「扇風機」などが主力、

そして「アナログ的に納涼を求めた」気がします。



八木山は、当然「山」ですので、

森林に囲まれた「納涼」が存在します。


それでも住宅地で開拓されましたので、

住宅地の真ん中は「納涼出来るほどの場所」を

探す方が難しい感じでしょうか。



八木山を向山経由で長町方面に向かうと存在するのが

仙台市のシンボル「広瀬川」。


八木山から、気軽に楽しめる「水辺」ですね。



河原町から長町を繋ぐ「広瀬橋」。


IMG_0821.jpg




この付近から広瀬川を見ると、ふと気づくことがあります。


「京都の鴨川と似ているな」という点。


数年前に、取材班が京都に行ってきた時の写真があります。


IMG_3264.jpg



京都・先斗町<ぽんとちょう>付近と、鴨川です。

夏でしたので、日陰に納涼している方々がいますね。


IMG_0826-1.jpg


一方で、これは「広瀬川」です。

何となくではありますが、似ている感じがします。



IMG_3265.jpg



一方で、大きく差があるのが先斗町側のこの風景ですね。

これは仙台には存在していませんね。



IMG_3376.jpg



これは取材班の友人に協力を得て「ある場所」から

撮影した広瀬川付近から仙台市街地への1カット。


この写真、昼間の写真と合わせて「別の目的」で紹介しますね。

昼間の写真をまだ撮影していないんです(^_^;)



なんとなく京都に似ている気がします。

「河原町」なんて、同じ地名もありますし。



八木山付近に、こういう場所、そして川が存在してくれているのは

素晴らしいことだなと思います。


仙台市が住みやすいと言われる由縁のひとつでもあるでしょう。



今年の夏は、

「自然の力を借りた 納涼」がキーポイントかも知れません。



しかしその川や海が、今回の震災で「凶器」と化した事も、

事実でした。


今回の件で「海が怖い」と思っている方は大勢いるでしょう。

「それでも、海は嫌いになれない」という方もいると思います。



まだ梅雨入りしていませんが、

夏の季節には「山・川・海」は、

「暑さを和らげてくれる宝物」として、ある意味では存在している

気がします。




震災で経験した「アナログ」が役に立ったことで、

注目されている「昔ながらのモノ、そして知恵」。


電気を使わないモノ。

うちわ、蚊取り線香、風鈴、縁側、打ち水・・・



そして、自然のもの。



今回の震災では「自然が猛威を振るった」形にはなりましたが、

「今後は、味方でいてくれる」事を信じたいですね。




今年の夏は、自然の納涼でいきましょうか。






★★★
posted by 八木山取材班 at 21:12| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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