★★★
今回ご紹介するお店は、紹介するジャンルが2つ存在するため、
2回連載に分けてご紹介します。
「八木山 向山エリア」
向山小学校の学区内に入る中のひとつ、
「長嶺エリア」。
この界隈では勿論有名なエリアですが、
「八木山緑町」「萩ヶ丘」等と隣り合っていて、
これまでは、そんなに注目度は高くないエリアではなかったかと
思います。
野草園・大年寺山方面に行かれる方は、
上記写真の界隈はクルマ等で通る方も多いと思いますが、
「向山幼稚園」等があり、緑に囲まれている道路が印象的です。
今の季節には非常に風情がある道路でもあり、
市道「八木山長嶺線」という名前が付いています。
最小幅・3.35 m 最大幅7.59 m・総延長921.5 m の道路です。
その「八木山長嶺線」に、
「子供たちのためのお店」が出来ました。
オープンは、2ヶ月前の平成23年5月です。
出来たばかりのお店ですね。
当サイトでは、新ジャンルのご紹介になります。
駄菓子屋/お花屋さんの
「おひさま」 です。
お花・生け花&駄菓子屋 「おひさま」
営業時間
10:00〜19:00
定休日 毎週・日曜日/第4月曜日
★花・生け花・お花教室・ブーケ・フラワーアレンジ
★駄菓子屋
★冠婚葬祭等の花 取り扱い
★駄菓子の配達 承ります
〒982-0847
仙台市太白区長嶺15−5
「おひさま」 代表の方より取材許可を頂きました。
右のリンク「八木山にある駄菓子屋」に追加させて頂きます。
ありがとうございました。
場所は、野草園・テレビ等の入り口付近です。
T字路になっている地点のすぐ近くです。
代表の方は、地元出身の方のようで、
スタッフの方を含め「幼稚園・保育園」で以前働いていた方々です。
保母さんですね。
子供たちの接し方は「プロ」ですし、理想的なパターンです♪
先日、子供たちが夏休みに入った事で、
「おひさま」には地元の子供たちが大勢詰めかけていました。
今週「昭和」というキーワードが多く登場しましたが、
その「昭和」の雰囲気タップリのお店の登場、
取材班は大変嬉しかったです。
夏に、自転車に乗った子供たちが駄菓子を買い、ラムネなどを飲み、
夏の暑さを味わい、そして「蚊取り線香」の香り。
正直、この雰囲気を味わったのは何十年ぶりだったでしょうか。
「保冷」の関係でアイスは置いてなかったですが、
予定があるなら「ガリガリ君」も良いですが、
「チュウチュウ」みたいなものを凍らせたアイスも
あると良いかな♪と感じた取材班でした。
安いですしね(^_^;)
駄菓子屋は「子供たちのコミュニケーションの場所」でもあります。
こういう書き方は適切ではないかも知れませんが、
「子供たちのためには、各町内に1店ずつ欲しい」のが駄菓子屋で、
子供たちにとっては、
「町内会等で、単発的に子供たちの喜ぶネタを考えても、
継続して営業している駄菓子屋には、絶対に勝てない」という
かなり大きな存在が「駄菓子屋」です。
オープンしてまだ2ヶ月。
地元の子供たちは、1人でいる時 「おひさま」に誰かいないかな? と、
そういう目的で訪れてくるそうです。
こういう「子供たちの場所」は、地元には絶対必要なんですね。
室内でゲームをする子供たちが多いですが、
「外に出る」という気持ちにさせてくれる貴重な存在で、
「コミュニケーションを取れる」憩いの場所が、駄菓子屋です。
そのうち店の方は、子供たちが色々と相談してくるといった事も
起きてくるのではないかと思います。
これも「駄菓子屋」のあるべき存在感です。
そして取材して印象的だったのが、御父兄の方々の言葉です。
「子供が、10円玉を大切に扱うようになりました。」
「10円あれば、おひさまで駄菓子が買える」と言っていたと。
取材班の子供の頃は、まだ駄菓子屋が存在していた頃ですので、
子供の頃は10円の大切さは「当たり前」でしたが、
今の子供たちは、そういう感覚でさえ「勉強できなくなっている」
んですね。
そういった意味では八木山緑町・長嶺エリアの子供たちは、
大変幸せな事ではないかと思います。
駄菓子屋「おひさま」、ファインプレーです♪
夏の盆踊りの時期にしか、飲まない感じになった「ラムネ」。
子供たちは美味しそうに飲んでいましたよ。
遠足・ピクニックで食べる「お弁当が美味しく感じる」ように、
こういう雰囲気で飲む「ラムネ」が一番美味しいんですよね。
この「おひさま」の店の雰囲気がまた、良い感じなんですよ♪
取材班の頃の駄菓子屋に置かれていた飲み物といえば「パレード」です。
王冠をめくると「10円」とかアタリまで付いていました。
宮城県・山形県・福島県の東北3県に40年近く流通していた
清涼飲料水で、その頃の子供たちの「てっぱんジュース」です。
平成17年頃に販売を中止しました。
そして2年前でしょうか。
宮城県の会社が「復刻版 パレード」を販売した事を
覚えている方も多いと思います。
しかし何の因果でしょうか。
今回の東日本大震災が「復刻版パレード」にも
影響してしまいました。
「復刻版 パレード」を製造していたのは、
駄菓子の流通業者「株式会社 東北食産」さんでしたが、
会社は「宮城県亘理郡山元町」なんです。
今回の大津波で被災してしまい、流通が止まってしまいました。
東北食産さんは倉庫以外津波で流されてしまい、
当時、山元町には「復刻版パレード」が散乱していました。
現状で会社関係の方の安否等の確認は出来ていませんが、
情報お持ちの方は、コメント欄にお願い致します。
「おひさま」は、「お花」のお店でもあります。
これは後日、単独記事でご紹介します。
子供たち以外にも、年代問わずご来店しているようですね。
代表の方は「香澄町エリア・飲み屋さん」、
「居酒屋すっとこどっこい」さんのオーナーと同級生のようで、
この「居酒屋すっとこどっこい」にも「おひさまの駄菓子」が
置いてあるそうです。
地元のチームプレーです。 こういうのも良いですよね。
「おひさま」のある市道「八木山長嶺線」は、
比較的交通量が多い道路です。
元々通学路ではありますが、
道幅は最小幅・3.35 m 最大幅7.59 mと狭いので、
特に夏休みに入ったこの季節は「おひさま」がオープンしてくれた
事で子供の数が増えています。
クルマ・バイクで「八木山長嶺線」を通る大人の方は、
通行の際は『細心の注意』を払って下さい。
子供は、飛び出しの危険もありますので、
ビシッと安全確認、よろしくお願いします。
オーナーの方も驚いていましたが、
店をオープンするまでは「この付近でも、子供は見なかった」
と言います。
昔はたくさんいたんですけどね、八木山エリア全体で減っている
んで、仕方がない事ではあります。
ただ、店をオープンすると「子供たち、沢山いるんじゃない!」
と驚いたそうです。
つまりは、「室内で遊ぶ子供たち」が大半だったという事なのでしょう。
取材中
「これからどこいく?」「○ ○ 君の家に行こうよ!」
「ウチ、こんなに入らないヨー!?」
「じゃあモールいくー?」
など、男女問わず、色々な会話になっていました。
「懐かしい会話」と感じたと同時に、外でこんな会話を聞いたのは、
本当に久しぶりでした。
「モールいく??」には驚きましたが、
今の小学生は自転車で「長町モール」まで行くんですね(^_^;)
結構、行動範囲が広いんだなと感じた反面、
長町まで行かないと遊び場がないのも寂しい感じがします。
八木山は自然がいっぱいあるのにな〜と思っていましたら、
「広い公園で遊ぼうよー」という会話もありましたので、
ちょっと安心した取材班でした。
震災で「夏祭り」などもいろいろ中止になっている
八木山エリアですが、
市道「八木山長嶺線」に駄菓子屋さんが出来ましたよ!
オープンしたばかりなので、いろいろ試行錯誤中ではありますが、
待ってましたの、駄菓子屋さんです!
「そこに存在してくれているだけで、ファインプレー!」
なんです!
みなさん、ぜひ!!!
今回は、平成23年5月オープン
花屋・駄菓子屋の「おひさま」からお送りしました。
★★★
2011年07月22日
この記事へのトラックバック
そして 駄菓子屋さん!
子供達には、今も昔も変わらず、こういった場が必要だと思います。
いないと思っていた子供達が、お店を開いてみたら沢山いた というのは驚きでもあるし、嬉しい発見でしたね。
確かに私も子供の頃は近所にあった駄菓子屋に通いました。
五円玉も一円玉も大事に扱ったものです。
各々二枚貯めれば、十枚貯めれば10円 ですから(笑)
『おひさま』さん、近いうちに是非チラッと覗きに行きたいと思います。
余談ですが、『萩ヶ岡』ではなく、『萩ヶ丘』ではないでしょうか??
すいません・・「萩ヶ丘」です。 修正致しました。
ご指摘、ありがとうございますm(_ _)m
大手ショッピングセンターなどに「駄菓子屋」はありますが、
やはり「路面に面した」場所にあって欲しいのが
本当の駄菓子屋の気がしますね♪
雰囲気が良くてですね、昭和にタイムスリップした
気がしました。
たまたま、取材中に子供が沢山いたのも大きかったですが、
この雰囲気は、本当に久し振りに味わいました。
「子供の自転車+駄菓子屋」の風景も、
やっぱり良いですよね♪
「10円玉の大切さ」を知る駄菓子屋、
ずっと営業して頂いて子供たちが増える街になって
もらえるよう頑張って頂きたいですね♪
記事にもあるように子供のコミュ二ティーとして駄菓子屋が大変役にたっていると感じます。「駄菓子屋コミュニテー」
このような場所や公園がますます増えれば子供の数も自然に増えるのではないかと感じます。
高齢化が進む八木山には子供の力が必要だと感じます。
課題の情報元ということで、
こういうことにも活用して頂けているんですね(^_^;)
取材班が驚いてしまいました(^^)/
駄菓子屋は、地域には必要ですよね。
しかし想像できるように駄菓子屋だけで「生計が立つ」
ほどの利益は出ませんので、
簡単に運営できませんよね。
八木山が昔のように活性化してきて、
商店が増えると、サブで「駄菓子屋」をしてくれるお店が
出てきてくれると思いますので、
「活性」が1つのキーポイントなんだと思います。