2011年08月10日

八木山で 写真を撮ろう 現像しよう

★★★





e14-c41112.jpg





1986年に発売された富士フイルム「写ルンです」


「レンズ付きフィルム」と呼ばれ、

デジタルが普及している現代ですが、

「フィルムのカメラ」です。


外出時にカメラを忘れた場合、臨時で買い求めるといった用途を想定し、

観光地など出先で買い「即座に撮影できる手軽さ」で

大ヒット、急速に普及していきました。


各メーカーもこぞって発売しましたが、

どのメーカーのものを使っても「写ルンです」と呼ばれてしまい、

名前も大ヒットしました。

「撮りっきりコニカ」「コダック・スナップキッズ」など、

ビシッとした名称もあったんですが(^_^;)



これらは、現像所に出す時に「本体ごと出す」形になり、

戻ってくる時は「写真とフィルム<ネガ>」だけになります。


メーカーが「レンズ付きフィルム」と命名しているのには訳があり、

「カメラ」と呼んでしまうと「カメラは個人所有物」になってしまい

「本体を返却する」必要性が問題視される懸念がありました。

そのため「フィルムにレンズが付いているだけ」という方向付けをし、

「本体は返却しない」という方式をとりました。


本体はリサイクルに回っていて、

「使い捨てカメラ」とも呼ばれましたが本来は「使い捨てではない」

エコな商品でした。


デジタルカメラが普及した中で、現在でも需要があります。

その理由の1つに「頑丈さ」があります。


impressed_01.jpg




水中で撮影出来るタイプも存在し、

ホコリや水にも強く、さらに衝撃の強さも「デジタルの比ではない」

ほどの頑丈さです。


デジカメは精密機械なので、夏の海岸や冬のスキー場など、

高価なデジタルカメラよりも安価で使用できることで、

「デジカメを壊したくない」という理由の需要、

「カメラを忘れてきた」場面における需要もあります。


そしてフィルムの利点の1つ「改ざんしにくい」という

事でも利用されています。

パソコンに取り込んで、簡単に改ざんが出来るデジタルカメラに比べ、

写真の他に、改ざんが非常に困難な「ネガフィルム」の証拠が

残るため、証拠写真向けの需要もあります。



東日本大震災でも、津波で全てが流された方々への需要も、

今回かなりあったそうで、前年比で30%以上伸びたそうです。


被災者の方々はデジタルカメラも流されています。

特にカメラが必要になったのが、

「罹災証明」を取る際に「写真が必要」だったため、

「写ルンです」の需要が伸びたのだそう。


この状態は「写ルンです」の販売方向性と、

見事にマッチした形になったのでしょう。




八木山エリアには、現在貴重な2店舗の写真屋さんがあります。



★八木山写真館★


IMG_1559.jpg




★緑ヶ丘カラー現像所★


IMG_1618.jpg




デジタルカメラが普及してから、

みなさんは、写真屋さんに、いつ行きましたか?



今回の震災で、流された写真を蘇らせるというものを

テレビ・新聞でもピックアップされました。

しかし昔ながらの「銀塩写真」ならば復活は可能ですが、

プリンターなどのインクジェットは、

水で色落ちするため、ほぼ不可能でした。


そして「写真復活」で感動的に報道されたものも多かったですが、

実際は「記録を失った方々の方」が圧倒的に多いのが現状でした。


特にデジタルカメラになってからは、

「銀塩写真でプリント」した方は多くなく、

「パソコンデータ」「メモリーカード」などで保存していた方が

多い現状がありました。


パソコンなどは、海水をかぶっては、復旧は不可能です。


そういう現実もかなり多く、

特に内陸部でも「パソコンが壊れた」現実も多く発生したため、

「失われた写真記録」は非常に多かったようです。


子供の産まれたばかりの写真など、

若い方々では特に多かったのではないでしょうか。


昔は、フィルムカメラで撮影し、現像に出してワクワクしながら待つ

というのが普通でした。

「これも写真の楽しみの1つ」だったでしょう。

速攻のDPEが出来てからは、今のデジカメと同じ感覚のワクワク感に

なってしまいましたが、昔は3日以上はかかっていました。


写真立てに飾ったり、好きな子の写真を定期入れに入れるなどの

思い出がある方も多いでしょう。


今は携帯電話の写真が多いようですね。

これも時代の流れですが、携帯が壊れたらデータも飛びますので、

なんらかのバックアップは必要ですよ。



デジカメは、メモリーさえあれば「もったいない」という感覚を忘れ、

何枚も撮ってしまいますが、

フィルムは「シャッター1回に付き、値段がかかる」状態で、

そのため「1枚を大切に撮影する」習性がありました。



そして前述の「写ルンです」の長所の1つなのですが、

いまや「ズームレンズ」が当たり前のため、

カメラマンは撮影場所からあまり動かなくなりました。


「写ルンです」は、ズームがない「単焦点レンズ」のため、

アップを撮りたい時は、カメラマン自ら動く必要がありました。


これを面倒くさいと言う方も多いと思いますが、

「自ら動いて、構図・カメラアングルなどを決める」のが

「写真撮影の醍醐味」だったりします。


「写ルンです」のようなカメラが、カメラの原点ともいえ、

写真撮影の大変優れた勉強ツールの1つなんですね。


絞り・露出などはなく、ピントも固定焦点のパンフォーカスのため、

「手軽に撮れるけど、実は奥が深い」んです。



「単焦点レンズ」だけでも、

「ズームがないことで、写真を撮る楽しさを発見出来る」ので、

ぜひ興味を持って頂ければと思います。


「自ら、動いて撮る」 これですね。



手始めに、八木山エリアで動き回ってみましょう。


フィルム・デジタル問わず、

紙の写真に現像して、アルバム・写真立てにでも飾ってですね、

楽しんで頂ければと思います。


現像は、ぜひ、八木山エリアの2店の写真屋さんでお願いします♪



さぁ、家族・恋人・風景・花・動物・・・・

いろいろなモノを撮影して、後世へ残してみましょう。



「現在を記録・撮影」出来るのは、

今・この時代を生きている、あなただけです。





★★★








posted by 八木山取材班 at 13:04| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。