2011年10月04日

八木山エリア ★著作権について★

★★★





このサイトのように「インターネット」のツールが

日常化している現代。


個人の考えや作品などに至るまで、

不特定多数に公表・発信出来る世の中になっています。


不特定多数に対して情報を発信するということは、

少し昔であれば、非常に困難な事でした。


テレビ局、新聞社、出版物などを通してしか、

一般に対して情報を発信することはできなかった時代があります。


この時代でも現在でも、テレビ局や新聞社などの機関が、

必ず把握していることが「著作権」というものです。



昔は、今のようにインターネットが普及していなかったため、

一般市民が「著作権」の知識を必要とする事はあまりなく、

この著作権において「他人の権利を侵害してしまう」可能性は

極めて少ないものでした。


一般への情報発信がインターネットによって便利になっている反面、

「著作権」という「他人の権利」を簡単に侵害してしまう可能性を

秘めていて、

「個人の方々がテレビ局や新聞社が行っている配慮と

 同等の慎重さを持つこと」 が社会から求められます。 


しかし現実にインターネットで情報発信している人々の中で、

テレビ局並みの知識と慎重さを持っている人が、

どの程度いるでしょうか。



少し今回は、難しい話になってしまいますね(^_^;)



五色沼19640301.jpg

<1964年・五色沼/観覧者提供写真>



大ざっぱに「著作権」というものを、

皆さんは説明できるでしょうか?



当サイトで「古い八木山の写真」をご紹介する時に、

その写真には「著作権写真」と写真内に入れています。

こういう事も含めて、どうして行っているかも含めて説明をm(_ _)m



<参考文章/1分間でわかる著作権法>


「人が心で思ったことを個性的に表現したものを著作物といいます。」

そして

「著作物をつくった人を<著作者>といいます。」


「著作者は、その著作物の利用を独占する<著作権>を持っています。」

そういうことから、

「著作物を利用したいときには、使用理由・使い方も含め、

 著作権を持っている人から、利用の許諾を得る必要があります。」



もし、この承諾を得ないで勝手に行うと、


「他人の著作物を無断で利用することは<著作権の侵害>であり、

 損害賠償、侵害の停止・予防に必要な措置を

 請求されることがあります。」



「著作権を侵害すると刑罰が科されることがあります。」


しかし、許諾を受けずに著作物を利用できる場合があります。


「著作権には寿命があり、原則として、

 著作者が亡くなってから50年で権利が消滅します。」

 (例外もあります)





「著作権」は、「財産権」とも呼ばれます。


著作権を持つ「写真・映像・出版 他」を撮影・制作したモノには、

著作権が存在しているので、

制作者は「その著作物を元に、財産を得ることが出来る権利」

ということです。


逆に言えば、他人が持つ著作物で、勝手に自分が財産を得ることは

許されないということでもあります。


「家を購入する」という場合に例えると、

「家を買った」と言えば、法律的には「家と土地の所有権を買った」と

いうことになります。

「家の所有権が財産」ということになります。


著作権も同様に財産です。 

財産として処分でき、

他人に売ったり、担保にしたり、相続することもできます。



この著作権を侵害した場合、

個人の方は

10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金となります。

これが法人が侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。





写真で言えば、個人が撮影、例え携帯のカメラでも、

その写真に関しては、撮影した方が「著作権の保有者」です。


仮に、富士山に登って「朝日」を撮影したとしましょう。

何日もかけて、ベストな天候の時を狙って撮影しました。

交通費などの経費もかかりました。


その苦労して撮影した写真、

アングルも考えて撮影した自分の写真を使い、

自分以外の誰かが「利益を得てしまっていた」としたら、

皆さんはどう思うでしょうか?


今年の東日本大震災関連の映像や写真でも、

「瞬間」を撮影したのなら「貴重な記録」になりました。

命がけで撮影した映像に対して、

「他人が利益を得ていた」としたら、どう思うでしょうか?



これを守ってくれるのが「著作権」です。

この法律が存在していなかったら、文句さえ言えません。


著作権には、「無断を原則」として、

「コピーしてはいけない」

「上映してはいけない」

「レンタルしてはいけない」

などの権利がしっかり守られています。


著作権を持つ人はもちろん、

その著作物で「レンタルで利益」を得ても良いですし、

「コピーして利益を取っても良い」訳です。


これを他の人が行ってはいけません。



さらに著作権には「著作者人格権」と言うモノも存在し、

★自分が撮影したものは、他人が撮影したということにはならない

★「撮影・八木山放送局Net」のように、

  氏名を表示するかどうかを決めることが出来る

★公表するかしないかを、決めることが出来る


権利も持っています。


3つめの

★公表するかしないかを、決めることが出来る<公表権>は、

一昔前に森進一氏の「おふくろさん」のトラブルで

記憶がある方も多いでしょう。

作詞家の方が、この「公表権」の権利を行使したため、

森進一氏は「おふくろさん」を歌うことが出来なくなりました。



著作権に関する問題の大半は、

「無断・承諾なし」で行われる行為で問題になっています。




もうひとつ付け加えると「肖像権」というものも存在するため、

写真などに「人が写っていた場合」、

公表するには「その人の承諾」も得る必要もあります。

その人が「ダメ」と言えば公表出来なくなり、

撮影者・制作者は従わなくてはなりません。





当サイトでも著作権などには注意して更新しています。

「昔の写真」を観覧者に提供して頂いた時にも、

「八木山放送局Net掲載」についての了承は取っています。


しかし当サイト以外の使用承諾は得ていないため、

他では使用していません。


先日の記事の「草野司法労務総合事務所」の草野氏の

「顔写真」を掲載しましたが、

「肖像権」があるために「顔出し許可」も頂いています。



インターネットは、テレビ番組と違い、

「見逃したら一瞬」というリアルタイムではなく、

いつでも、見ることができます。


サーバーに格納され「公表し続けられている」事で、

インターネットに関しての著作権などには、

テレビ業界よりも神経質になる必要があります。



来週「八木山小学校40周年行事」の学校行事で、

当サイトが制作している

「八木山の歴史/八木山小学校の40年の歴史」を流します。


「一発放映用」としたのは、著作権に関わる問題があったためです。


学校関係の授業で使用する事に関しては、

著作権は「ゆるめ」になっています。


学校関係は「営利ではない」ので、

授業で使用したい著作権を持つ資料は、

必要内において「コピーする」事が出来ることになっています。


今回の「八木山小学校40周年行事」の映像で使用している写真、

著作権を持つ写真は、

事前に「この行事で使用したい」という許可を

頂いていますが、

DVDに焼くなどの「複製許可」を得ていません。


著作権保有50年を突破している写真も含まれていますが、

これらの撮影者が不明で承諾が得られない状態もあります。

「学校行事」なので「著作権はゆるい」ですが、

DVDにして配ることはせず、

「一発放映」とさせて頂いていたのは、これが理由です。


DVDに複製して、縦横無尽にあちこちで広まってしまっても、

それはそれで大変なことになってしまう危険性があるからです。




IMG_7531.jpg

<撮影/(株)東北記録映画社>


ちょっと今回、難しい話でしたねm(_ _)m


しかしインターネットをする方には、

把握はして頂きたいことではあるんですね。



上記の震災関係の写真にしても、

仮に利益のモノじゃなくても、

イベントの集客のための資料に使うために無断で使用されても、

ちょっと困ってしまうわけです(^_^;)


「自分で行って、撮影してくればいいじゃないですか?」


となりますね。 


命がけで撮影してきてるんだよッという気持ちにもなりますし、

交通費もかかって、苦労して現場に行っているわけですので、

「何の苦労もせず、あっさり無断で使用される」と、

「オイオイ・・・(-_-)」 となるのも

制作者側の気持ちというものです。




「著作権」、いろいろ複雑ですよね(^_^;)


でもですね、八木山エリアで「ブログ」「ホームページ」などを

個人でやっている方々は、

訴えられたらあっさり負けますので、注意して下さいね♪


昨日の「草野司法労務総合事務所」さんに続き、

法律シリーズのお話しでしたm(_ _)m





★★★



posted by 八木山取材班 at 21:45| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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