★★★
一度お伝えしましたが、
9月中旬から11月末までの期間、
東日本大震災の影響で地盤沈下が起きた「八木山橋付近の道路修復」
を現在行っています。
写真を見ての通り、中央分離帯にガードがあるために、
「24時間 片側交互通行」となっています。
先日取材班、帰りが「てっぺん付近」になった真夜中12時頃に
八木山橋を通過した時、
この八木山橋の上で、車両誘導の「棒振り」をしている警備員の方が
いまして、驚いてしまいました。
工事に警備員は「義務づけ」ですが、
仕事とはいえ「ご苦労様です!」と言いたくなってしまいました。
この季節、夜も寒くなってきますので、きつい仕事ですね。
3月11日の震災。
その日の夜には通行止めになった八木山橋ルート。
誰しもというわけではないと思いますが、
「八木山橋が落ちたかも」と思った方も多かったと思います。
<撮影:3月13日>
結果的には、橋付近の地盤が落ちるという状態には
なりましたが、段差の大きさが結構大きかったことが分かります。
車道はここまで大きくはありませんでしたが、
震災から2日後に立ち入った時、
車が通っていない八木山橋を初めて見た取材班は、
なにか新鮮さも感じていた気がします。
<撮影:3月13日>
車道のど真ん中に立って、
撮影出来ることなんて、絶対出来ないことですので。
<撮影:3月13日>
センターラインを沿うように、
上流側に道路が落ちたことが一目で分かる光景。
なんで綺麗にセンターラインを沿ったの?
と不思議にも思いましたが、
割れ目を当日に見た時は、結構深かった記憶があります。
<撮影:3月13日>
バス停の「運休」を知らせる張り紙が、
八木山橋バス停に、2日後には張られていましたが、
交通局さん、仕事が早かったですね。
少しの間、不便ですが
「八木山橋付近 24時間 片側交互通行」 11月末まで。
周知お願い致します。
追記/
八木山エリアで、「バイク盗難/未遂」の報告がありました。
「多発傾向」にあるようです。
バイク・ロック等、盗難対策はしっかり行って下さい。
「パーツ取り」の危険もありますので、
しっかり対策を施して下さい。
★★★
2011年10月12日
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地震のせいで橋の前後に段差ができるのは、橋自体は地震でも壊れないように設計されている(橋を両端部で支えている台が頑丈に作られていて,橋桁自体もズレ落ちないよう対策がされている)のに対して、その周辺が弱いためです。弱い部分は沈下したり横にずれたりしますが、橋自体はそのまま残るので段差が生じてしまうのです。
あと道路の真ん中にひび割れができてしまうのは、ほとんどの道路は一車線ずつ舗装をするので、つなぎ目(打ち継ぎ目と言ってます)があるからなんです。
以上、土木豆知識でした。
なるほど(^^)/ 一車線ずつ舗装しているんですね。
そのために車線に沿っていたんですか。
震災の日は、この出来た段差をクルマで通過して帰って
きましたが、クルマの下を擦るか擦らないかという規模の
段差のズレでした。
歩道の段差のズレの方が大きかったです。
上下線の両方の修復をやるような感じに見えますね。
今は上流側ですが、そのうち下流側になるんでしょう。