★★★
<撮影:株式会社東北記録映画社 3月22日>
先日のニュースや新聞でご覧になった方々も多いでしょう。
東日本大震災の影響で、仙台城趾の石垣が崩落、
八木山エリアの生活道路、市道の大動脈になっている
青葉城址ルートが通行止めになって7ヶ月。
仙台市がようやく道筋を決めたようです。
仙台城跡の石垣復旧・完了は、3年半後になる予定です。
平成26年度末/2014年度末です。
26年度末ですので「平成27年3月末まで」ということですね。
西暦で言えば「2015年3月末」です。
地下鉄東西線が平成27年度の完成を予定していますので、
ほぼ1年しか差がない状態です。
今からカウントすると、「平成27年3月末まで」ですので、
「3年5ヶ月後」ということになります。
<撮影:株式会社東北記録映画社 3月22日>
仙台市は、被災者に直結する事業を最優先するため、
修復の時期を慎重に検討してきたそうですが、
現状では「崩れていない石垣」と「崩れた石垣」があり、
余震で崩落する危険があるため、
「石垣を積み直して」修復を施すそうです。
「仙台市」とはいえ、この報告は「市教委」。
仙台市教育委員会です。
文化財が絡んでいますので。
役所内のゴチャゴチャが飛び火している感もありますね。
文化財課、交通局、建設局、道路局・・・
色々な役所機関がありますが、
「石垣部分は、道路関連は関係がない部分」なんですね。
つまり、
「教育委が、石垣修復が3年かかると報告したということは、
それに連動して、道路開通も3年半かかるよ」
という意味合いになります。
石垣が車道に引っかかっているのは、
出っ張った部分の一部です。
ここが何とかなれば道路は開通出来るので、
仮設道路でも通して早期開通するかとも思っていたんですが、
やはり3年以上かかるということになるのでしょうか。
青葉山一帯が特別な場所でもあるので、
森林を崩すわけにも行かないでしょうから、
「道路開通も3年半かかる」と見込んで間違いはないのでしょう。
<撮影:株式会社東北記録映画社 3月22日>
開通まで長く見ても、今から「3年半」ほど。
長いですね・・。 冷静に考えると、これは長いですよ。
石垣修復の工事が始まれば、トラックや重機などのスペースも
必要でしょうから、通行止めのまま作業を行いたいでしょう。
道路に関しても、結構なダメージを負っていますので、
石垣を崩して、道路を修復して、伝統を守りつつ石垣を積むという
過程になりそうとのこと。
青葉山の木々も倒れている箇所もあるようですし。
素人目でも、少し迂回する仮設道路を建設しようとも、
「青葉山」の制限区域が邪魔をするとわかりますし、
道路開通は3年半後でしょう。
これは長い・・。
何とかならないものですか、仙台市長様。
★★★
2011年10月13日
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3年ですか・・・。長いですね・・・。迂回路が全然無いわけではないので、おそらく全止めでやるでしょうね。
早く復旧してもらいたい半面、石垣をきちんと修復するというのだから仕方ないのかな、とも。
10年前に積み直していた方は大丈夫だったんですよね?
今回崩れたほうも、積み直せばまた地震が来ても大丈夫になるかな。
文化財ですので、しかも震災での事なんで、
「しょうがないね」と思う反面、
「長いッスね・・・」も本音です。
リアルに不便なんです(^_^;)
タクシーひとつ使うにしても、遠回りで値段が・・。
以前修復した石垣は、全く問題がなかったようです。
政宗像のあたりは地割れが出来ましたが。。
道路の方も、結構細かい地割れは発生したようです。
観光地のために、青葉城址はもちろん、動物公園やベニーランド
にも、この通行止めの影響は少なからず出ているようです。