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<平成23年10月15日>
先日の平成23年10月15日に行われた
「八木山小学校40周年記念式典」
午前中に「式典」、午後に「祭り」、夜に「祝賀会」と
盛大なものになりました。
取材班は、端の方で式典から参加していました。
児童が歌う八木山小学校の校歌、久し振りに聴きましたね。
当サイトが制作・40周年を記念した「八木山小学校物語」
という15分くらいの映像も、この式典で流れました。
音楽もナレーションも付けたストーリーにしましたが、
子供たちも見ると伺っていたので、対象年齢を下げたストーリーに
しなくてはならなかった事で、結構苦戦しました(^_^;)
式典等に参加、ご覧になった方には「へ〜!」という
感じになるかも知れませんが、
裏話を少し書きますと、結構「カット」されているんです。
当初、ラップタイムを10分くらいとされていたので、
写真素材を集め並べ、ナレーション原稿を書き、
ざっくりと作ったものは「20分越え」という状態になりました。
さらに小学校の児童が見ることから、
八木山球場などを紹介した時、「ベーブルース」などをカットしました。
良い写真もあったんですが、子供には全く分からないだろう・・と。
実際に流した当日、子供たちから歓声が上がったのが
昭和46年に開校してから徐々に増えていった「遊具」の写真です。
「丸太の木」「インディアン砦」などです。
その写真の時に「いいなぁ〜」という声が、低学年付近から続々と。
今は遊具が少ないですので、こういう歓声が上がったのでしょう。
「吊り輪」や「うんてい」、
名前は分かりませんがジャンプして手が届くかを遊ぶ遊具など、
開校から30年くらいまでは沢山あったんですね。
バレーボールコートや、理由は不明ですが「相撲の土俵」まで
下校庭にありました。
とまぁ、こういう写真も山ほどあったんですが、
泣く泣くカットしたんです。
「大人用」に作ると、ビッシビシと使ったんですけど(^_^;)
式典では、八木山中学校吹奏楽部の演奏も披露されました。
特に低学年は盛り上がるんですねぇ。
「マル・マル・モリ・モリ!」や、アンコールでのAKB48、
「ヘビーローテーション」などは、低学年は盛り上がっていました。
中・高学年になると恥ずかしいのでしょうか、控えめでしたね(^_^;)
リズムには乗っているんですけど、
アクションが小さかったのが印象的でした。
午後になると、「おやじの会」などがビシッと活躍。
射的、綿アメ、ピンボールなどの遊びで子供たちを
喜ばせていましたね。
下記の写真、体育館の中でも、引換券で食事や飲み物などで
この混雑ぶりと。
この体育館、学校の校舎は1度建て替えられ「2代目」と
なっているんですが、
開校から2年後の「昭和48年に建設された体育館」は、
当初からずっとこのままなんです。
「今年で38歳の体育館」なんですね♪
ちなみにプールは昭和47年でしたので「39歳」です。
震災ではガラスが割れたり、すこし歪んだりと、
ダメージが出たために「避難所」に使われることがなかった
体育館ですが、当時の思い出が残る貴重な建造物として、
今でもしっかり残っているんですよ♪
この40周年記念では、PTAはもちろんのこと、
おやじの会や父兄、八木小応援隊など、
「影で協力していた方々」が沢山います。
学校の教職員だけでは、ここまでのことは出来ないわけです。
「つなげよう 八木山のキズナ 〜未来に向かって〜」
という、八木山小の児童が考えたキャッチコピーが掲げられて
いましたが、このキズナがあっての「地域」なんですよね。
震災の時にも、世代を超えたボランティアが
大活躍していた八木山小学校区。
八木小の卒業生、地域の大学生も協力してくれました。
高齢化世帯へのローラー作戦も行われていました。
地域は人で生きていますので、
温かい八木山地域は、現在でもしっかり残っています。
今年は震災があったので、運動会や祭りに制限が出てしまい、
子供たちが思い切り楽しめる場というものが
少なくなっていた実情がある中で、
久し振りの「祭り」気分が味わえたのではないでしょうか。
夜に行われた祝賀会。
「八木山放送局」として取材班も招待して頂きましたが、
取材班は一番の若輩者だった気がします(^_^;)
あたりを見ると、すべて人生の先輩・大先輩と。
各小学校の校長先生もいらっしゃいましたので、
当サイトでお世話になっており、ビダッとご挨拶回りですm(_ _)m
総勢80人以上いらっしゃいまして、
とても全員は回れず、名刺もカラに・・。
見方を変えて、これでも最少人数ですが、
八木山小学校区だけで、この人数で支えている地域な訳です。
方向性が1つになれば、無敵だろうな・・と
しみじみ感じてしまった1日でした。
「次は50周年で!」
という合い言葉のようなセリフを、あちこちで耳にしましたが、
八木山小学校区は、開校当時の子供が親になり、
その子供が入学、そして卒業するという
「八木山小ジュニア世代」になっています。
今の時代、「あって当たり前」ではないですので、
地域衰退すれば学校自体「廃校」というパターンもあり得る時代です。
50周年を目指して、八木山小学校は進んで頂きたいですね。
八木山小学校が発展するためには、
「八木山全体の発展」が不可欠ですので、
学校を元気にしたければ、地域を元気にする必要があるんです。
それは同時に、八木山南・芦口・金剛沢・向山の小学校も
元気に活性していくということにもなります。
頑張りましょう、八木山地域!
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2011年10月18日
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