★★★
越路山神社手前より昭和48年5月22日撮影
以前ご紹介した、住民の方からの貴重写真。
これは以前、八木山本町1エリアに存在した
「越路山神社」付近から八木山小学校方向へ撮影された1枚です。
*越路山神社・越路神社については、次回記事にします。
こういう古い写真からは、
色々な「発見」を見ることが出来ます。
この写真から発見出来る、今と違う点の1つが「ケヤキ並木」です。
八木山小学校通りの部分を、トリミングしてみました。
小学校通りのケヤキ並木が、まだ若い事が分かりますね。
現在は、みなさんがご存じの通りスクスクと育っている
ケヤキが印象的です。
この小学校通りのケヤキは、
八木山小学校が開校した昭和46年に植樹されました。
今年で40周年を迎えていた八木山小学校ですが、
このケヤキも、八木山で育って40年ということになります。
ケヤキは、宮城県と仙台市で「シンボルの木」としており、
定禅寺通りのケヤキは、日本の道100選にも選ばれています。
そして動物公園通りにあるケヤキ並木は、
小学校通りと1年遅れ、「昭和47年」に植樹されています。
新緑、紅葉、雪景色・・・
様々な姿で私たちを楽しませてくれるケヤキ並木の下を、
毎朝ウォーキングする人の姿をよく見ます。
動物公園通りのケヤキに関しては、
地下鉄東西線工事における駅前周辺の整備の関係で、
伐採される地点も多い現実もあります。
一番上の写真から感じ取れると思いますが、
一軒家のお宅にある庭の木ほどの大きさだったケヤキが、
現在の状態まで成長しています。
今の時期、枯葉を道ばたに散乱させ、
面倒に思う界隈の住民苦労もあると思いますが、
約40年の間、
八木山界隈を見守ってきたケヤキ並木。
このケヤキ並木は、間もなく葉をすべて無くし、
「木だけのケヤキ並木」に変身していきます。
最近ではかなり寒くなり、
間もなく雪が降る季節が到来します。
雪が降ったら、
1年に数回しか見られない「雪のケヤキ」を
見ることができ、また私たちを楽しませてくれるでしょう。
★★★
2011年11月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック