★★★
八木山エリア付近で、
震災の影響が色濃く残る代表的な場所が、
「青葉城址・天守台ルート」です。
よく当サイトでは「青葉城址ルート」と呼んでいる
石垣が崩落して通行止めになっているこの道路。
平成21年11月27日 撮影
仙台市道「仙台城跡線」という名称が付いており、
隅櫓の交差点から八木山橋までの1412.2メートルの道を
仙台市では指定しています。
若い方は、「天守台ルート」という呼び方をしていないと思いますが、
ベテラン世代の方は、こう呼んでいる方も多いと思います。
仙台城趾は「天守閣」というものが無いことで有名な山城ですが、
天守閣とは、城の一部分のことを言います。
一定の条件を満たした木造の建造物の事です。
大阪城や、宮城県では白石城などに天守閣がありますね。
そして「天守台」とは、
その天守閣が載っている石垣作りの「台」の事です。
仙台城では、以前に修復されたこの石垣になります。
そして、この天守台ルートの貴重写真を提供して頂きました。
誠にありがとうございました。
1963年(昭和38年)・2月9日の写真です。
そうです。 約49年前の、今日の写真です。
1963年(昭和38年)2月9日 撮影
2011年(平成23年)11月28日 撮影
49年前の今日は、積雪があったようですね。
八木山付近・超・貴重写真シリーズでは、
現在の段階では一番古い写真ではないでしょうか。
微妙にアングルは違いますが、
舗装されていない道路、多く残っている木など、
今とは違う風景が多いですね。
昭和初期に八木山橋が完成し、
仙台市街地から現在の八木山動物公園付近・当時の八木山球場が
あった付近までの近道として親しまれていたこの道。
近道感覚は、現在でもそうですね。
この道は当時から、歩く道として親しまれ、
時代が移り変わり車道として機能していた現在。
震災の通行止めにより、昔に戻った風景が今はあります。
★★★
2012年02月09日
この記事へのトラックバック
昭和38年の写真、凄いですね!
山の中の獣道まで行かないけど、
凄い道だったんですね。
この写真を見て、思い出した事が有ります。
東北放送の裏から、竜の口渓谷の入り口へ行けたと
思ったのですが、その道って今でも有るのかな?
写真の様な道だったなぁと思って。
小学校で化石採りに行った時や、中総体の時使いました。
あれっ、太白山もどうやって行ったのかな?
バスで行ったのは、泉ヶ岳だよなぁ・・・
山道歩いて行かなかったっけ?
鎖をつたって登るのって、太白山?泉ヶ岳?
うーん、30数年前の事は忘れちゃうなぁ。
凄いですよね、この写真。
撮影している事と、保管されていたこと、
この2つのファインプレー写真です。
東北放送の裏からの竜の口渓谷へ入り口は、確かに行けます。
学校での化石採りなどが、この道を使いましたが、
今は行けるかは未確認です(>_<) この道は残ってはいますが、
竜の口渓谷が今は立ち入り禁止になっています(^_^;)
太白山、当時の取材班、骨折して登っていません(>_<)
しかも取材班の学年は、泉ヶ岳ではなく蔵王でした(>_<)