2012年06月01日

仙台市立八木山中学校 「八木山中学校同窓会」

★★★


6月に突入しました。

名取や折立で、「カモシカ」や「クマ」の目撃談が相次ぎ、
騒動になっています。
個人の防犯カメラでも、映っていましたね。

昨年、八木山でも親子連れのクマ目撃談がありましたが、
恐らく同じクマさんではないかと思います。
みなさん、注意して下さい。


そして6月といえば、衣替えですね。(^^)/

学生時代、冬服から夏服にチェンジする日のため、
「夏服を着て登校すると、間違ってないかドキドキ」
したものです(^_^;)

そして、今日はその学校関連の記事です。


広い八木山エリアと言えど、
当サイトで囲んでいる「八木山エリア」としての
「中学校」の数は、2校だけです。

「八木山中学校」と「愛宕中学校」。
そして、八木山の隣に「西多賀中学校」もあります。

家族連れで、小さい子供さんがいる場合、
新しい地域に引っ越しを考えると、
「学校の場所」は重要ポイントの1つになります。

そういうこともあって、八木山放送局Netの運営で、
「協力して頂く、重要施設のひとつ」が、
学校関係でした。


そして今回、ピックアップしたいのが、
「昭和48年に開校」した「仙台市立八木山中学校」です。


IMG_2808-1.jpg


当サイトでリンク許可を頂いたのが、
平成22年の7月のことでした。
写真は当時のものです。

八木山中学校の学区は、
本町1 本町2 桜木町 松が丘 若葉・恵和 青山 大塒 緑ヶ丘 
八木山南1 八木山南2 八木山東 芦の口 金剛沢 西の平。

仙台市内で25番目に開校した
「仙台市立八木山中学校」。

開校当時、
先生が20名、生徒数約400名、
10学級でスタートしたそうです。
初代は八木山地域の只野校長先生だったでしょうか。

愛宕、長町、西多賀の各中学校に分散していた子供たちは、
この昭和48年に一気に集結しました。

開校当時は、上の写真にある
左側の北校舎しか存在しておらず、
増築により「南校舎」が出来た経緯があります。

この増築に関しては、
開校した昭和48年から児童数がパンク状態にあり、
その年から「増築の陳情書」が仙台市に提出されています。

当然、写真にある「中庭」と言われるスペースもありません。
当時は、「中」が無い訳です。

さらに、特別教室も「理科教室」しかなく、
技術室・家庭科室・音楽室・美術室・図書室等もありませんでした。

予算の関係もあり、南校舎も含めた増改築が完了したのが、
開校から7年後の「昭和55年・5月」でした。 


IMG_2807.jpg


この開校・昭和48年付近で卒業した方は、
今では「50代」になっているはずです。

そこで今回ご紹介したいのが、
「八木山中学校同窓会」 です。

yamanami_20.jpg


取材班もこの八木山中学校の卒業生ですが、
今回「八木山中学校同窓会」会員の方々からの取材依頼があり、
ご紹介する事になりました。

全国の全ての小・中学校に存在する訳ではありませんが、
八木山中学校には存在している「八木山中学校同窓会」。

これまで、
色々なイベント等の企画をし、実施してきました。

そして今年、新たな試みを行ったそうですので、
ここでご紹介します。


皆さんが卒業してから、
学年ごと、もしくはクラスごとに「同窓会」を行ってきた
のではないかと思います。

卒業当時、
各学年、そしてクラスごとに「同窓会・幹事」を、
男・女で各1人、決定していたはずですね。

その幹事さんがリードして、これまで何度か
小さくも大きくも「同窓会」を開催していたのではないでしょうか。

その幹事さんの「母体」といえる組織体があったこと、
幹事さんも卒業生も、知っていましたか?

それが「八木山中学校同窓会」という母体です。

「八木山中学校同窓会」という組織では、
年度ごとの「幹事さん」のデータは、把握・保管されています。
卒業生のデータは、残念ながらありません。
幹事さんだけです。


実は、今年の1月に20歳の「成人式」を迎えた
八木山中学校の卒業生が、同窓会を開催しました。

そしてこの同窓会で、
初めて「八木山中学校同窓会」が後ろ盾になりました。

企画はあくまで、1月に成人式を迎えた卒業生の幹事さんですが、
「八木山中学校同窓会」が支援したのです。

そして、その卒業生から文面を頂戴していますので、
ここでご紹介します。


八木山中学校第34回卒業生は、今年1月に成人式を迎えました。
成人を機に懐かしい友人たちと再会する機会を設けたいと思い、
学年同窓会を開催しました。

同窓会幹事は、私を含め、
中3当時の学級委員の中でも地元に残っている3人で務めました。

各々手分けをして、
同窓会開催のお知らせのメールを知る限りの連絡先に送信し、
今後の連絡のしやすさを考慮して
メーリングリストへの登録をお願いしました。

しかし、卒業してから4年ほど経ってしまうと、
連絡先の変更等で連絡が行き届かず、
同窓会の開催を成人式当日に知った同窓生も多かったようでした。

連絡の手段が限られていた点で、とても苦労しました。

今回の学年同窓会開催にあたって、
八木山中学校同窓会から支援をいただき、
参加費の負担が軽くなったことによって、
学年同窓会への参加人数も予想以上に集まりました。

学年同窓会の支援を快諾していただいたこと、
本当に感謝しています。

成人式当日に同窓会を企画する中学校は多いと思いますが、
同窓会役員の方々のご支援をいただくことは稀だと思います。

その点で、今回の学年同窓会では同窓会役員の方々と
やりとりすることができてよかったと思います。

そして何より、
参加者の多くから「また来年も同窓会やりたい!」という言葉をもらい、
企画を頑張ってよかったと嬉しく思いました。



今年1月に成人式を迎えた、
「第34回・八木山中学校卒業生」の同窓会の幹事さんからの
文面をご紹介しました。

成人式の付近に、
20歳を迎えた記念も交え、同窓会を開催したそうです。

この一文に、
「八木山中学校同窓会から支援」があったと書かれていますが、
1人あたり1000円の支援がありました。
80名近く集まったと伺っていますので、
8万円近くの支援になります。

八木山中学校を卒業した時、
今では「八木山中学校同窓会」という組織の存在を
覚えていないかも知れませんが、存在していました。

忘れていた方の方が多いかも知れません。

実は、当時の中学生だった私たちが卒業する時に、
「八木山中学校同窓会に1000円」を寄与しています。

たぶん、覚えていませんよね?

上記の支援も、この時のお金であり、
運営費もこれで維持されています。

当時、皆さんの御両親が支払っているので、
全く覚えていない方が大半だと思いますが、
そのお金が「八木山中学校同窓会」にプールされています。

今まで色々なイベント等、行われていたんですよ。

そして、今回の「第34回・八木山中学校卒業生」の方々が、
学年の同窓会を開催するということで、
「八木山中学校同窓会」が、
1人あたりの会費の1000円分を、支援した形でした。

元々は、卒業生の私たちが出していた「1000円」を、
戻したような形ではありますが、
今回初めて、このような形で「八木山中学校同窓会」が、
開催する同窓会に対して、支援しました。


新しい試みといったところでしょうか。

文面にもありましたが、
「同窓会役員の方々のご支援」が行われることは、
おそらく「稀なこと」だと思います。

20歳を迎えた年代は、まだお金がない世代ですので、
支援という方向性が出たのでしょう。

30代以降のお金を持った世代は、
「1000円」の支援では・・と思うのではないかと思いますが、
30代以降は「企画内容」で勝負しましょう(^^)/


IMG_2806.jpg


今年成人式を迎えた卒業生は「平成生まれ」ですね。

中学校を卒業して、皆さんは何年が経ちましたか?

昨年、東日本大震災があり、
「同窓会ブーム」が到来したと聞きました。

取材班の年代も今年、プチ同窓会を行いました。

同窓会を開催する時、
かなりの一苦労になるのが「幹事さん」ですね。

取材班も小学校の幹事をしているために、苦労は分かります。

幹事さんも忙しいですしね。
仕事の合間、プライベートを潰して企画しなくてはなりません。

最大のポイントが「同級生の連絡先の把握」なんですね。
当時は八木山エリアに住んでいても、
現在ではどこに住んでいるか分かりません。

友だちを伝っていく、ネット・メール関係を最大限に駆使して、
辿っていくのですが、それでも分からない場合も多いですね。

当サイトでも、「同窓会・告知依頼」は受け付けていますが、
八木山放送局内に、連絡が一斉に来られてもパンクするので、
「昭和〜年度 卒業生 同窓会を開催します」
という程度しか告知できません。

さらに、
「幹事さんのフリーメール等の連絡先の開示」をさせて頂き、
幹事さん宛にメールして頂くという手法しか取れません。
どうしても「個人情報」を出す訳にも行かないので。

八木山中学校の卒業生が行う「同窓会」は、
当然の事ながら「八木山」で幼少期に過ごした仲間達との、
「つどいの場」、「再開の場」です。

もちろん、中学校で嫌な思い出ばかりあって、
来たくない人だって当然いるでしょう。

昔の恋い焦がれた人との思い出もあれば、
当時の親友と、今や連絡を取っていないという状態もあるでしょう。

それぞれの思いはあると思いますが、
当時の八木山の仲間達と再開するという場は、
やはり、良いものではないでしょうか。

広い世界で見れば、
日本で、宮城県で、仙台市で、その中の八木山で、
同年代に生まれた「狭いスペース」で、
共にした仲間達は、「縁」でしかないでしょう。

その縁を、つなぎ続ける組織体、
「八木山中学校同窓会」というバックボーンが、
仙台市立八木山中学校には、
「存在しているんだ」ということだけでも、
今回の記事で、卒業生には覚えて頂きたいと思います。

IMG_2805.jpg


1周 約700メートルあった「校地」。

八木山中学校は、今も変わらず、そこにあります。



追記

今週の土、日は業務出張のため、
当サイトはお休みさせて頂きます。



★★★


posted by 八木山取材班 at 21:57| 宮城 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | 八木山の 施設/交通/教育機関等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!

同窓会、良いですね。
でも遠く離れていると、参加する事が出来ません。

ネットでダイジェストで良いから、UPされると嬉しいですが、
中々そうも行かないですね。

GW帰った時、チラッと中学校見ましたが、
小学校と違い、校舎も昔のままなんで、親近感が有ります。

クラブ活動(部活じゃなく)は、洋楽を聴くクラブだったんだけど、
今でも有るのかな?(名前忘れた)
音楽室は、西側の最上階の北側だったような・・・
Posted by ビール大好き at 2012年06月02日 19:43
コメントありがとうございます。

遠方に住んでいると、
同窓会の参加は、なかなか難しいですよね(>_<)
交通費だけでも、参加費以上になりますし・・。

取材の時に、久し振りに中に入りましたが、
購買部も無く、公衆電話も消え・・
形は変わっていませんでしたが、
中は変化があるようですよ。

今と取材班の年代では、
学年生徒数が1/3だったりするので、
教室が変化するのは無理ないかも知れません・・・。

Posted by 八木山取材班 at 2012年06月03日 00:04
おはようございます。
八木山中学校と言えば、今季から楽天に来た小山桂司選手が八木中卒と聞きました。
まさに八木山の星!!、これからもっともっと頑張って欲しいですね♪
可能であればインタビューなんかできたら嬉しいです♪
Posted by 八木山信者 at 2012年06月05日 08:29
八木山信者 様、ご無沙汰しております!

小山捕手、昨日の記事で私も書かせて頂きました(^^)/
新聞やニュースに出たので、便乗して掲載しました(^_^;)

まだ八木山の星は多くいるのですが、
NGがでているんですよね・・・(^_^;)
小山選手、応援しましょう!
Posted by 八木山取材班 at 2012年06月05日 18:25
随分前の記事ですが、ぜひコメントを…
上記の小山桂司と同級ですw

TRICKSTARのだーよし(元・はむつんサーブ) も同級です。

この学年は割りと同窓会を開催している方だと思いますが、
今までは人伝いに集め、毎回入れ替わりありでだいたい50名ぐらいの集まりでした。
今回は大きく行こうと、卒業生全員に声が掛かるよう
facebook,BBSを活用し、実家への電話、ハガキの送付まで試みております。

卒業した当時の同窓会役員についてはおそらく本人でさえ忘れておりw毎回、有志で盛り上がり開催に至っております。

ネットで調べても八木山中学校同窓会の母体には近づけず…
現在の中学校にでも電話してみればわかるのかな…?

なんにしろ、遠く離れ海外に出ている仲間もいるなか、
96年八木中卒業生はガッチリ繋がってますよ〜!




Posted by ヤギ55 at 2012年11月26日 11:37
ひょんな事からこのサイト発見しました。
私は1972(早生まれ)年生まれなので、今 40歳です。

faceook,mixiなどで数人の八木中出身者と繋がっています。

お役に立てれば 嬉しいです。

つい先日も懐かしくて 八木小・中の前 通ってきました^^
Posted by にょろにょり at 2012年11月27日 16:03
ヤギ55様、にょろにょり様、コメントありがとうございます。

「八木山中学校同窓会」の連絡先は、八木中になるそうです。

取材班の学年も集まりが良い方で、25歳をスタートに、
5年毎に開催しています。
当時280名ほどいた中で、MAX100人弱程の参加ですが、
その時に連絡先を集めているので、現在でも繋がっています。
今は、faceook,mixiなどもあるので、
つながりツールが充実していて楽ですよね。

同窓会の各卒業生・代表役員・男女各1名は、
「八木山中学校同窓会」の名簿にしっかり残っています。

取材班の年代も、
代表が誰なのか本人も忘れているはずです(^^;)
Posted by at 2012年11月28日 08:12
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