2012年06月15日

八木山エリアにある 電信柱と電柱広告

★★★


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八木山エリアのどこにもある「電信柱」。

昭和の情緒溢れる光景というか、象徴というか、
そういう雰囲気も少なからずあります。

都市部では、「共同溝」という地下トンネルに、
ライフライン等を入れる場所も増えてきているため、
100年後には電信柱は無くなっているかも知れませんね。

多くは「邪魔」と言うところに立っている事も多く、
クルマを擦ってしまったりという事もあります。
時には、大ケガに繋がるきっかけにもなったりします。

実は、「電信柱」や「電柱」と私たちが気軽に呼んでいる名称、
しっかり「正式名称」が存在します。
というより、役割が分かれています。

電力会社が、送電や配電を目的に設置する電柱があり、
それを「電力柱」(でんりょくちゅう)と言います。

NTTなどの通信会社が通信用ケーブル等の目的に設置する電柱を、
電信柱(でんしんばしら)と言います。
これが、私たちに広がるベーシックな名前でしょう。
実は、NTT用の電柱の名前で呼んでいるんですね。

理由もあるようで、電柱が日本全国に広がったスタートが、
電気通信用の電線で、電信柱を建設したからだそうです。
最初が肝心だったというところでしょうか。

ちなみに、電力会社とNTTなどの通信事業者が「共同」で使う
電柱もあり、それを共用柱(きょうようちゅう)と言います。

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最初の頃は「木製」だったんですけど、今はコンクリですね。

この電柱で、もうひとつ注目したいのが
「電柱広告」です。

普段は、気にならないかも知れませんが、
気になり出すと、止まらない(^_^;)

企業広告で使用されることがほとんどですが、
「広告費」も会社の経費、つまり会社のお金で設置していますので、
「会社が不景気になれば、広告費の捻出も厳しくなる」ということ。

不景気になると広告費が真っ先に省かれるという事もあり、
現在でも苦戦しているのが「電柱看板」だそうです。

東北6県の電柱広告は、
東北電広社さん(東北電力グループ)と
テルウェル東北さん(NTTグループ)の2社で、
すべてのシェアを占めるはずです。

上記でも書いた通り、
東北ですと、東北電力さんとNTTさんがそれぞれ、
もしくは共同で「電柱」を管理していますので、
「電柱広告」についても
電力さんとNTTさんのグループ企業が運営しています。


電柱に看板を掲示する方法としては、
電柱に巻き付ける「巻き付け型」と、
電柱の上部で看板が 突き出す「袖型」の2種類あります。

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「巻き付け型」

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「袖型」


「袖型」などは、LEDを使用した発光型もあるそうですが、
あまり見かけたことがありませんね。


この電柱看板については、
ここ10年の間に、5割近く減少しているようで、
設置よりも撤去の方が増えているような現実があります。

電柱看板の多くは、
住所が書いていたり道案内が書いてあったりするので、
「地図」に近い役割も兼ねています。

しかし時代の流れで、クルマのカーナビが普及し、
インターネット社会になり、
「求められにくくなった」というのが、現実でしょうか。

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広告については、街の看板や地下鉄の広告も激減していますね。

今までの広告を付けるだけ付けるという方法も、
果たして景観という面でどうなのか・・という意見も
あるとは思いますが、
企業も広告PR等を出したいですしね。

広告は、企業にとっては「経費」になりますので。


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ちなみに、写真のように「消火栓」につける広告もあります。

これは、全国に支店がある「消火栓標識株式会社」によるものです。
ここにも広告が掲載できます。
想像できますが、思い切り消防庁が絡んでいる企業です・・。

電柱広告にしても、消火栓広告にしても、
気になって見る方も多いと思いますが、
思いのほか八木山エリアには多いです。

電柱広告などは、共同溝が出来れば「消える運命」ですが、
「昭和の象徴」のひとつとして見ることが出来ます。

八木山エリアは観光地でもありますので、
初めてきた方々への案内板として、
現在でも多くあるのが「電柱看板」です。


八木山エリアの中にあるこれらの広告を、
八木山エリアの商店や企業さんだけで出すことが出来たのなら、
八木山エリアの景気が上がってきたという目印にもなるのでしょう。



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posted by 八木山取材班 at 15:49| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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