★★★
昨年の東日本大震災。
その影響で数々のイベントなどが「自粛」。
夏には、
地域の盆踊りなどの夏祭りに至るまで中止が相次ぎました。
今年、2年ぶりに復活されるイベントが数多くあります。
八木山地域でも「盆踊り」などの夏祭りも、
すでに終了した地域もありますが、開催されます。
回覧板や地域の掲示板などに掲示されています。
そして、
八木山動物公園で2007年・平成19年からスタートした
「夏の恒例イベント」が復活することになりました。
八木山動物公園・夜間開園
「よるも、どうぶつえん。」 です。
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日時は、
8月23日(木)〜8月25日(土)
(雨天中止・雨天での開園時間の変更あり)
夜21時までの開園(入園は20時15分まで)
年間パスポート使用可能
料金 一般400円・小・中学生100円 未就学児無料
利用料金は通常と変わりません。
夜間開園では見る事が出来ない動物は、
ゴリラ、カンガルー、レッサーパンダ、ダチョウなど
がありますが、大半は見ることが出来ます。
ホッキョクグマなどは、
取材班も2年前に取材しましたが、
かなりの見どころです(^^)/
毎年、口コミでも広がって大盛況のイベントになっている
八木山動物公園・夜間開園。
震災前の平成21年までは、
「昼と夜に、一度リセットして再入場」という方式でしたが、
平成22年からは、
「昼・夜関係なく、1度の入場で、夜まで動物園」になりました。
閉園時間をそのまま午後9時まで延長しますので、
日中入園された方も、そのまま夜間開園に突入できます。
平成22年・「よるも、どうぶつえん。」
昼の姿とガラッと雰囲気の変わる夜間開園。
園内に浮かび上がる動物たちのシルエットは、
昼間とは全く違いますので、
動物の動きを楽しんで頂ければと思います。
ライトアップされた園内を自由に見て回り、
普段とは異なる雰囲気が楽しめるイベントです。
ただ、来園して楽しむ際、大きな注意事項があります。
・動物に向けて懐中電灯を使用しない。
・写真を撮る際には、フラッシュ等は使用しない。
ということです。
特に、カメラのストロボ・フラッシュを光らせる方が、
かなり多いということです。
「動物のために、フラッシュは禁止」です。
カメラの専門知識になりますが、
動物までの距離があり、
ストロボを入れても光が届かないため、フラッシュは無意味です。
簡単に言えば、ほとんどの状況の撮影で、
肉眼で見た情景に近い状態で、写真を撮りたいのであれば、
「フラッシュを入れない」で撮るのが通例です。
ただ、夜間は「光が少ないため、写真はブレやすい」です。
どうすればよいかというと、
・カメラマン側は、三脚を使用するなどして、動かないこと。
・撮影する被写体が、止まっている時を狙う。
という2点です。
撮ってる側も、撮られている側も、
「完全停止している状態で撮影する」ということです。
一眼レフなどの、
シャッター速度・露出などを細かく設定出来るカメラじゃなければ、
撮影はかなり困難になるはずですので、
オススメは「ビデオカメラ」です。
雰囲気も含めて、ビデオの方が綺麗に撮影できます。
写真にしたいのであれば、
動画から静止画にした方が、綺麗に残せると思います。
それよりも、「写真より思い出」。
実際に目で見て、耳で感じて、
体験して味わった方が良いと感じるのが
八木山動物公園 夜間開園「よるも、どうぶつえん。」
ではないかと、取材班は感じています。
昨年の夏、
子供たちには残念ではありましたが、
震災の影響で数々の夏のイベントが中止されたことにより、
「思い出が限られた」現実があったでしょう。
その分、これまでとは違う遊びや思い出のつくり方も、
あったのではないかと思います。
この八木山動物公園 夜間開園「よるも、どうぶつえん。」
少しばかり「弱点」があります。
それは「交通渋滞」。
平成22年の状況
口コミなどで浸透した夜の八木山動物公園は、
震災前の平成22年に、
夏休みラストの夏のイベントとして、完全に定着した感じがあり、
その影響で、かなりの交通渋滞があります。
このイベント3日間に関しては、
動物公園駐車場と、八木山ベニーランド駐車場のみ
昼〜夜まで開放されています。
しかし路上駐車解除や臨時駐車場は一切ありません。
そのため動物公園駐車場などは、
「八木山南エリアからの、一方向からの進入」になるので、
恒例ではありますが、ズラッと渋滞が続きます。
これまでのデータですが、
動物公園駐車場への渋滞は、
夕方5時を過ぎたあたりから始まります。
夕方6時を過ぎると、日赤病院付近まで続きます。
ゴールデンウィーク同様ですが、
青葉城趾・向山方面からの「駐車場右折」は禁止されており、
「日赤病院方面からのUターン方式」をとっています。
おそらく今年の混雑のピークは、
8月25日(土)の最終日だと思われます。
2年前の状況を見た限りでは、
ゴールデンウィークの時のように、
路上駐車の解除や、シャトルバスの運行も視野に入れなくては
ならないかも知れません。
初めてご来園という方は、
かなり驚くほど渋滞すると思って良いでしょう。
ゴールデンウィークなどは仕方がないかも知れませんが、
この夜間イベントに関しては、
「市営バス・ミヤコーバス」のご利用をオススメします。
当然の事ながら、
八木山エリアに住む、働くお父さん達の「帰宅」にも、
かなり影響します。
ですので、この3日間だけは、
「ビシッと裏道で帰宅」されることをオススメします。
八木山エリアの住民の方でも、夜の動物園は
「かなりリピート率が高いイベント」になっていていますね。
こういう時は「八木山エリアに住んでいて良かった」と
小さい子供たちを持つご家族は、
特に感じるのではないでしょうか。
歩いて来園できますので、楽チンですね。
宮城県の小中学校からしてみれば、
盆踊りなどの地元祭りも終わり、
「夏のイベント」は少ない時期になります。
残り少ない夏休み、宿題などに追われ、
「憂鬱」に過ごす感じの時期に入った頃のイベントです。
子供達からすれば、この「夜の雰囲気」というのはワクワクですね。
「こういうイベント」の時にしか、「夜に外で遊べない」ため、
「夜」という雰囲気だけでも十分です。
さらに、大人でさえ、あまり経験したことがない、
「夜の八木山動物公園」。
『年に1回しかない、限定イベント』ですから、当然ですね。
若いカップルや女性だけのグループなどの来園も多いですが、
特に子供たちからすれば、
「夢のような楽園」に見えるのではないかと思います。
それでは皆さん、
8月23日(木)〜8月25日(土)の3日間。
八木山動物公園 夜間開園「よるも、どうぶつえん。」
ビシッと予定を立てて、ぜひ!!
★★★
2012年08月02日
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