2012年09月03日

金剛沢エリア 9月2日未明の火災 

★★★



9月2日・午前2時20分過ぎでしょうか。

八木山エリアにかなりの消防サイレンが響き渡りました。
それも、次々に音が増えていくという状態でした。

「杜の都防災Web」で確認すると、
「金剛沢1丁目で火災」とあります。


P1020118.jpg


窓を開けてみると、写真では見にくいですが
炎が立ちのぼっているのが確認できました。


P1020115.jpg


先日、八木山の地元消防団の方から
「9月9日の救急の日」の件、
八木山小学校にて訓練が行われているなどの話を
伺ったばかりの取材班でした。


P1020124.jpg
平成24年9月2日 午前3時頃


場所は金剛沢1丁目の入り込んだ住宅街の一角。

消防ポンプ車・消防団の消防車等が20台近く、
パトカー、救急車などで一帯は騒然としていました。

金剛沢小学校から近い場所でした。


P1020123.jpg


報道さんではないので、
規制線より中には入りませんでしたが、
金剛沢小学校の通りから、
狭い道を入った奥で火災がありました。

時間が経過しても、
次々に消防車がサイレンを鳴らして現着してくるため、
付近住民の方も飛び起きる状態だったようです。

住宅一棟が全焼した火事で、
全国ニュースにもなりました。

通報から約2時間後に消火しましたが、
焼け跡から2人の遺体が見つかっています。


P1020122.jpg


現場では覆面パトカーも2台ほど来ていました。

仙台市消防局のポンプ車が多く出場していましたが、
ほとんど出場してきたのでは?と思うほど、
広範囲にわたっていました。

太白区に限らず、青葉区の片平などからも来ており、
消防団も長町など、広範囲から出場していました。


P1020126.jpg

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金剛沢小学校の通りは、
昔と比べると「道路が広くなった」ことにより、
このようにポンプ車などが停車していられますが、
火災現場付近は「狭い道路」になっています。

狭い住宅地での火災は、
かなり消火活動に影響するのが感じ取れます。

「太白消防署 八木山出張所」の記事でも書いていますが、
至る所に走っている「道路の道幅」は、
「消防車を基準に決められて」います。

これを無視して道幅を決めてしまうと、
消防車は入っていけないということを痛感します。


P1020125.jpg



先日の9月1日は「防災の日」。
そして今週の日曜日「9月9日 救急の日」です。

地元防災・火災を含め、
住民の皆さんも改めて考えてください。

道路にある消火栓の付近に
「路上駐車」することさえ、消火活動の妨げになります。




★★★

posted by 八木山取材班 at 11:25| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の事件・火災等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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