2012年11月06日

八木山フェスタ2012 「ポスターコンクール」

★★★



取材班が、
個人的に好きな「ポスターコンクール」のご紹介です。


八木山フェスタに向けて、
八木山小学校・八木山南小学校の児童たちに
描いてもらう企画のひとつがポスターコンクールです。

当日に表彰式もあります。


まずは【グランプリ2作品】


IMG_4331.jpg



ベニーランドの観覧車をベースに、
ゴンドラのポジションに各会場のイメージを
配置しています。

「表現力の勝利」ですね(^^)/
これは、いざ白紙から描こうとすると、
大人でも簡単に出てくる訳ではない表現力です。

絵も上手ですし、感心したのは観覧車の土台に
開催日を記載するという構図にしたり、
観覧車の中央に「入場無料」と目立つように描いたりと、
グランプリになるべきして受賞している感じですね。


IMG_4332.jpg



これも表現力の勝利ですね。
ジェットコースターを使って、迫力ある描き方。
そして乗っている人で、動物園・工大が表現されています。

3会場をどれだけ上手に表現するかというポイントに
「難しさ」が存在していて、
小学校の児童で、この表現力が出ることは驚きです。

ちょっと惜しい!と思ったのが、
「秋のイベント」なので、右下が「桜」ではなく「紅葉」
であればなお良かったですね(^^)/


【八木山ベニーランド賞・2作品】


IMG_4327.jpg


上記のグランプリ2作品の「合わせ技1本!」
というポスターですね(^^)/

観覧車とゴンドラ、ジェットコースターと、
上手に描かれています。
小学3年生の絵ということも驚きです。

秋の紅葉のイメージで、バック背景の色が決められていて、
それに合わせるように色が決まっているようです。

色の使い方は、大事だなと思わせる1枚です。


IMG_4328.jpg


ジェットコースターと観覧車は、
小学生には人気があるようですね。

背景は淡い色で描かれているため、
ジェットコースターなどの遊具が目立って良い感じです(^^)/

色の使い方が良いですね。
特に紅葉の色合いが、背景とマッチしていて、
人の目に止まりやすい気がします。

この作品も、色の使い方の大切さが伝わってきます。


【八木山動物公園賞・2作品】


IMG_4325.jpg


この絵は、2年生の作品です。
ちょっと驚きですね(^^;)
取材班は、こんな絵を当時に描くことは出来ません(^^;)

フラミンゴやフクロウが選択されたのが斬新ですね。

絵の使い方は、
大人でも難しいほどの組み合わせをしています。

ここまで描かれると、
日付などの文字情報の配置が残念です(>_<)
文字をもっと凝って欲しかったですね。


IMG_4326.jpg



この絵は「切り絵」を使用していますね。上手です。

バック背景に淡い配色を使っていることが
目立つ要因にもなっていて、遠くからでも見やすいです。

八木山フェスタの文字も切り絵を使用しています。
ちょっと色を増やしすぎたかな・・とも感じますが、
上記作品同様に「文字情報」が目立たなくなっている点が、
少し残念でしょうか。

「バランス」っていうのも、大事ですね(^^)/


【東北工業大学賞・2作品】


IMG_4323.jpg




ゴーカートのを使用して、
さらに「排気ガス」の煙で会場名を表現するという
表現力が素敵ですね。

ロボットや動物も表現されていて、
工大をどう表現するかが結構難しいのですが、
上手に表現されています。

工大さんが選ぶのは納得ですね(^^)/


IMG_4324.jpg


完全に「工大賞」狙いの作品といったところでしょうか(^^;)

こういっては何ですが、
今までの八木山フェスタのポスターでは珍しいです。

恐らく、これまでのフェスタで、
工大の会場を実際に体験した児童なのでしょう。

表現力は、これまでの経験からでしか生まれないことが多く、
今まで目に見たモノ、実際にやったことなど、
「記憶に残っている経験」から表現力が生かされるという、
見本となる作品ですね。


【八木山市民センター賞】


IMG_4321.jpg


文字の中に、
会場などの表現をしている表現力が見事ですね(^^)/

マッキーや色鉛筆を使って表現しているでしょうか。
そして何より「子供たちの絵」という感じが
非常に良く伝わってきます。

子供たちの次元を超えている感じの絵が多い中、
「これだよ、この感じ」という絵が好きです。


IMG_4322.jpg


最後は、この絵。

折り紙や切り絵などのミックス技で、
さらに「文字の迫力」がビンビンに伝わってきます。

なにより彩色が良いですね。
淡い感じで色が広げられていて、
「この感じも、アリだな」と思えてくるので不思議です。

折り紙を使用していると思いますが、
デザインの選択も良いですね。




ものづくりには「好み」が必ず存在します。
100%の指示を受けることは不可能です。

これらの受賞作品、みなさんは、どれがお好みでしょうか。

「私にとっては、これがグランプリ!」
という作品があると思いますが、
「子供たちの絵」から何かの勉強になることも多いので、
大人の方にもぜひ楽しんで頂きたいです。




★★★
posted by 八木山取材班 at 22:04| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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