★★★
取材班が、
個人的に好きな「ポスターコンクール」のご紹介です。
八木山フェスタに向けて、
八木山小学校・八木山南小学校の児童たちに
描いてもらう企画のひとつがポスターコンクールです。
当日に表彰式もあります。
まずは【グランプリ2作品】
ベニーランドの観覧車をベースに、
ゴンドラのポジションに各会場のイメージを
配置しています。
「表現力の勝利」ですね(^^)/
これは、いざ白紙から描こうとすると、
大人でも簡単に出てくる訳ではない表現力です。
絵も上手ですし、感心したのは観覧車の土台に
開催日を記載するという構図にしたり、
観覧車の中央に「入場無料」と目立つように描いたりと、
グランプリになるべきして受賞している感じですね。
これも表現力の勝利ですね。
ジェットコースターを使って、迫力ある描き方。
そして乗っている人で、動物園・工大が表現されています。
3会場をどれだけ上手に表現するかというポイントに
「難しさ」が存在していて、
小学校の児童で、この表現力が出ることは驚きです。
ちょっと惜しい!と思ったのが、
「秋のイベント」なので、右下が「桜」ではなく「紅葉」
であればなお良かったですね(^^)/
【八木山ベニーランド賞・2作品】
上記のグランプリ2作品の「合わせ技1本!」
というポスターですね(^^)/
観覧車とゴンドラ、ジェットコースターと、
上手に描かれています。
小学3年生の絵ということも驚きです。
秋の紅葉のイメージで、バック背景の色が決められていて、
それに合わせるように色が決まっているようです。
色の使い方は、大事だなと思わせる1枚です。
ジェットコースターと観覧車は、
小学生には人気があるようですね。
背景は淡い色で描かれているため、
ジェットコースターなどの遊具が目立って良い感じです(^^)/
色の使い方が良いですね。
特に紅葉の色合いが、背景とマッチしていて、
人の目に止まりやすい気がします。
この作品も、色の使い方の大切さが伝わってきます。
【八木山動物公園賞・2作品】
この絵は、2年生の作品です。
ちょっと驚きですね(^^;)
取材班は、こんな絵を当時に描くことは出来ません(^^;)
フラミンゴやフクロウが選択されたのが斬新ですね。
絵の使い方は、
大人でも難しいほどの組み合わせをしています。
ここまで描かれると、
日付などの文字情報の配置が残念です(>_<)
文字をもっと凝って欲しかったですね。
この絵は「切り絵」を使用していますね。上手です。
バック背景に淡い配色を使っていることが
目立つ要因にもなっていて、遠くからでも見やすいです。
八木山フェスタの文字も切り絵を使用しています。
ちょっと色を増やしすぎたかな・・とも感じますが、
上記作品同様に「文字情報」が目立たなくなっている点が、
少し残念でしょうか。
「バランス」っていうのも、大事ですね(^^)/
【東北工業大学賞・2作品】
ゴーカートのを使用して、
さらに「排気ガス」の煙で会場名を表現するという
表現力が素敵ですね。
ロボットや動物も表現されていて、
工大をどう表現するかが結構難しいのですが、
上手に表現されています。
工大さんが選ぶのは納得ですね(^^)/
完全に「工大賞」狙いの作品といったところでしょうか(^^;)
こういっては何ですが、
今までの八木山フェスタのポスターでは珍しいです。
恐らく、これまでのフェスタで、
工大の会場を実際に体験した児童なのでしょう。
表現力は、これまでの経験からでしか生まれないことが多く、
今まで目に見たモノ、実際にやったことなど、
「記憶に残っている経験」から表現力が生かされるという、
見本となる作品ですね。
【八木山市民センター賞】
文字の中に、
会場などの表現をしている表現力が見事ですね(^^)/
マッキーや色鉛筆を使って表現しているでしょうか。
そして何より「子供たちの絵」という感じが
非常に良く伝わってきます。
子供たちの次元を超えている感じの絵が多い中、
「これだよ、この感じ」という絵が好きです。
最後は、この絵。
折り紙や切り絵などのミックス技で、
さらに「文字の迫力」がビンビンに伝わってきます。
なにより彩色が良いですね。
淡い感じで色が広げられていて、
「この感じも、アリだな」と思えてくるので不思議です。
折り紙を使用していると思いますが、
デザインの選択も良いですね。
ものづくりには「好み」が必ず存在します。
100%の指示を受けることは不可能です。
これらの受賞作品、みなさんは、どれがお好みでしょうか。
「私にとっては、これがグランプリ!」
という作品があると思いますが、
「子供たちの絵」から何かの勉強になることも多いので、
大人の方にもぜひ楽しんで頂きたいです。
★★★
2012年11月06日
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