来月の12月上旬、
八木山香澄町エリアに新しいお店がオープンしますね。

からあげ専門店 げんきや【舷喜屋】さんです。
「げんきや」さんは、大分県中津市が本店です。
中津市は福沢諭吉の生まれ故郷として有名ですが、
もうひとつ「鶏の からあげ」が有名で「激戦区」です。
中津市には昔、
たくさんの養鶏場があった、第二次世界大戦後に旧満州からの
引揚者が、中国での食べ方を再現したとも言われているそう。

その大分県中津市からのお店、
「からあげ専門店 げんきや【舷喜屋】仙台八木山店」として、
八木山エリアにオープンします。
ミニストップさんの向かい側ですので、
幅広い年齢層でご利用して頂きたいですね。
まだ取材許可を頂いていませんので、
近日、ご依頼致しますm(_ _)m
オープンは12月上旬です。

さて、前回に続いていますが、
「冬が近づく八木山エリア」。
今日は、
バイクの「スタッドレス」と「ピンスパイク」
について。

{協力:YOU SHOPあんどう}
緑ヶ丘の「YOU SHOPあんどう」さんで、
「バイクの冬タイヤ」が入庫しましたので、
これを今回の記事にしてみます。
クルマはもちろん、バイクにも存在する「冬タイヤ」。
現在は「スタッドレスタイヤ」が冬タイヤとして
扱われていますが、
昔は「ピンスパイク」も履くことが出来ました。
しかしこの「ピン」がアスファルトが削り、
粉塵公害が社会問題になりました。
その後、日本で初めて
1986年、仙台市が「宮城県スパイクタイヤ対策条例施行」
してから日本全国に普及していきました。
「脱スパイクタイヤ運動」という名称が懐かしいでしょうか。
しかしこれは「自動車の話」です。
バイク用ピンスパイクは、禁止されていません。
履いても大丈夫な訳です。
ですので、
バイク店には「スパイク」と「スタッドレス」が
在庫されている訳ですね。

現在、バイクのピン・スパイクタイヤに限っては、
125以下のスクーターやビジネスバイクのみ装着可能です。
ピン・スパイクは、
自動車はもちろん、125以上のバイクは、一部除外車両を除いて、
原則的に道路運送車両法での違反になります。
しかし125以下のバイクでも、
12月〜3月末までの期間限定という地域も多いです。
さて、あまり知られていない「タイヤの溝」について。
皆さんは現在履いているタイヤ、
「どこまで履ける? どこまでが限界?」
という気になる点がありますね。
夏タイヤも冬タイヤも、タイヤの横側に▲マークの印
がある表面の溝の中に
「スリップサイン」というものがあります。

三角形のマークがある場所です。
タイヤの表面、つまり地面に接している部分を
「トレッド」といいますが、
この表面には「タイヤの溝」がありますね。
水などを排水するために威力を発揮する溝です。

この写真はスタッドレスのスリップサインで、
少し分かりにくいのですが、
溝の中に「ボコッと盛り上がる山」があります。
これは夏タイヤの場合ですが、
「その山の高さと、
トレッドの高さが一致してしまうと限界点」
という事になります。
自動車タイヤは、残りの溝が「1.6mm」、
バイク用タイヤは「0.8mm」でスリップサインが
出るようになっています
この数字は法律上で決められている数字のため、
その状態での走行は「整備不良」ということになり、
車検も通過しません。
しかし、タイヤの限界点を計るにはもうひとつあります。
タイヤには「経年劣化」というものもあり、
あまり知られていませんが
年月が経ったタイヤも「経年劣化」が発生してしまい、
「性能が低下する」ので交換しなくてはいけません。
目安は「ひび割れ」や「タイヤが硬くなっている」
状態の場合が「限界点」です。
走行距離や、タイヤの保管状態にもよりますが、
あまり距離を走らない「放置プレイ」にしたタイヤでも、
「スタッドレスタイヤは、4シーズンくらい」が
交換サイクルといわれることが多いです。
そしてあまり「スタッドレスタイヤ」で知られていないのが、
スリップサインの他に「プラットホーム」があります。
自動車タイヤもバイク用タイヤも同様にあります。

パッと見、スリップサインに似ていますが、
実はこれが「プラットホーム」です。
あまりプラットホームは知られていないようですが、
ギザギザの山が目印です。
「冬用タイヤとしての使用限度を示すサイン」が
プラットホームといい、
新品タイヤが「50%摩耗したことを示す段差」です。
これは「冬用タイヤのみ存在する」サインです。
「プラットホーム」が露出した場合、
メーカーとしては、
「冬用タイヤとしての性能が限界に達した」という
意味合いになります。
普通のタイヤとしては使えますが、
スタッドレスとしての効果はありませんよ、ということです。
皆さんのタイヤは、どうなっていますか?
スタッドレスタイヤには、
夏タイヤ同様の「スリップサイン」もありますが、
「プラットホーム」が目立って存在しているため、
間違える方も多いと思います。
プラットホームの山の高さが、
タイヤ表面のトレッドの高さと一致したら、
冬タイヤ限界ですので、早めに交換しまょう(^^)/
★★★