2013年01月22日

八木山エリア 除雪車

★★★



また雪〜! と、
朝目覚めてつぶやいた方も多かったでしょう。

当サイトも、雪の話題を触れざる得ません(^^;)


先週の火曜日も「勘弁!」という程の積雪がありましたが、
再び今日の火曜日も「雪が降る」という状況になりました。

向山エリアでは、
事故があり「大渋滞」となった通勤時間帯。

朝にはキツイですね。。

右の掲示板に書いて頂きましたが、
後ろから「おカマ」を掘れば、
「前方不注意等でほぼ100%の過失」

と書きましたが、確かに文章が足りませんでしたm(_ _)m

停止しているクルマに後ろから突っ込むとほぼ100%ですが、
前にいるクルマが少しでも動いていると、
100対0になりませんね。

取材班も、この経験はあります。。
少しでも動いていると、9対1のような分配になります。
突っ込まれた方は、「なんでよ!」となるんですよね・・。

誤解の文章、申し訳ありません。


P1030298.jpg
−正午頃−


今回の雪は「湿りすぎた雪」というのでしょうか、
早朝5時頃から降り始めましたが、
午後には止み、場所によっては雨になりました。

「クルマを汚してしまう」という感じの気候に変化し、
歩道も含めてグチャグチャになる道路状況。

雪の方がマシ・・(>_<)
と感じた方も多かったかも知れません。

今日のような雪でも「10センチ」の積雪を
記録した仙台市でした。


P1030297.jpg



歩道や住宅地の道路では、
現状でもこのように雪が残っている状態です。

しかし今日の雨で「水っぽく溶けかける」という
状態になったことで、
「今だ!」とばかりに「雪かき」に精を出した方も
多かったようです。

夕方付近に八木山エリアに戻った取材班は、
至る所で「雪かき」の情景を見ました。

現状では「先週の雪」が残っているところに、
さらに上積みされるという状況になりました。

豪雪地帯などは、当たり前の状況なんですが、
仙台市内では、そんなに頻繁ではありません。


除雪車5[1].jpg

【写真・取材・取材班K】


積雪があると、登場するのが「除雪車」です。
簡単に言えば「雪かき車」ですね。

今となっては当たり前の除雪車ですが、
昔の仙台市では「当たり前」ではありませんでした。

何度か記事にしていますが
1980年に発生した「仙台クリスマス大停電」。

気象庁の記録では35センチとなっていましたが、
八木山では「約50センチ」の積雪があったとのこと。

仙台市の歴代記録が「41センチ」ですが、
皆さんもご存じの通り「気象台」の計測場所なので、
地域によっては差が出ます。

当サイトも、
積雪があると定規の「サクッと」を実施しますが、
仙台市の気象台記録と八木山エリアは、数センチのズレがでます。

あの大停電でサクッとやった方のお話しでは、
「約50センチ」だったとのことです。

近年の仙台市・八木山では「前代未聞」の積雪ですね。


除雪車1[1].jpg



しかし、当時の仙台市では
「道路除雪態勢」が存在していなかったそうで、
バス道路でもスムーズに除雪できなかったそうです。

このクリスマス大停電を引き起こした当時の大雪は、
長靴が役に立たないほどの積雪で、
路線バスも3日間は動けなかったそうです。
事実上の運休ですね。

八木山が、完全に「雪山」と化した日です。

その経験により翌年1981年から、
仙台市では民間の業者へ委託する除雪体制が確立され、
現在に至っています。

おそらく「除雪体制」という点については、
大停電を起こすほどの雪が降る前に「声を上げていた」方々も
いたと思うのですが、
「こういう事態にならないと、動かない」という部分を見ると、
事情は色々あるにせよ、
現在と同様に、何かがないと動けないんでしょうね。


除雪車2[1].jpg



除雪車には色々タイプがありまして、
今日、八木山に来ていたのは「除雪ドーザ」というタイプ。
2台来ていました。

今日の雪のためではなく、
先週の雪で圧雪化している路面の除雪が目的です。

「宮城総合支所」とドーザに書いてあります。

愛子にある「市役所の出先機関」で、
仙台市役所や区役所と同等の権能を持っている場所です。

住民票を取ったりなど、事務処理の権能を持っています。

愛子エリアから仙台市役所・青葉区役所までは
10キロ近くありますし、作並も青葉区仙台市なので、
こういう出先機関が存在します。
太白区は「秋保」にありますね。

今日の除雪車は、その「宮城総合支所」の除雪車が
来ていたようです。

どんな管轄になっているのでしょうね(^^;)
青葉区ですよね、宮城総合支所は・・。


除雪車5[1].jpg


民間の除雪作業員は、
地図を見ながら作業していたようなので、
八木山の地理はあまり詳しくなかったみたいですね。

こればかりは仕方がありません(^^;)

バスもこの除雪車も、仕方がないことですが
タイヤチェーンが「クルマを走りにくくさせる」
といった状態もありました。


除雪車6[1].jpg


さらに、道路幅が無いので「通過も一苦労」といった
状況も見て取れます。


そして、先週の大雪の除雪は「一方向進行」でした。
つまりは、除雪した雪が片方だけに寄るということです。
もちろん除雪車によって、ブレードが割れて両側にかき出す
タイプも存在しますが、問題は除雪の幅ですね。

除雪車のブレードの幅しか除雪できないため、
一方方向だけの除雪ですと「除雪幅が狭い」という事になります。

しかし今回の除雪は
どの路線でも往復して,両側への除雪が行われていたそうです。
*八木山本町エリア


[2].jpg



「道路駐車」をしているクルマがあると、
これを避けて除雪車は通過するので、
見苦しい状態になるといったことがありますね。

震災等の影響で、家屋建築での工事関係車両もあり、
仕方がない状況もありますが、
路駐車両を避けて通る除雪車を見る機会もあまり無いので、
貴重な写真ですね。

目に焼き付けておいて下さいね。


除雪車4[1].jpg



今週は、晴れるようですね。

雪かきをした方々、ご苦労様でした!

地域住民のための「心遣い」でもあります。

みなさん、感謝!



★★★
posted by 八木山取材班 at 23:40| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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