2013年02月06日

八木山エリア 「仙台市都市計画情報インターネットサービス」

★★★



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本日、また降りましたね。

テレビなどで相当「煽られた」感じもありましたが、
想像よりも「あれ??」という程度だったでしょうか。

仙台市で3センチ程度だそうで、
しかも明日は「かなり暖かい」と(^^;)

最高気温予想は「9℃」となっていますね。


今日の雪は、
湿っていましたので、溶けるのも早かったですね。


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雪かきの光景も多くで見ることが出来ました。

「雪かきの近隣住民のコミュニケーション」も
見られましたね。

ずっと昔から続く「大切な行事」とも
言えるのではないでしょうか。

これが無くなっては、住宅地とは言えないぞ。
とも言っても良いくらいです。


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「どこの範囲までやるか・・・」

という事も考えたりしますね(^^;)

疲れない範囲で、やって頂いて良いと思います。

それぞれ時間の都合もありますね。
近所同士で「恨み」など持たずに、
「無心」でやって頂ければ幸いです。

「あそこの家は、雪かきをやらないんだよなー」

と思ったりもするかも知れませんが、
世界中で起きる「戦争」なんて
人間のそんなトコから始まりますので、
雪かきは楽しんでやろう!という気持ちで
行えればよいですね。


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そして今日は、
南太平洋・ソロモン諸島沖の地震で、
気象庁が午後2時41分、
太平洋沿岸の全域に津波注意報を出しましたね。


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仙台港では20センチの津波を観測したようですが、
沿岸部には気軽に立ち入らないように注意して下さい。



さて、タイトルの
「仙台市都市計画情報インターネットサービス」。

↑ クリック


仙台市の都市計画、その他の土地利用規制等の情報が
インターネットで確認できるサービスです。

用土地域や、高度地区などの色々な制限が掛かるエリアなどを
見ることが出来ます。

その中で、ちょっと「え??」と感じた
「埋蔵文化財」です。

当社の付近にも「埋蔵文化財」があるようで、
「聞いたこと無いぞ??」という状態(^^;)

他に、青山・二ッ沢・向山・愛宕などにありますね。
愛宕中学校も「埋蔵文化財」エリアになっています。

鈎取エリアなど、「イオン」「鈎取ヨークタウン」も
「埋蔵文化財」というエリアになっています(^^;)

埋蔵文化財とは、
土地に埋蔵されている文化財(主に遺跡といわれている場所)
のことです。
埋蔵文化財の存在が知られている土地は
全国で約46万箇所あり,毎年9千件程度の発掘調査が
行われているそうです。

当社がある本町エリアは、
土地区画整理組合による「宅地造成エリア」で、
過去の昭和初期、付近には「八木山球場」「八木山遊園地」が
存在しましたが、
それ以外に・・・何かありました・・? です(^^;)

さすがに当サイトを運営する上で、
八木山エリアの縄文時代などの資料はありません・・。
西多賀エリアはあるんですが・・。

これがあることによって
何らかの建築制限がある訳ではないようですね。
「鈎取イオン」「鈎取ヨークタウン」なんて
ビシッと建っていますし(^^;)

「なんかあるぞ」という根拠のある場所なのでしょう。



八木山本町については、以前記事にしたことがありますが、
昭和40年頃まで「逓信慰霊碑」がありました。

昭和初期、現在の八木山動物公園の場所に存在した
「八木山野球場」付近の南側です。

昭和16年竣工、昭和41年までありました。

逓信とは「仙台逓信局」。
現在の、郵政とNTT(当時の電通局)で、
2つ合わさって「仙台逓信局」という名前でした。

この逓信の殉職者と戦没者を祀るための慰霊碑が、
なぜか八木山の地にありました。

慰霊碑は、お墓とは違います。 
「忘れないため」です。


戦没者などの「名前」などが記述されています。

なぜ八木山に? というのが謎ですが、
「東北郵政研修所」も含め、
「郵政との関係が根深い八木山エリア」が、
こういう所でも垣間見えます。

この本町1.2丁目エリアの造成は、
土地区画整理組合が行っていましたが、
昭和41年まで存在した慰霊碑は、
当時の逓信局、いわば「国」の管理化にあったものです。

造成が始まった時は、郵政はすでに分祀しており、
現在のNTTである「電通局の管理」でしたが、
八木山区画整理組合といえど、
国管理のものをどうにも出来なかったようです。

造成が開始されても慰霊碑は残っていて、
それを避けるように造成が行われていました。

その後、電通局によって慰霊碑を新しく建造し、
「土手内」に移設されたのは「昭和41年」。

当時の土手内にあった「仙台電気通信学園」に移設、
現在の聖和学園・三神峯キャンパスの跡地です。

しかし問題は「当時の慰霊碑」です。

区画整理組合に一任されていたようで、
どこに行ったのかというと、
八木山エリアのどこか地中深くに「埋設」されているという
記載が残っています。

地中深くに慰霊碑が埋められてるという事実はあるようなので、
今日ご紹介したマップの「文化財」なのかは分かりませんが、
「これのこと??」という「予想」を
勝手にしてみた取材班です。

なんのことかは分かりませんが、
「埋蔵文化財」は「文化庁」管理なので、
そこが把握しているようですね。

逓信慰霊碑は「国」の管理下にあったものなので、
把握しているのは当然かもしれませんね。

他の埋蔵文化財エリアは、果たして・・。

古のロマンとも言えるのかも知れませんね。


★★★
posted by 八木山取材班 at 21:44| 宮城 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
埋蔵文化財の地図情報サービスは、「宮城県遺跡地図・指定文化財地図」というものがあります。
http://www.pref.miyagi.jp/bunkazai/webgis_densikokudo.htm
名前程度の概略だけですが、どの範囲までかかっているか追跡調査をするための手掛かりになります。

遺跡範囲内だと、大規模開発や杭を入れたりする堅牢構造物を作る時には煩いことを教育委員会から言われますが、個人宅を建てる程度だと大したことはなかったような覚えがあります。要は遺跡が壊れる恐れがあるかどうかで判断がわかれるところでしょうか。

八木山本町のは「松ケ丘遺跡」で縄文時代土器石器が見つかった場所という程度かなと。全部宅地化されているし、大きなガストなどがあるので既に調査は完了とも考えられます。

もっとも素人判断なので詳しくは仙台市教育委員会に聞いた方が確実です。

一つわかるのは、八木山は遺跡の少なさからも、やはり「山」だったということで大昔は人は居なかったのでしょう。
Posted by rsen at 2013年02月10日 13:02
rsen様、ご無沙汰しております。

情報ありがとうございましたm(_ _)m
大変助かります!
「松ケ丘遺跡」初めて知りました(^^;)

仙台市教育委員会に確認してみたいと思います。
後日ご報告致します。
ありがとうございました。
Posted by 八木山取材班 at 2013年02月10日 19:53
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