2013年05月16日

八木山エリア付近にある「橋と川」

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仙台市という政令指定都市は、
広瀬川などの清流が潤す「水の都」でもあります。

西は奥羽山脈から東は太平洋まで広がり、
広瀬川は、奥羽山脈の水源から市街地を貫き太平洋に注いでいます。

藩祖伊達政宗が開いた城下町・仙台は、
広瀬川の河岸段丘に展開する「河川中流の都市」。

百万都市となった現在も、
市街地を蛇行しながら流れる「名取川」「広瀬川」「七北田川」
があります。


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広瀬川 −広瀬橋−


河岸段丘で形成される仙台市中心部は、
多くの場所で「段」になる特徴を持っています。

鹿落坂の下にある「霊屋橋」を通過した後、
東北大学へ向かう途中が「上り坂」になっていますが、
あの地形も「河岸段丘」によるものです。

藤崎デパートの青葉通り側の入り口を入ると、
どこが1階なのか分からない形状になっていますが、
あれも「河岸段丘」の地形が残されたモノです。

「勾当台公園の滝前の段差」などもそうです。

このような河岸段丘の形状が至るところで見えるのが
仙台市という街です。


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昔から「仙台市中心部」を中心に栄えている仙台市ですが、
私たちの暮らしは「どこかを中心に置いて」、
居住地を決めるという生活があります。

現在では郊外が栄えているので、
昔のように「仙台市中心部から近い場所に住む」
ということは無くなってきたような気がしますが、
その仙台市中心部を中心に考えると、
「川」のことに注目する必要があります。


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−愛宕大橋−


仙台市中心部を蛇行しながら流れる「広瀬川」。

そのために、クルマや徒歩で移動すると、
私たちは必ずといって良いほど「橋」を渡っています。

現在は昔と違い治水事業の技術も発達していますが、
それでも「洪水」などの危険性はあります。


2年前の東日本大震災において、
内陸部の「橋」の大半は無事でした。

しかし沿岸部は「津波」により多くの橋が崩壊。
生活にはかなりの不便さが出てしまいました


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橋の桁が津波により浮き上がってしまい、
流されてしまうという場所が多発。

洪水などの川幅だけの水の圧力ではなかった
「大津波のパワー」は、
国道の大橋でさえも無惨な姿でした。



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八木山エリアは「山」です。

パッとしたイメージでは「川は無縁」という
感じではありますが、
八木山エリアの周辺は「川に囲まれている」
という現状があります。



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仙台市中心部へは「広瀬川」があるために、
どこのルートを通ろうと「橋」が必要です。

竜口渓谷を渡る「八木山橋」を筆頭に、
「霊屋橋」「大橋」「愛宕大橋」「愛宕橋」など、
多くの橋を知らず知らずに渡っています。


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長町方面では、「木流堀」を中心に、
「笊川」「金洗沢川」「後田川」などを渡る小さな橋が
数多く存在しています。

長町方向には「名取川」もあるため、
それを渡る橋も多くあります。


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−大橋−



大雨などにおける「川の洪水」、
地震における「橋の崩壊」などがあった場合、
かなり日常生活が大変になるということがあります。

大昔から、
洪水で橋が流されるということは多くありました。


八木山エリアは、「川に囲まれている立地」
であるため、橋が崩壊してしまうと、
「八木山から出れない」「入って来れない」
という状況になることも少なからずあります。

現在では、小さな川の場合ですと
震災で活躍した自衛隊が持つ「仮設橋」などもあり、
大昔ほど苦労することはないと思いますが、
「多くの橋を、気づかぬうちに渡っている」という事実。

八木山エリアの方は、ちょっと気にしてみて下さい。


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−八木山橋−


八木山橋ルートを使い仙台市中心部へ行くと、
必ず「2つ以上の橋を渡る」ことになります。

緑ヶ丘などの方が国道286方向から
仙台市中心部へ抜けたとしても、
「木流堀」と「広瀬川」を渡りますね。

気づかぬうちに、渡っています。


川がある、橋を渡る・・

少し気にして生活してみてはいかがでしょうか?

仙台市の地形や、昔の暮らしまで、
いろいろと分かるとが多いですよ。


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★★★
posted by 八木山取材班 at 17:04| 宮城 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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