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東日本大震災の被害で、
私たちの生活で現在でも影響が出ている道路が、
「仙台城趾・天守台道路」です。
定期的に、
仙台市が「交通量調査」というものを行っています。
平成22年以来、最近の調査は実施されていないため、
確実なことは分かりませんが、
この天守台ルートの通行止めが影響し、
「住民目線で、交通量の減少」が見受けられる道路があります。
そこが「八木山小学校道路の上側の道路」です。
赤いラインの部分ですね。
芦の口エリア・金剛沢方向からのクルマが、
「仙台駅方向」へ向かう時、
震災前には「八木山橋ルート」を使用していた方も
多いのではないかと思います。
しかし「天守台ルート・通行止め」の影響で、
「向山ルート」を使用する方が「かなり増えている」
という現状があります。
そのため、
芦の口エリア・金剛沢方向からのクルマが、
八木山小学校前の交差点で「青ライン」のコースを取り、
右折するクルマが増えたようなんですね。
「半田酒店付近」
震災の影響で閉店した「コンビニ・サンクス」さんがあり、
以前は「ピノキオ」さんの文具屋さんがあり、
店舗も多い路線ではありましたが、
震災後は増して「寂しい路線」になっていることは否めません。
天守台ルート通行止めの影響が、
まさかこの部分に影響しているのは盲点でした。
一方で、向山ルートの交通量は増加しているため、
震災前よりも商売に影響しているお店もあると思います。
ジュース1本でも、増えていることはあるでしょう。
これが「地域バランス」なんですね。
1本の道路が大幅に商売に影響することもあり、
天と地になることがあります。
今回の「八木山小学校通り」が、
天守台ルートの通行止めが影響している交通量減少。
恐ろしいモノですね。
しかしながら、
今回ピックアップした「八木山小学校通り」は、
地下鉄開業の目安で「長町八木山線」の開通があり、
交通量には大幅な変化があるはずです。
そうなると「八木山東エリアの商店」が、
今度は影響が出ることもあるでしょう。
八木山エリアの「最大ネック」のポイントである
「動物公園前交差点」。
誰もが分かる「目詰まりを起こしている交差点」です。
昭和の宅地開発の時点から、
40年以上変わっていない道路です。
仮にこの交差点を工事し、通行止めや規制をかけると
パニックになる交差点です。
別に違う道路のアングルを再構築しなければ、
都市計画道路が「3本」も出来る増加分に、
対応できるとは思えないのですが・・・・。
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2013年05月24日
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