2013年05月28日

【New】八木山エリアの地元消防団 「太白消防団 八木山分団」  

★★★



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今回は、「地元消防団」についてです。

以前も記事にしましたが、
立地が変わりましたのでサイト・リニューアルも含めまして
ご紹介致します。


「地元消防団」とは、耳にしたことがある方も多いでしょう。

これも以前ご紹介しましたが、八木山エリアには
八木山香澄町エリアに移転・引っ越しした
「太白消防署 八木山出張所」がありますね。

ここの職員の皆さまは、
「仙台市の職員」であり「地方公務員」です。

では、地元消防団は?

地元消防団は、「自営業などの自分の仕事を持ちながら」、
災害時に出場するような形になっている「非常勤公務員」です。

もちろん消防団は就職先ではなく、
あくまで「自分の職を持ちながらのサブ的な仕事」です。

この辺は勘違いしないで下さいね。

災害時には、「消防署」の補佐役的な消火活動、
救助活動などを行います。

2年前の東日本大震災での「地元消防団」の活躍を
耳にした方も多いのではないでしょうか。

沿岸部では「水門の扉」を閉めたり、
避難誘導したりと活躍した消防団の方々は大勢いました。


「災害時以外」では、
防災訓練の指導、地域防災等の広報、住宅防火訪問なども
行います。

「地元消防団」という名称が馴染み深いですが、
もちろん八木山エリアにも消防団があります。

「太白消防団 八木山分団」 と言います。


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以前は、
八木山市民センター脇「八木山つどいの家」の隣に、
「消防の車庫」が設置されていました。

ここに消防のポンプ車が入っていました。

「太白消防団八木山分団の機械器具置場」として
設置されていましたが、
今年の3月24日に「八木山市民センターの隣」に
引っ越ししました。

今まではポンプ車が入っていた「機械器具置場」だけ
でしたが、
今後は「2階・コミュニティーセンター」も完備された
立派な建物になりました。


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八木山の消防団「八木山分団」は、
平成元年に設置されました。

今年で25年目になります。

八木山分団は、
「仙台市消防局の太白消防団」で組織されている1つで、
太白区には「8分団」あります。

「八木山」「長町」「西多賀」「郡山」
「山田」「中田」「東中田」「生出」があります。

平成元年に設置された「八木山分団」の前は、
「向山分団」として設置されており、
向山4丁目の佐藤魚屋さんの向かい付近にありました。


そして平成元年に「八木山分団」として
現在の「八木山つどいの家」に設置され、
今年の平成25年3月24日に引っ越し、
先日の5月26日に「開所式」が行われました。



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開所式が行われた5月26日。

たまたま「おめでとう」と言わんばかりに、
「オリコさんの飛行船」が上空を飛行しました。

八木山では、今月2回目の飛行ですね。


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消防団の「ポンプ車」は、正式には「積載車」と
呼ぶそうですね。

消防団のポンプ車は「2003年」に
現在のものが導入されています。


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消防署にある「消防ポンプ車」とは二回りくらい小さいですね。

これまで、
八木山エリアの多くの火災現場に出動しています。

このポンプ車も、八木山の立派な「仲間」です。

車庫も立派になりましたよ。


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「太白消防団 八木山分団」の定員は30名。

なんと、現在は「19名」しかいないんです。
震災前は、25名いました。

実は太白消防団の8分団の中で、
「ドーンと最下位」なんです。



これは、寂しいことです、皆さん。
八木山の地域性が見え隠れする部分でもあるでしょうか。


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開所式の日、全員ではありませんでしたが、
記念撮影させて頂きました。


消防団は、
「地域のためのボランティア精神で活動する場」として
思って頂けたらと思います。

「自分の住む八木山を、災害から守るため」

この精神ですね。

年数万円の年額報酬や、消防活動に出場した場合の
報酬などはありますが、
お金ではありませんね、ボランティア精神では。

「地域のため」です。

取材させて頂きますと、
八木山地域の中で、その八木山を一番愛しているのは
「消防団の方々ではないか」とさえ感じてしまいます。


仮に消防活動の際に負傷した場合の「公務災害補償」や、
消防団活動に必要な制服の「制服貸与」、
「表彰制度」などもあります。


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地元消防団が威力を発揮するのは、
八木山を例にとれば、
「八木山に根付いている人」「地域に根付く」方々です。

「八木山地域に詳しい」という部分ですね。


消防署の職員の方も「地域密着」ではありますが、
公務員ですので「転勤」もあります。

ずっと八木山で働いている方ではありません。

地域にあまり詳しくないという部分も、
少なからずあります。


災害が起きた時、
「住民の横つながりに詳しい」
「どんな方が住んでいるのか」など、
特に「地域で重要な、人と人とのつながり」で
消防団の存在は、無くてはならないものなんです。


「あの家のお婆ちゃんは、足が悪いから避難が難しい」
「今は空き家になっている」
「○○さんの台所は、このあたり!」

など、消防署の職員の方では、「把握が難しい部分」で、
地元消防団は威力を発揮することになります。

「地元のことは、地元に聞け」

という、当たり前のようで、最近では当たり前になっていない
「地域のつながり」が重要な部分なんです。



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震災の後、取材班は業務で「塩釜市・浦戸諸島・桂島」
を取材しました。

この桂島は、
震災当時「島には300人以上」の人々がいました。

3月11日の大地震の後、
「津波が来る」という事を判断した方は大勢いましたが、
「大丈夫だろう」と油断していた方も多くいたといいます。

そこで威力を発揮したのが「桂島の消防団」だったそうです。

島という地域柄の利点「島民の大半が顔見知り」という
部分が「最大の武器」となり、
「大丈夫だ」と言って動こうとしなかった方々に対し、
「首根っこを引っ張って、避難所である学校に連れて行った」
といいます。

「うるせー! いいから避難だ!」と、
無理やりでも引っ張っていったんですね。

八木山に住む方々でも、
「隣の住民に対して、無理矢理連れて行く」ということが、
出来るでしょうか?


結果的に、この消防団の方々の「無理矢理」が幸運をもたらし、
「島民300人以上、全員が無事」「死亡者ゼロ」という
結果に結びつけたのです。

島民の命を、完璧に守ったんです。


「人を助けるには、人にしかできない事」が
必ずあります。



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消防団員は「女性」もOKで、
八木山分団にも1人いらっしゃいます。

18歳以上の男女を、
ビッシビシ募集しております。

022−222−7871 まで



「仙台市太白消防署 八木山出張所」
電話 022−229−4639 でもOKです(^^)/



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上記に示しているように、地元消防団は
「自分の職を持ちながらの、サブ的な仕事」です。


ある意味、
八木山の「まちづくり研究会」にしても、
この「八木山放送局Net」にしても、
各それぞれが「自分の職を持ちながらのサブ的な仕事」、
ボランティアで行っています。

地元消防団も、ボランティア精神。

どうしても、
自分の仕事を優先しなくてはならない時も多々あります。

でもこれは、仕方がないことです。


「地域のために、何か役に立てることはないか」
と考えている方など、
「いろいろなもの」がありますが、
この「地元消防団」もそのひとつです。


普通の会社員の方など、
時間の制約もあるので難しいと思うところもあり、
「自営業の方」「会社を定年退職した方」「女性・主婦の方」などで
多く構成されています。
もちろん一般会社員の方も多いです。


地域密着・地元消防団
「太白消防団八木山分団」について、
興味を持った、八木山地域の役に立ちたいと思っている方々、
ぜひ考えてみて下さいね。

太白消防団で団員の数がビリッケツの八木山エリア・・
なんか悲しいですね・・


ぜひ、宜しくお願い致します。



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posted by 八木山取材班 at 21:53| 宮城 | Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の 防災/消防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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