1985年 3月。
今や知らぬ人はいない葬儀社が、仙台市内に開業しました。
人が誕生する時、人は無であり清い身体。
人生経験を経て死を迎える時に、
人がまた清い身体になることを願った「清」。
月の光が程よい変わらぬ明るさで人間を照らし続け、
月の光が意味する「希望の象徴」を、
故人の人生に例えたい思いの「月」。
故人との数え切れない思い出を、
お別れに来た人々の心にあたたかく記して頂きたいという
願いがこめられた「記」。
私たち人間に、必ず付いている名前。
名前には、様々な思いを込められ付いていますが、
企業が付ける名前にも、由来があります。
1991年 12月 「株式会社すがわら葬儀社」へ組織変更。
2010年 5月 「株式会社清月記」へ社名変更
平成25年夏の段階まで、
仙台市内に10カ所以上の斎場、石巻エリアに2つの斎場、
仙台市内2会場の家族葬「ファミーユ」、
食のケータリングサービス「一乃庵」など、
急成長を遂げています。 (宮城県内16カ所)
近年、需要が増加してきているのが「家族葬」です。
故人と家族を、ごく少数の会葬者によってつなぐことができ、
一般の会葬者への心遣いが必要なく、
故人との最後の別れを存分に確保できるために
「家族葬」という名前が全国的につけられています。
「家族葬」の厳密な定義は特になく、
家族や親族、親しい友人の範囲だけの葬儀。
規模だけを見れば「密葬」というイメージも持ちますが、
密葬は本葬と「対」で使われることから、
「本葬のない密葬」を、あたたかい響きを持つ「家族葬」と
名前が付くようになったと言われています。
そして、平成25年8月23日。
この「家族葬斎場」が八木山エリアに開設されました。
1日1組限定の家族葬専門斎場
「仙台八木山斎場 清月記」 様です
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「仙台八木山斎場 清月記」
1日1組限定「家族葬」
・最大収容人数「100名」
・2階建て 1階・斎場/2階・会食/控え室/寝室等
・駐車場台数 最大50台
・八木山エリア限定「無料送迎」「東亜タクシー提携・無料送迎」
〒982-0831
宮城県仙台市太白区八木山香澄町33-14
TEL.022-228-5777 FAX.022-228-5778
「株式会社清月記」及び「仙台八木山斎場 清月記」様より
リンク・取材許可を頂きました。
右のカテゴリーに追加させて頂きます。
誠にありがとうございました。
さて、8月23日にオープンした「清月記・八木山斎場」。
これまでの清月記さんは、
太白斎場もあるので八木山住人の方もご存じとは思いますが、
400人規模の斎場をメインとした会館が中心でした。
これまで「ファミーユ」の家族葬会館が太白区に2カ所
りましたが、「清月記」という名前が付いた斎場が
東北放送さん向かい側に開設されました。

ローソンさんの右側に立地され、
見晴らしの良い立地に建設されました。
オープン初日に特別企画「内覧お食事会」が
ありました。
地元関係者や抽選で当選した住人の方が招待され、
清月記さん独自のケータリングサービス
「一乃庵」さんが食事をサービスしました。
葬儀ので食事は、
すべてこの「一乃庵」さんになっています。
その他、「花」も清月記さんの同系列です。


スタッフの方々が大忙しの時に
当サイトが取材させて頂きました。
八木山斎場の事については、
ホームページやパンフレット等もあるので、
当サイトでは「掲載されていない部分」を中心に
ご紹介させて頂きたいと思います。

建物は「2階建て」で、「1階が斎場」になります。
「1日1組限定」で、
収容人数の最大は「100名」です。
取材当日は会食会でしたので、
円卓テーブルが設置されていました。
まるでホテルの会場のようですが、
この八木山斎場の造り方も「ホテルを参考」に
されているそうです。
斎場で利用する場合は、
当然ですが「1階にイスが並べられる」ことになります。
間違っても葬儀の際はこのイメージにはなりません。
ある意味では、
葬儀以外には「このイメージも可能」ということになるので
貴重なカットかもしれません。

気づく方もいると思いますが、
「遺影が液晶モニターに出る」仕組みになっています。
現在の主流になって来ています。
祭壇は状態は、当然ですが「金額による」ものですが、
セット価格「130万円」のトップの状態が
会食の際には飾られていたようです。
祭壇の向こう側は「白い壁」になっているように見えますが、
可動式カーテンになっていて、
開け放てば「八木山の眺望」を見ることが出来ます。

正面入り口から入ると、右側に階段があります。
階段の段差に「月」のマークがありますね。
「清月記」さんの名前の由来にもある「月」が、
階段に描かれています。

2階建てだとしても、
しっかりエレベーターが装備されているのが素晴らしいところ。
足の不自由な方もいらっしゃいますので、
細かい気配りが行き届くのも「清月記」さんが
ここまでの企業になられた証とも言えるでしょうか。

2階は、会食などを行うスペースです。
待合いスペースや通夜・本葬後に
こちらを使用することになります。
上記写真のバーカウンターの裏側に、
厨房があります。
「熱源はプロパンガス」のようで、
災害等で「都市ガスが全滅」した際には、
確保できるようです。

そして同じく2階には、
故人の親族の方などが宿泊するスペースがあります。
会食スペースとは「仕切り」がありますが、
簡単につなげることも出来ます。
まるでホテルの一室の雰囲気がありますね。
これは「ホテルを意識されて造られている」とのこと。

仕切られている時のために、
しっかりと「玄関」も存在しています。
「自分の家」「ホテルの一室」などと
勘違いしてしまう造りになっています。

リビング・ソファのスペースの奥には
「和室」もあり、
「ふとんも4人分」準備されています。

そして、リビングの隣の部屋には、
ベッドルームが「2部屋」あります。
ツインが2部屋なので、
和室4人分の布団も含めると、
「快適に合計8人の宿泊が可能」ということになります。
壁掛けテレビ、さらにはパソコンもありました。

台所も完備されています。 IHですね。
こういう部分は、
パンフレットなどには掲載されないところでしょうか。

入ると、自動で便座が開く最先端のトイレ。
広さも十分以上です。
当サイトは、トイレ掲載を重視しています。
もちろん、
1階斎場にも同様な新型トイレが設置されており、
2階会食スペースにもあります。

ホテルやマンションの一室とも
勘違いしそうな「バスルーム」。
ユニットバスではないところも素晴らしいですね。

女性にも安心の「化粧&洗面台」。
備品関係も充実しています。
鏡に取材班が写り込んでしまうので
写真が狭い感じに写っていますが、
実際は広いのでご安心を。

そして、1階と2階に「八木山斎場ならではの設備」
があるのが「テラス」です。
立地場所から想像できると思いますが、
眺めの良い場所なのが「八木山斎場の特徴」です。


東北工大さんも見える立地ですね。
この場所からの風景を取材班も初めて見ました。
眺めが良いですよね。
電動間仕切りにより、
1階も2階も、室内から絶景を見ることも出来ます。

館内は全館禁煙になっているので、
喫煙する方は「テラスで一服」ということになります。

しっかり「AED」も完備されています。
地域にとっても有り難いことですね。
この「八木山斎場」は、
葬儀が行われていない時などには、
「地域利用」「町内会の会議」などに使用することも
可能だそうです。
とはいえ「人が急に亡くなる」という事があり、
それに臨機応変に対応するのが葬儀屋さんですので、
地域利用には色々と難しいところもあると思います。
それに対応するスタッフさんの方が大変なのですが・・。

駐車場は、ローソンさんの下にある駐車場も含め、
詰め込んで50台が駐車できるそうです。
しかしながら、どうしても不可能な状況があります。
その時のために「八木山エリア限定」で
「無料送迎車」も準備しています。
「八木山斎場 清月記」ですので、
八木山の方のための対応ですね。
さらに八木山エリアのタクシー
「東亜タクシー」さんと連携して
これも「八木山エリア限定で無料送迎」があります。
東亜さんを呼んで、八木山斎場・清月記さんまで
行き帰りの無料送迎が可能ということです。
良い連携を組んで頂きましたね。
地域と連携協力することは大変素晴らしいです。

八木山松並木の一角に立地した「仙台八木山斎場 清月記」。
敷地には1本の松がありますが、
この松も守りながら立地して頂きました。
当サイトでは、全ては紹介出来ませんでしたが、
詳しくはリンクさせて頂いたホームページや
パンフレット等をご覧下さい。
八木山地域に根付き、仲間入りした「清月記」さん。
「最期も八木山で」
そう感じている方も多いのではないかと思います。
八木山を愛していた住民の多くは、
そう考えることは自然のことです。
このことから、
「メモリアルライフクラブ」という
個人向け会員制度もあります。
若い方にはピンとこないかも知れません。
しかし、人はいつかは最期を迎えます。
そういった意味でも、
八木山エリアにとっても
必要な施設ではないかと感じています。
八木山エリアにも、
昨今は有名企業様などが立地して頂けるようになりました。
そういう流れが来ているのかも知れません。
それでは、平成25年8月23日オープン
「仙台八木山斎場 清月記」さんを
宜しくお願い致します。

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