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グズグズの天気が続いています仙台市です。
埼玉・千葉では竜巻被害があり、
異常気象的な日本になっていますね。
ただ「私たちの記憶から薄れている」事も多く、
竜巻も震災も津波も、
自然災害というものは過去も起きています。
東日本大震災の大津波も「1000年に1度」
と言われ、大半の人が「知らないで生きてきた」
経緯もあり、当初は「過去にない災害」とさえ
思っていた方も多いでしょう。
「風化」という言葉は、
悪いようなイメージもありますが、
人によっては「風化した方がよい」場合もあります。
先日、被災地の沿岸沿いで本業があった際、
小さい子供たち数人が、
「津波、こわい」 という言葉を出していたのを
耳にしました。
震災以来なのか「海を見たことによって感じてしまった」
のでしょう。
おそらくこのまま大人になっても、
「トラウマ」として残り、「海は怖い」「行きたくない」
というものを感じ、思いながら成長してしまうのだと思います。
その時、親である大人たちが、
「海を見せないで成長させる」のか「克服させていくのか」
で、今後の将来に大きく影響してくるのでしょう。
さて先日の続きです。
以前ご紹介したことがある
「野草園」から撮影された「1963年・昭和38年」
のご提供写真です。
現在ではこのアングルから撮影できませんが、
大年寺山にある仙台放送さんの社屋からですと、
似たようなアングルで撮影できるかも知れない1枚です。
東北放送方向を写しています。
この写真、あえて白黒にしてみました。
「古く見える」イメージがあるでしょうか。
実は原本は「カラー」です。
これです。
「イメージ」というものは恐ろしいモノで、
カラーになると「10年くらい前?」などと
感じてしまうほど錯覚してしまいます。
八木山エリア付近の当サイトが掲載させて頂いた
住宅エリア付近では「最古記録写真」が、
この写真になります。
「1963年・昭和38年 9月24日」です。
あと数週間で「50年前」という事になります。
今では、住宅地だらけになっていますね。
この時期に「カラーで残る写真」は貴重です。
東京オリンピックの前の年です。
カラー写真は「1970年代に普及」していて、
今や少なくなった「カラー現像所の写真屋さん」が
登場したのは「65年頃から」です。
1963年10月に、
フジカラーN64 という一般用フィルム
「35mm判・12枚撮および20枚撮り」
が発売されていますので、
この写真は
「カラーで残る貴重な八木山写真」になるかと思います。
なにせ1965年・昭和40年頃で、
カラー写真の普及率は10%前後と言われていましたので・・。
これも以前ご紹介したことがありますが、
東亜タクシーさん付近からの写真。
1967年11月に撮影された1枚です。
上記でご説明した通り、
「この時期は白黒が普通」の頃です。
上記に野草園写真よりも古く見えてしまいますね・・。
この付近での当サイト掲載では、
「最古写真」になります。
この辺りの住宅地に住む方には、
もっと昔の写真があるかも知れませんね(^_^;)
左側の三角形の部分がありますが、
「北二ツ沢」と「南二ツ沢」を分けていた尾根筋の残り
だそうです。
この辺りには「沢」があり、
さらには三角の山のようになっている高さも見る限り、
このような立地を造成していた証拠写真でもありますね。
寄ってみますと、現在地下鉄工事をしている
八木山本町エリアまで見えていることがすごいですね。
現在では住宅地が満載になっていることもあり、
絶対に見ることの出来ない写真です。
このような貴重写真、
今後もビシッとお待ちしております。
宜しくお願いしますm(_ _)m
★★★
2013年09月03日
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