平成26年度初の、「紹介コーナー」です(^^)/
お待たせ致しました。
当サイト、開設から4年が経過しましたが、
まだまだ取材していないジャンルが多くあり、
色々な教室や個人で行っている施設などが未発掘です。
「住宅地の一角」にある場所などは特にそうでしょうか。
今回ご紹介する場所は、「八木山マップ」で発見し、
取材班2人でお邪魔しました。
ジャンルは「図書館」です。
八木山エリアには、
八木山市民センター内に図書館がありますが、
他に小学校などの図書館以外に
八木山には存在していないと思っていた取材班でした。
それではご紹介しましょう。
「宮城個人史図書館」 さんです。
↑ ホームページへ
[ここに地図が表示されます]
「宮城個人史図書館」
開館時間 10時〜16時
開館日 「不定期 ホームページ参照」
貸し出し 不可
駐車場あり
〒982−0835
仙台市太白区桜木町23−7
電話022−229−3115
2度クリック・拡大
「宮城個人史図書館」様に取材許可を頂きました。
右のリンクに追加致します。
誠にありがとうございました。
「宮城個人史図書館」の、せと かつえ館長さん。
ホームページにも記載されていますが、
設立趣旨は「残す」です。
人間が何十年か生きた証としての出版物には、
次世代が生き抜くための知恵と事業成功への鍵が隠されています。
当サイトの「八木山を紹介する記事」もそうですが、
様々な「出版物」から取材班が吸収し、参考資料として保管、
「本が無ければ、記事を書けない」という状態です。
こうした本を「宮城個人史図書館」さんが吸収・再活用し、
個人史図書館が設立されました。
2006年の初夏の事です。
元々館長さんは出版社に勤めていた事も大きな要因でしょう。
開館日は、不定期です。
ホームページを参照して頂ければ開館日が分かります。
普通の図書館とは違う点が「貸し出しは不可」です。
館内で熟読したりスキャンする方式です。
八木山関係の本は勿論、
県民の個人史・事業史・団体史などを中心に、
宮城県内の郷土史、宮城県人の文芸誌、研究開発誌等が
多く並んでいます。
取材班も、郷土史関連のマニアですが、
見た事がない本が多くありました。
当サイトの記事を書くための重要な資料もあり、
これは頻繁に利用させて頂きたいと思いました。
八木山のバイブル「八木山物語」は、
当然の如くありました(^^)/
「八木山内の町内会の記念誌」もあり、
書店には並ばない本も多くあります。
ホームページに「蔵書リスト」も掲載してあるので、
ご確認下さい。
今回、別件の取材もあったので長居が出来ませんでしたが、
美味しいコーヒーをご馳走して頂きながら
館長さんとお話を伺いました。
地域は「人とのつながり」が生命線であるため、
新たな「取材対象」も教えて頂きました(^_^;)
こういう部分から、
当サイトが色々と広がっていった経緯があります。
館長さんは「資料室」「資料庫」という感じの
表現をしていましたが、
この数多い資料が「一般開放」されています。
人によって「価値観」が違います。
人によっては「価値のある資料」でも、
人によっては「廃棄してしまう資料」になる事もあります。
当サイトや取材班の本業でもそうでしょうか・・
取材班が貴重だと思う「写真」「映像」も、
人によっては「別に・・」と思う方も多いでしょう。
それでも「残す」事は、重要です。
東日本大震災でも、
大津波で多くの大切なモノが消えました。
本などの資料は勿論、骨董品、美術品、宝石・・
色々な貴重なモノが失われました。
本業で確認しましたが、
昭和懐かしいスバル360、いすゞ117クーペなどの
「貴重なクルマ」も無惨な姿になっていたのを見ました。
そして、「在りし日の風景」もです。
なんでもない「いつもの風景写真」は、
震災後に「もう二度と見る事が出来ない、貴重な資料」として
変化する事になりました。
「残す」事は、大切です。
その、残っている資料が、八木山にあります。
「宮城個人史図書館」
皆さんも、時間がある時にお立ち寄り下さい。
今回は、「宮城個人史図書館」さんからお送りしました。
★★★