★★★
今回の記事は「イメージ」で
お楽しみいただけたら幸いです。
「発展はしなくてよいが、暮らしやすくなれば」
個人的には、そう思っている取材班です。
長町エリア等のように、
買い物などが1か所で済む・・というような
「なんでもござれ」の街には、
ならなくても良いのではないか・・という事ですね。
そこは、やれる街に任せておけば良いと感じています。
八木山には、動物公園があり、ベニーさんの遊園地があります。
この部分は、宮城県内で見ても「オリジナル性」を
持ち合わせています。
いわば「観光地エリア」であり、
「住宅地」と「自然」が融合したエリアでしょうか。
この部分に「温泉」という施設を加えると、
どうなるのだろうか・・という「イメージ」です。
鳴子峡
宮城県の温泉は、
「秋保温泉」「遠刈田温泉」「作並温泉」「鳴子温泉」
の4大温泉を筆頭に、様々なエリアに温泉があります。
ちなみに、「温泉」という定義は、温泉法に基づき、
「温度が摂氏25度以上」
「指定する物質が含まれるか」
のいずれかを満たしていれば温泉となります。
地下を深く掘っていって、
25度以上の水温の水、物質が含まれた水が出れば
温泉と呼んで良いことになっています。
2004年、
「温泉偽装」が問題になったことがあります。
秋保温泉と作並温泉の一部が、
井戸水を使用したことで話題になりました。
そのため、
2005年に温泉法施行規則が一部改正され、
「温泉」は、従来の温泉成分に関する表示義務に加えて、
「加水」「加温」「循環ろ過」「入浴剤」などの使用の有無などを、
浴槽内の温泉の状況も含めて「表示が義務化」されています。
スパなどにある「天然温泉」という温泉がありますが、
「天然温泉」も温泉であり、
「地中から25℃以上の水がわき出ている」事には、
かわりはありません。
もしくは、温泉効能の物質があるか、です。
入浴剤や鉱石などを使い、
「温泉成分を人工的に入れて薬効を得ている温泉」は、
「人工温泉」と言います。
ラドン温泉も、作り出したものなら「人工温泉」です。
付け加えると、
25℃以上で湧出する「地下水以外の水」を温めて、
温泉の成分を人工的に加えたものも「人工温泉」です。
温泉の中で、一番贅沢な温泉が、
「源泉 掛け流し」と言われる温泉です。
掛け流し温泉は、
「常に新しいお湯を利用している温泉」を言います。
一度使われたお湯は、循環利用されることなく排出され、
掛け流し温泉にするためには、
一定以上のお湯を安定して得る必要があります。
全国的にも、多くはない温泉タイプです。
ほとんどが「循環式温泉」になっており、
お湯を常に循環、ろ過、加温してリサイクル使用しているのが、
一番多いタイプです。
循環式温泉の多くは、
リサイクルしながら新しいお湯も加えて循環しており、
お湯の量を節約することが可能ですが、
循環・ろ過の過程で「温泉が本来持っている効果が低下してしまう」
という可能性もあります。
温泉の効能としては、宮城県内でも様々で、
「好み」も存在するのが、温泉の楽しみの一つ。
「秋保温泉」は、弱塩泉。
ナトリウム・カルシウムを含む「塩化物泉・低張性中性高温泉」。
源泉温度24度〜60度。
「日本三御湯」という第84代順徳天皇の選出した温泉に入り、
秋保温泉・別所温泉・野沢温泉 とされています。
「作並温泉」は、単純温泉。
「含食塩芒硝泉」で、源泉温度50度〜60度。
広瀬川に沸いた温泉が元と言われています。
「遠刈田温泉」は
ナトリウム・カルシウムを含む「硫酸塩・塩化物泉」です。
宮城県では、特色があるのが「鳴子温泉」でしょうか。
「鳴子温泉」は、様々あり、
「単純温泉」「重炭酸土類泉(炭酸水素塩泉)」
「重曹泉(炭酸水素塩泉)」「食塩泉(塩化物泉)」
「芒硝泉・石膏泉・正苦味泉(硫酸塩泉)」
「明ばん泉(硫酸塩泉)」「緑ばん泉・炭酸鉄泉(鉄泉)」
「硫黄泉・硫化水素泉(硫黄泉)」
「酸性泉(酸性泉)」
と、9種類の泉質があります。
旅館やホテルによって様々な温泉タイプがあるため、
一括りに出来ないのが鳴子温泉の特徴です。
826年に起きた鳥屋ヶ森山の噴火で、
現在の温泉神社より温泉が湧出し始めたのが、
鳴子温泉の始まりと言われています。
それでは・・
八木山で温泉を掘ろうとすると、出るのか・・?
という部分でしょうか。
おそらく出る可能性は高いでしょうか。
水温は、地下を100メートル深く掘っていく毎に、
3℃ほど上昇すると聞きますので、
そのうち25℃以上の水が出てくるはずです。
効能があるとすれば、秋保温泉か作並温泉に近い物質が
出るのではないかと・・。
素人なので分かりませんが・・。
標高100メートルの八木山ですので、
下のエリアよりも掘削費用が高い弱点もあるでしょうか。。
三重県に「長嶋スパーランド」という
遊園地と温泉が融合したアミューズメントパークがあります。
「宿泊施設」があってもよいですが、
「観光地」として、そして「住民ベース」として見ても、
八木山に温泉施設が出来ると楽しめることが多いかと・・
そんなイメージが出来ますね。
蔵王町に「黄金川温泉」さんという
温泉施設があります。
ここは「蔵王町社会福祉協議会」が、
指定管理者として運営を行っており、
日帰り限定の温泉と老人憩いの家があります。
町内の方と、町外の方では、
温泉へ入る金額に差を出しており、
蔵王町は入浴無料券を70歳以上の希望者に交付しています。
運営者はともかく、
八木山エリアだけ、70歳以上無料、
住民だけ半額など・・
そんな待遇も可能かもしれませんね。
温泉が出来ると、
仕事帰り・家族などが利用できる利点、
そして観光客の楽しみも増えるでしょうか。
温泉施設の他に「休憩所」なども併用し、
「地域コミュニティ」も増えることになるでしょう。
もちろん、裸の付き合いが苦手な方もいるでしょう。
若い方ほど、敬遠する部分も多いかもしれません。
若い時は、アルバイトをするときに、
「同じ地域を避ける」「住んでいる八木山エリア」では
バイトしないという方も多かったでしょう。
八木山のコンビニでバイトしてる・・等は、
同世代に広まってしまうので恥ずかしい思いをする・・
というパターンがあったかと思います。
温泉施設は、居住エリアに出来ると、
若い方は敬遠されることも多いでしょう。
「地域のこと」というものも、
「若い世代ほど関心が無い」という現実があります。
外に、外に、目が向くものですね。
「東京に出たい」と思うのも、若い世代です。
今回の記事・・「イメージ」は、
「30代以降の街のイメージ」になるのだと思います。
普段と違うエリアに行く事で、
「温泉の良さが分かる」というものもありますね。
良好な温泉と環境は、「遠く離れた山奥」
にあることも多いです。
そういう場所は、
数百年の歴史がある場所が多いので、
ここをイメージする必要はないですね(^^;)
そんなところから、
10年以上前から「ブーム」になったのが、
「極楽湯」や「竜泉寺の湯」「大江戸温泉物語」タイプの
温泉なのでしょう。
住み分けが出来上がっています。
八木山エリアに出来るイメージをしても、
このタイプになるのかな・・という感じでしょうか。
動物公園が近いので、
「サル」と一緒に入るのも面白いですね。
露天風呂に、「クマさん」が入っていたら、
別の意味で面白いですね。
これが、イメージという楽しみ方でしょうか♪
★★★
2015年08月30日
この記事へのトラックバック
宿や温泉が市街地からちょうどこの辺りにあってもいいなと思いました。遠過ぎでもなく近過ぎでもないので。
年代によっても感覚が違うかも知れませんが、山のメリットも生かして、景色や夜景が眺められる所だったら最高かもしれませんね。
湯上がりに見る夜景、ほろ酔いで見る夜景などなど。
そうですね、妄想が膨らみます(^^)
山側が保護区になっている「縛り」もあるため、
色々な開発が出来ない事情もあるので、
なかなか難しいとは思いますが(^_^;)
ただ八木山は観光地と銘打っているので、
宿泊施設や温泉があっても不思議ではないと思いますね♪