2017年01月14日

八木山エリア付近の「どんと祭」

☆☆☆



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鈎取八幡神社



今日は「どんと祭」でしたね。

宮城県で広まるこの祭り・・
実は「全国的な祭り」と思っている・・
宮城県出身者の若い方も多いそうです。

特に、仙台から離れた事がない方などは、
そう思っていても不思議では無いですが(^_^;)


実は「どんと祭」、全国的に有名な行事ですが、
「宮城県のローカル名称」です。

毎年1月14日、
神社の境内で、正月に飾っていた「正月飾り」関係、
昨年買った「お守り」などを、お焚きあげします。

御神火にあたることで、
一年の無病息災・家内安全を祈願する祭り・・
それが「どんと祭」ですね。

県内最大規模のものは、仙台「大崎八幡宮」の
松焚祭(まつたきまつり)が有名です。

これは300年の歴史があるそうで、
平均で約10万人の人出、
国道48号と接続道路は交通規制されるほど大規模です。

「裸参り」もあり、これも特に有名ですね。


以前はもっと多かったようですが、減ってきており、
その理由が、ハッピーマンデー制度導入で、
「成人の日がズレた」ためです。

「どんと祭の14日」の次の日・・15日は、
「成人の日」で休みだったんです。

1月15日が成人の日の祝日では無くなってしまったので、
大崎八幡宮への参拝客は減ってきたそうです。



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鈎取八幡神社




八木山エリア付近では、
向山エリア「愛宕神社」が有名ですが、
他に「八木山神社」でもお焚きあげしています。

完全に八木山の中で焚きあげしているのは、
「八木山神社のみ」になります。


八木山エリアで知られているのか、どうなのか・・
お隣の鈎取エリアに「鈎取八幡神社」があります。

実は「鈎取八幡神社」は
あの「大崎八幡宮」からの分祀と言われているそうですね。
※山田鈎取まち物語より

大崎八幡宮の神様が、鈎取八幡神社にも鎮座することになり、
どちらが本物で、どちらが偽物などということはなく、
双方に同じ神が鎮座していることになります。

大崎八幡は、1607年に山形県米沢市の
成島八幡宮と合祀し、伊達政宗によって仙台に移され、
鈎取八幡神社も、そのころに建造されたようです。



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鈎取八幡神社の境内には、
平成7年3月に植樹された「子福桜」の白い桜が、
現在にかけて咲いています。

コブクザクラと呼び、
春と、秋〜冬の二季咲き品種の桜です。

花言葉は、【純潔】だそうです。




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一年の無病息災を祈る「どんと祭」に、
関係のない「家庭ごみ」を持ち込む「お馬鹿さん」が
絶えないそうですが、
神社は、大変苦労しているそうです。

家庭ごみを、どさくさしないようにしてください(>_<)



夜も遅くなっていき、
雪がガンガン降ってきた八木山エリアです。

気温も今期の最低気温を更新しており、夜11時半現在・・
「マイナス5.4℃ / 路面温度マイナス4度」
となっています。

明日の朝、
間違いなく積雪と「凍結」があります。


徒歩の方、そして朝に運転する方は、
必ず注意してください。



★★★
posted by 八木山取材班 at 23:54| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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