2017年06月21日

仙台市 夏至に梅雨入り 「八木山・カラーデザインマンホール」

☆☆☆


仙台市が梅雨入りしました。
日が一番長い日の梅雨入りです。

平年より9日遅かったようで、
昨年は6月13日でした。

このパターンで行くと、
梅雨明けは7月・・月末でしょうか。

「カラッ梅雨」になるか、
猛暑・夏日が続く「激アツの夏」になる可能性が
今年は秘めていますが、果たして・・。


さて、かなり激しい雨が降っている今日の仙台市。

こうなってくると「冠水」「土砂災害」などの被害も
警戒する必要もあります。

今年の春だったでしょうか。
仙台市議会で明るみに出ましたが、
仙台市が、大雨のときにマンホールなどから汚水があふれないよう、
未処理のままの汚水を「秘密の管」から川などに流していた・・
という記事が出来ました。

「緊急避難管」として30年近く前から極秘裏に工事が行われていて、
国交省にも内密にしていたと・・。

現在は色々整備されていて「きれいな街」になっている
全国各地の地域ですが、一昔前までは、そーでもなかったですね。

現在は、仙台市中心部を除いて「雨水管」と「下水管」が
分けられている「分流式」が主軸になっていますが、

仙台市で分流式の処理が始まったのは1979年のことで、
その頃から大雨のたび、マンホールからなにやら吹き出す・・
トイレから出た汚物まじりの水がオーバーフローすることが
相次いだ時代がありました。

これは現在も、特定地域にはあるはずです。

その時に、下水道の現場担当者は苦肉の策をとって、
マンホールから近くの雨水管までの「緊急管」をつくり、
地上にあふれるのを抑える「緊急管を、市民に秘密にしていた」
という事でした。

雨で薄まりますが、オーバーフローすると、
マンホールで溢れないようにして、汚水を川に流す緊急管です。

この「秘密の管」は仙台市内で、現時点で104箇所存在し、
八木山では「芦口小学校の下を通る、金洗沢川」になります。



IMG_2686.jpg

IMG_2680.jpg



他には向山エリア・ピックボーイから鹿落坂付近に
7カ所ほど存在しているようで、
太白区で多いのは、大野田付近・富沢・向山・砂押/泉崎付近
に集中しているようです。

平らになる立地があるために、
流れにくいポイントがあるのでしょう。


こういう秘密の管というのは、仙台市だけではないだろうな・・
というのが想像できてしまいますね。

マンホールから溢れて、臭いなども含めたクレームが
相次いだ時代がありましたし、
冠水しやすい地域は、この秘密の管に関係なく、
色々なリスクがあるのは覚えておいた方がよいでしょうか。



IMG_2677-1f0d2.jpg
芦の口エリア 砂防地域




さて、ここでタイトルですが、
ゴールデンウイークの前から設置されたもので、
お気づきの方もいるでしょうか。

八木山エリア・地下鉄エリア付近に
「ご当地マンホール」全9種類が設置されています。


【写真 取材班K】


東西線.jpg

シジュウカラガン.jpg



ちょっと汚れやすいのがネックではありますが、
「八木山ご当地マンホール」
ご覧になった方、いらっしゃいますか(^_^)

地下鉄界隈に多く設置されていますが、
9種類ありますので、探してみて下さい♪

ここでは場所を書きません♪



東1出入口前(東西線)-20170428.jpg

恐竜山.jpg



ちょっと面白いのは「恐竜山」でしょうか(^_^)

八木山以外の方からすると、「なんのこっちゃ」ですし、
Googleマップなどにさえ載っていない名前です。

昔、恐竜山は立派な「子供の遊び場」であり、
くじら山とも呼ばれた時代もありましたが、
八木山小学校の夕方に鳴り響く「愛の鐘」は、
「時間を忘れて山で遊ぶ子供たちに、帰る時間を知らせるため」
というきっかけがありました。

立派な「遊び場」だった事から名前が付いた「恐竜山」であり、
人があまり立ち入らない山なら、名前も付いていないでしょう。

誰がつけた名前なのかは、未だ不明のままですが、
予想ですが、当時の八木山小の子供たちだったのでしょう。

それがいつのにか「八木山の通り名」となったほど・・
恐竜山を知らなければ「にわか八木山人」・・
マンホールのデザインになるほど有名な山になりました。



レッサーパンダ.jpg


☆☆☆





posted by 八木山取材班 at 18:41| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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