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仙台市が梅雨入りしました。
日が一番長い日の梅雨入りです。
平年より9日遅かったようで、
昨年は6月13日でした。
このパターンで行くと、
梅雨明けは7月・・月末でしょうか。
「カラッ梅雨」になるか、
猛暑・夏日が続く「激アツの夏」になる可能性が
今年は秘めていますが、果たして・・。
さて、かなり激しい雨が降っている今日の仙台市。
こうなってくると「冠水」「土砂災害」などの被害も
警戒する必要もあります。
今年の春だったでしょうか。
仙台市議会で明るみに出ましたが、
仙台市が、大雨のときにマンホールなどから汚水があふれないよう、
未処理のままの汚水を「秘密の管」から川などに流していた・・
という記事が出来ました。
「緊急避難管」として30年近く前から極秘裏に工事が行われていて、
国交省にも内密にしていたと・・。
現在は色々整備されていて「きれいな街」になっている
全国各地の地域ですが、一昔前までは、そーでもなかったですね。
現在は、仙台市中心部を除いて「雨水管」と「下水管」が
分けられている「分流式」が主軸になっていますが、
仙台市で分流式の処理が始まったのは1979年のことで、
その頃から大雨のたび、マンホールからなにやら吹き出す・・
トイレから出た汚物まじりの水がオーバーフローすることが
相次いだ時代がありました。
これは現在も、特定地域にはあるはずです。
その時に、下水道の現場担当者は苦肉の策をとって、
マンホールから近くの雨水管までの「緊急管」をつくり、
地上にあふれるのを抑える「緊急管を、市民に秘密にしていた」
という事でした。
雨で薄まりますが、オーバーフローすると、
マンホールで溢れないようにして、汚水を川に流す緊急管です。
この「秘密の管」は仙台市内で、現時点で104箇所存在し、
八木山では「芦口小学校の下を通る、金洗沢川」になります。
他には向山エリア・ピックボーイから鹿落坂付近に
7カ所ほど存在しているようで、
太白区で多いのは、大野田付近・富沢・向山・砂押/泉崎付近
に集中しているようです。
平らになる立地があるために、
流れにくいポイントがあるのでしょう。
こういう秘密の管というのは、仙台市だけではないだろうな・・
というのが想像できてしまいますね。
マンホールから溢れて、臭いなども含めたクレームが
相次いだ時代がありましたし、
冠水しやすい地域は、この秘密の管に関係なく、
色々なリスクがあるのは覚えておいた方がよいでしょうか。
芦の口エリア 砂防地域
さて、ここでタイトルですが、
ゴールデンウイークの前から設置されたもので、
お気づきの方もいるでしょうか。
八木山エリア・地下鉄エリア付近に
「ご当地マンホール」全9種類が設置されています。
【写真 取材班K】
ちょっと汚れやすいのがネックではありますが、
「八木山ご当地マンホール」
ご覧になった方、いらっしゃいますか(^_^)
地下鉄界隈に多く設置されていますが、
9種類ありますので、探してみて下さい♪
ここでは場所を書きません♪
ちょっと面白いのは「恐竜山」でしょうか(^_^)
八木山以外の方からすると、「なんのこっちゃ」ですし、
Googleマップなどにさえ載っていない名前です。
昔、恐竜山は立派な「子供の遊び場」であり、
くじら山とも呼ばれた時代もありましたが、
八木山小学校の夕方に鳴り響く「愛の鐘」は、
「時間を忘れて山で遊ぶ子供たちに、帰る時間を知らせるため」
というきっかけがありました。
立派な「遊び場」だった事から名前が付いた「恐竜山」であり、
人があまり立ち入らない山なら、名前も付いていないでしょう。
誰がつけた名前なのかは、未だ不明のままですが、
予想ですが、当時の八木山小の子供たちだったのでしょう。
それがいつのにか「八木山の通り名」となったほど・・
恐竜山を知らなければ「にわか八木山人」・・
マンホールのデザインになるほど有名な山になりました。
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2017年06月21日
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