この数年間、八木山には「地下鉄」が来て
八木山本町エリアに限っては大きな変化ができ、
都市計画道路「郡山折立線」「長町八木山線」
そして「ひより台大橋」の完成で、
その沿線における「風景」が変わったのは、ご存じの通りです。
そんな中・・
香澄町エリア「サンマリ」
八木山南エリア「Aコープ/サンマリ」
青山エリア「サンマリ」
緑ヶ丘エリア「グリーンショップ朝日屋」
閉店・撤退。
現在、
八木山本町エリア「みやぎ生協」
芦の口エリア「ヨークベニマル」
この2店のみになりました。


Aコープ/サンマリ跡地
元Aコープだった立地は、空き地になりました。
1974年の開店ですので、
この場所が空き地のようになっているのを見るのは・・
それ以来になります。見方を変えれば・・
八木山南エリア宅地開発以来ということになります。

昭和50年以降の住人であれば、
当時から軒を並べているお店や、無くなったお店・・
思い浮かべれば思い出は沢山あるでしょうか。
取材班、子供のころ両親とAコープによく来ていましたが、
そのころは大きなお店に見えたものでした。
それが大人になると・・他の大きなお店を見てきたから・・
ということもあると思いますが、
小さく見えたのは事実です。
冬の雪が降ると、子供の頃はもっと雪が積もっていた気がすると
思っていたものですが、
子供の頃は身長が低いわけですから、雪がたくさん積もったように
見えていたのと、同じようなものでしょうか。


サンマリ青山店 跡地
一方で、青山エリア。
ここにも「サンマリ」さんがありました。
ある意味、八木山はサンマリさんで支えられてきた地域が
多くあったのは、無くなって痛感します。
この跡地は、
「グループホーム 長寿の郷 青山」となりました。
なぜかサンマリさんの看板が残ったままですが(^_^;)
今日と明日の2日間、内覧会があるようで、
開所は7月1日だそうです。

この近辺も、一斉にスーパー・・というより
買い物する場所が消滅しました。
付近にツルハさん、ローソンさんはありますが、
夜に通ると、暗いエリアになってしまいました。
ひとまとめにすれば「時代の流れ」ということになりますが、
ネット社会、モータリゼーション、郊外スーパーの発展・・
50年後の未来は、ネット社会しか残っておらず、
学校に行くのも「家の中の・・ネットで勉強する」
ということになってしまうのかもしれませんね。

長町八木山線。
この道が出来て、かなり便利になりました。
信号機が出来たことで「1車線」から「2車線」
で移動できる区間も増えました。
取材班も、三神峯ルートを多用していましたが、
この道が出来てから、ほとんど通らなくなりました。

新道が出来ても・・
電柱・電線が多い風景は変わりませんね(^_^;)
「見栄えが・・」と思ってしまいます。
予算もありますし、しかたがない部分もありますが・・
「地面の下に埋める共同溝」にライフラインを入れることは、
簡単ではないのでしょう。
ただ地上に電柱などがあるメリットもありまして、
6年前のような震災が起きたとき、
電気・電話の復旧が早かったことは記憶に新しいでしょう。
断線したときの復旧時間は、地中にあるよりも早いという
メリットはあるようですが、ただ・・!
断線するなどのトラブルは、地中にある方が圧倒的に少ないのです。
となれば、やはり費用が何10倍にもなると言われる
「地下化工事のお金」が、最大の難点なのです。
場所によって、お金が変わるので場所によっては100倍もかかる
ポイントもあるでしょう。
変なところに税金からの予算を使うのであれば、
一極集中で、こういうところに使うのも手段のひとつだと思いますが、
現在の日本のシステムでは無理でしょうね(^_^;)


久しぶりに見たでしょうか。
「定食の佐々久」さんの今です。
ペイントを塗り直して、定食屋の面影が消えましたね。
店主夫婦は、現在でも元気です♪
「長町八木山線」が出来て、
この佐々久さんの前の道路は「完全に住宅道路」と化し、
車の通行量が激減、道路で子供たちも遊べるほどだそうです。

当サイトの原点。
取材が滞っていて記事が更新出来ない理由がここですが、
「いろいろな方に話を聞いて回る」ことが、
記事のベースになっています。
お店の取材をしても、お店には全く関係ない事も聞いています。
いわゆる、昭和の住宅地「地域の井戸端会議」と同じで、
各地域でいろいろな話を聞いてまとめ資料化し、
これが当サイトの財産となっています。
取材中、たまたまの方にも聞いているほどです。
芦の口のヨークさんの地域担当者の方が、
足を使って近所にローラーをかけ、
「どこで買い物をしているか」「徒歩かクルマか」など、
色々と情報を取っているアナログ方式は、
おそらく最大級の財産になっているはずです。
色々な地域に出店できるのは、この情報力もあるでしょう。
芦の口・青山・緑ヶ丘の方などは、
買い物は「長町エリア方向」になっていることが多いようで、
60代以上になると、
仙台市中心部へは「特定の用事・買い物」になっていることが
多い感じです。
今回のタイトルである「スーパー」については、
「みやぎ生協」は、やはり「安心・安全」の信頼度が抜群に高く、
これで生協さんを利用していることが多いです。
一方でヨークさんは、「買い物の楽しみ感覚」という
生協さんには無い意見が出ることが多いでしょうか。
ただ、それこそ高齢の方などは
「慣れた生協は、どこになにがあるか分かる」が、
「ヨークさんは、広くてどこにあるか分からないから」
という意見も、意外に多い部分もあります。
ですので、コロコロとレイアウトを変えてしまうと命取りに
なることも多く、
逆に言えば「開業時からのレイアウトが生命線」ということに
なってしまうのでしょう。

地下鉄の意見を聞くと、やはり・・
「乗っているときはパーフェクト」ですが、
「乗り換え・地下鉄に乗ってから降りる」
という行動が大変・・という部分が、
バスやクルマという地上の乗り物と比べると、
厳しい意見が目立ちます。
特に高齢の方は、若者でも迷う「地下迷路」の部分が、
どうしても疲労感が倍増するようです。
それが結果的に、
乗り換えなどで地下鉄が苦痛になることから、
仙台市中心部から長町界隈へ行動範囲が変わる・・
という部分が、
特に「長町八木山線」の開通で、躊躇になっているようです。
☆☆☆