2017年06月23日

八木山エリア スーパー消滅

☆☆☆


この数年間、八木山には「地下鉄」が来て
八木山本町エリアに限っては大きな変化ができ、
都市計画道路「郡山折立線」「長町八木山線」
そして「ひより台大橋」の完成で、
その沿線における「風景」が変わったのは、ご存じの通りです。

そんな中・・

香澄町エリア「サンマリ」
八木山南エリア「Aコープ/サンマリ」
青山エリア「サンマリ」
緑ヶ丘エリア「グリーンショップ朝日屋」

閉店・撤退。

現在、
八木山本町エリア「みやぎ生協」
芦の口エリア「ヨークベニマル」

この2店のみになりました。



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Aコープ/サンマリ跡地



元Aコープだった立地は、空き地になりました。

1974年の開店ですので、
この場所が空き地のようになっているのを見るのは・・
それ以来になります。見方を変えれば・・
八木山南エリア宅地開発以来ということになります。



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昭和50年以降の住人であれば、
当時から軒を並べているお店や、無くなったお店・・
思い浮かべれば思い出は沢山あるでしょうか。

取材班、子供のころ両親とAコープによく来ていましたが、
そのころは大きなお店に見えたものでした。

それが大人になると・・他の大きなお店を見てきたから・・
ということもあると思いますが、
小さく見えたのは事実です。

冬の雪が降ると、子供の頃はもっと雪が積もっていた気がすると
思っていたものですが、
子供の頃は身長が低いわけですから、雪がたくさん積もったように
見えていたのと、同じようなものでしょうか。



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サンマリ青山店 跡地



一方で、青山エリア。

ここにも「サンマリ」さんがありました。

ある意味、八木山はサンマリさんで支えられてきた地域が
多くあったのは、無くなって痛感します。

この跡地は、
「グループホーム 長寿の郷 青山」となりました。
なぜかサンマリさんの看板が残ったままですが(^_^;)

今日と明日の2日間、内覧会があるようで、
開所は7月1日だそうです。



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この近辺も、一斉にスーパー・・というより
買い物する場所が消滅しました。

付近にツルハさん、ローソンさんはありますが、
夜に通ると、暗いエリアになってしまいました。


ひとまとめにすれば「時代の流れ」ということになりますが、
ネット社会、モータリゼーション、郊外スーパーの発展・・
50年後の未来は、ネット社会しか残っておらず、
学校に行くのも「家の中の・・ネットで勉強する」
ということになってしまうのかもしれませんね。



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長町八木山線。

この道が出来て、かなり便利になりました。
信号機が出来たことで「1車線」から「2車線」
で移動できる区間も増えました。

取材班も、三神峯ルートを多用していましたが、
この道が出来てから、ほとんど通らなくなりました。



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新道が出来ても・・
電柱・電線が多い風景は変わりませんね(^_^;)
「見栄えが・・」と思ってしまいます。

予算もありますし、しかたがない部分もありますが・・
「地面の下に埋める共同溝」にライフラインを入れることは、
簡単ではないのでしょう。

ただ地上に電柱などがあるメリットもありまして、
6年前のような震災が起きたとき、
電気・電話の復旧が早かったことは記憶に新しいでしょう。

断線したときの復旧時間は、地中にあるよりも早いという
メリットはあるようですが、ただ・・!
断線するなどのトラブルは、地中にある方が圧倒的に少ないのです。

となれば、やはり費用が何10倍にもなると言われる
「地下化工事のお金」が、最大の難点なのです。
場所によって、お金が変わるので場所によっては100倍もかかる
ポイントもあるでしょう。

変なところに税金からの予算を使うのであれば、
一極集中で、こういうところに使うのも手段のひとつだと思いますが、
現在の日本のシステムでは無理でしょうね(^_^;)



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久しぶりに見たでしょうか。

「定食の佐々久」さんの今です。
ペイントを塗り直して、定食屋の面影が消えましたね。

店主夫婦は、現在でも元気です♪


「長町八木山線」が出来て、
この佐々久さんの前の道路は「完全に住宅道路」と化し、
車の通行量が激減、道路で子供たちも遊べるほどだそうです。



P1200728.jpg



当サイトの原点。
取材が滞っていて記事が更新出来ない理由がここですが、
「いろいろな方に話を聞いて回る」ことが、
記事のベースになっています。

お店の取材をしても、お店には全く関係ない事も聞いています。
いわゆる、昭和の住宅地「地域の井戸端会議」と同じで、
各地域でいろいろな話を聞いてまとめ資料化し、
これが当サイトの財産となっています。
取材中、たまたまの方にも聞いているほどです。

芦の口のヨークさんの地域担当者の方が、
足を使って近所にローラーをかけ、
「どこで買い物をしているか」「徒歩かクルマか」など、
色々と情報を取っているアナログ方式は、
おそらく最大級の財産になっているはずです。

色々な地域に出店できるのは、この情報力もあるでしょう。


芦の口・青山・緑ヶ丘の方などは、
買い物は「長町エリア方向」になっていることが多いようで、
60代以上になると、
仙台市中心部へは「特定の用事・買い物」になっていることが
多い感じです。

今回のタイトルである「スーパー」については、
「みやぎ生協」は、やはり「安心・安全」の信頼度が抜群に高く、
これで生協さんを利用していることが多いです。

一方でヨークさんは、「買い物の楽しみ感覚」という
生協さんには無い意見が出ることが多いでしょうか。

ただ、それこそ高齢の方などは
「慣れた生協は、どこになにがあるか分かる」が、
「ヨークさんは、広くてどこにあるか分からないから」
という意見も、意外に多い部分もあります。

ですので、コロコロとレイアウトを変えてしまうと命取りに
なることも多く、
逆に言えば「開業時からのレイアウトが生命線」ということに
なってしまうのでしょう。



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地下鉄の意見を聞くと、やはり・・
「乗っているときはパーフェクト」ですが、
「乗り換え・地下鉄に乗ってから降りる」
という行動が大変・・という部分が、
バスやクルマという地上の乗り物と比べると、
厳しい意見が目立ちます。

特に高齢の方は、若者でも迷う「地下迷路」の部分が、
どうしても疲労感が倍増するようです。


それが結果的に、
乗り換えなどで地下鉄が苦痛になることから、
仙台市中心部から長町界隈へ行動範囲が変わる・・
という部分が、
特に「長町八木山線」の開通で、躊躇になっているようです。



☆☆☆

posted by 八木山取材班 at 02:15| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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