2011年02月17日

八木山付近の大渓谷 竜の口渓谷の「あれこれ」

★★★




今週は「八木山の自然シリーズ」とでも名付けましょうか。




八木山エリア近く、

青葉区と太白区の境目にもなっている「大渓谷」、

八木山橋付近に存在するのが「竜の口渓谷」です。



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恐竜の化石が出るから・・

という事から名付けられたのではなく、

江戸時代、青葉山の上にあった「仙台城の南東(辰)」の方角にあたる

事から「竜の口」と呼ばれました。



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今の時代でも、竜の口を流れる沢は、綺麗ですね。


この「竜の口沢」は、水力発電のある「三居沢」、

八木山エリアを流れる「二ツ沢」「金洗沢」「金剛沢」に

放射状に流れています。


「二ツ沢」「金洗沢」「金剛沢」に関しては、

西多賀エリアの「木流堀」へ流れ着き、

「広瀬川」に流れ着きます。



昔、八木山エリアの小学校でも、

「地層」「化石」などを勉強するため、

野外学習として「竜の口渓谷」ヘ行った方も多いでしょう。



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渓谷付近の層は、

下から「竜の口層」「向山層」「大年寺層」「青葉山層」と重なっており、

この辺り、500万年前は海でした。



次第に、海から陸に変わった時、

この時に出来た層が「竜の口層」です。


化石などはこの層から出ますが、

「持ち帰る」などの行為は禁止されています。


小学校の課外学習も、持ち帰り禁止でした。



八木山の昔2.jpg




この通り、仙台市街地はおろか、青葉山一帯も海だった訳です。


西の「愛子」「茂庭」、太白山付近は、

海ではなかったようですね。



八木山の所々で、「貝殻が出る」と言われるのは、

400万年前はこんな状態と推測されるからですね。




この図にもあるように、近くに火山があり、

海が退いた後の次期、その火山噴火で、

大森林を火山灰が飲み込みます。


この火山灰で出来たのが、広瀬川ぎょう灰岩部層と呼ばれる

「向山層」です。


竜の口層の上の層ですね。

追廻住宅、テニスコート付近にある橋の高さが境目です。




さて、今現在の竜の口渓谷は、

立ち入り禁止区域になっています。


落石なども多いためです。



竜の口 地図.jpg




東北放送さんの脇道からも進入できますが、

本道的になってるのは、青葉城趾下の「追廻住宅」側からです。



昔は他にも何ヶ所かあったようで、

地元住民は「仙台市街地へ歩くためのショートカットポイント」として、

竜の口渓谷付近を使用していたそうです。




崖になっているため、大きな岩「凝灰岩」もあり、

倒れた倒木もありと、ジャングル的な要素がたくさんあります。




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何ヶ所か、今でも「地下水」も流れています。



追廻住宅側から約500メートル上流に、

「八木山橋」が架かっています。



追廻住宅のエリアは、「公園緑地」とする計画が

あるようで、この「竜の口渓谷」をどうするのかは

知りませんけど、

ご迷惑な名称と化している「八木山橋」の整備も、

先に行って頂ければと思います。



IMG_5676.jpg





この大渓谷は、いろいろな事情もあるようですが、

何らかの方法で「観光地」として成立する場所とは

思うのですが、

「自然を守る」という意味では、このまま維持した方が

良い場所です。



「観覧する場所」を上手く造れれば良いのでしょうか。



手始めに、「八木山橋」をどげんかせんといかんですね(>_<)

イメージが悪すぎます。



八木山住民でさえ怖がってしまうという橋は、

「早急に」「緊急性」さえ含んでいる気がします。








★★★


posted by 八木山取材班 at 20:42| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

いざ、ハイキング♪ 八木山の山 「恐竜山」

★★★





変なタイトルになりましたね、

八木山の山「恐竜山」。



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今まで何度か記事にしていた「恐竜山」ですが、

「金剛沢緑地」、もしくは「金剛沢市有林」と呼ばれる「緑地」です。



公園の機能を持ち、

さらに「地域防衛」と「地域の過大化防止策」等をかねた、

広い意味を持つのが「緑地」です。




仙台市は、「案外、平地が少ない」と言われている地域です。

仙台駅の屋上から見ると、確かにそう感じます。



海も近く、川もあり、山・緑もありと、

自然にも多く恵まれた場所。


自然に関して言えば、

「建造物と違い、数年で出来るものではない」とも言え、

木々は育つのにも年月がかかります。



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ふだん八木山エリアで住んでいると、

「自然に近い場所に住んでいることを、忘れる」事が多いです。


「近いが故に・・」


というものですね。


「自然を味わっていないで生活している」という方も、

案外多い気がします。



現に、取材班が恐竜山に足を踏み入れた時、

誰1人としていませんでした(^_^;)

タイミングでしょうけど・・。





空を見上げてみました。



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カメラのレンズからですと分かりづらいですが、

取材班は「大の字で寝転がって」撮影しています。



気持ちいいんですよね、これがまた。

野原で寝転がる感じとは、違うんですね。


昭和の時代に戻った感じがするというのか、

不思議な気持ちがするんですね。


こういう事、子供の頃は、

たくさんやっていた気がするんですけどね。


大人になって、「自然の中で、大の字になる」ということ、

何年ぶりだったでしょうか。



働き盛りの年齢は、いろいろと追われて生活していますので、

こんな事も必要な気がします。



「木々に囲まれる」っていうことも、

なんか良い感じがするんですね。


ジブリ映画の「となりのトトロ」の気分でもあります。




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恐竜山は、八木山エリアの様々な場所から見ることが出来ますが、

見方を変えれば、「恐竜山からの眺めは抜群」ということになります。


上記の写真は、太平洋方向ですね。



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地下鉄東西線工事をしている、八木山本町方面ですね。


こう見ると、傾斜角度があるなぁと、改めて実感します。



IMG_5644.jpg




東北放送さん方面の、桜木町方面ですね。


昔は、恐竜山に登らなくとも、

かなり見通しが良かったと言います。

恐竜山付近の本町2丁目エリアは、

開発がラストの方でした。



当時は、恐竜山から、

「開発の流れ」が手に取るように見えたんでしょうね。



「八木山のまちづくり」が活発に動き始めている今、

「机の上で思案」するより、

やはり「出歩いてイメージしてみる」のが一番という気がしました。



この場所から八木山を眺めると、

「自然が多いなんて、ウソだろう。」と思えるのは、

取材班だけではないと思います。



「これ以上、発展する必要はない」

「それ以上に、大切なモノがあるだろう」


という意見が八木山エリアで多いのは、

こういう事だろうなと、改めて感じました。






★★★


posted by 八木山取材班 at 19:03| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 八木山の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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