2018年01月23日

1/23付け 八木山エリア 積雪状況

★★★


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1月23日 午前2時 八木山エリア現況
積雪18センチ

この時間帯で雪雲が抜け、ピークが止まりました。
この積雪で朝に突入するはずです。


昨シーズンは、ここまで降ることはありませんでした。

2年前の2016年1月18日以来でしょうか・・
八木山の最大値で約24センチありました。
その当時、仙台市の記録で14センチでした。
「暴風雪警報」「大雪警報」「波浪警報」が発令された以来の、
今回の積雪になります。

その他では、3年前2015年1月30日
八木山エリアの積雪 約28センチ

さらに記録を更新した2014年2月9日
仙台市の記録積雪で35センチ。

「78年ぶり35センチ」という
記録的な積雪でした。



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当時の状況


八木山エリア・当サイトの観測では42センチ。

さらにその1週間後・・2月15日には、
前回の雪が解けないうちに八木山エリア30センチ・・
2週連続の大量降雪で累積60センチ以上という
状況があったのが近年の最大記録です。

2014年・記録大雪 当時のドキュメント

ページを送って頂き、見てみてください。


大量な積雪があると、八木山エリアではまだ存在していますが、
「道路への、雪の投げ捨て」
というマナー違反と言っていい状況が、まだ見られます。

他の地域では、投げ捨て禁止という役所の広報誌にも
出るほどの行為でもあるので、
注意して頂ければと思います。


なお、雪かきの際、近くに「消火栓」がある場合は、
火災の時に消化の妨げになるので、
「消火栓の雪かき」もして頂けると幸いです。



★★★





posted by 八木山取材班 at 02:56| 宮城 🌁| Comment(1) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

1/22付け 八木山エリア 積雪状況

☆☆☆


関東地方に雪が降ると・・
全国ニュースになるという状況。

雪国の方からすると、冷ややか・・という目で
見る方も多いかもしれませんね。


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国道286号線

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鈎取エリア ミニストップ前



久しぶりに、当サイトの「ツイッター」も
使用させて頂きましたが、
大騒ぎするほど、仙台は降らないかな・・とも
思ってしまいますが。。

午後18時現在、積雪およそ1センチ。
気温−3.4℃ 路面温度−2.2℃

湿り気のある雪が降っており、
路面凍結は、現状では見られません。

除雪車の準備は始まっているようです。



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地下鉄東西線 八木山動物公園駅前



積雪スピードは、早いほうだと思います。
午後16時30分頃から降ってきた感じでした。
1時間・1センチペースで降っている感じです。

この勢いは増していくようなので、
明日の朝、10センチ以上は確実でしょうか。



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乗り換えで「バス」を使用する方も多くいるかと思いますが、
定時では来ないかもしれません。

早めに起床して、早めの行動・・
という「雪の日のお約束」を実行する必要がありそうです。



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当然、八木山住民の方はご存じと思いますが、
「積雪プラス凍結」という、
明日の朝の状況は、予想できます。

スリップ事故が付きものです。

「自分は大丈夫」と思いながら運転する方も多いと
思いますが、
「巻き込まれる」ということも考えられます。

大切なクルマを壊すこともあるので、
せっかく開通している雪に強い地下鉄で移動する・・
のも、ひとつの方法です。

クルマじゃないと行けない通勤の方々は、
細心の注意で運転して下さい。

あなたの事故で、まわりの方が迷惑することも、
考えた行動を、お願いいたします。



☆☆☆
posted by 八木山取材班 at 18:15| 宮城 ☁| Comment(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

八木山エリア 雪の季節 仙台市除雪マップ

★★★


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2018年になり、
今シーズンの冬も本格化・・といった時期。

どうやら、今シーズンは平年よりも「寒い」ようですが、
「あまり雪・雨は降っていない」そうです。
全域ではないですが、降水量が少なめと。

とはいえ、今日もそうですが「降る時は降る」のが、
冬のシーズン。



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意外と知らない「雪が降るメカニズム」

八木山では「あるある」ですが、
仙台市中心部・向山エリア・長町は降っていないのに、
八木山に登ると雪になる・・
ということが、よくありますね。

特に動物公園・地下鉄エリアは、
八木山エリアでは「トップの高度」
約160メートルほどあり、
このエリアが1番積雪があります。

100mにつき0.6度、200mの標高では1.2度
ほど、気温が下がると言われ、
つまり「標高があがれば、寒くなる」という理由が
「八木山で雪が積もりやすいポイント」になります。

日本は雨・雪が降りやすいですが、
その重要なポイントで「日本海」、
東北で言えば、奥羽山脈などの高い山がキーになります。

雨・雪が降る理由は、日本海からの湿った空気が
山にぶつかり上昇して、
上空で冷やされて雲ができます。

湿った空気・・目に見える形で言えば、
「お風呂」や「やかんの湯気」です。

湯気を想像して頂ければと思いますが、
水分を含んだ空気は軽いので上昇し、
逆に乾燥した空気は重いので下降します。

その雲、日本では夏の暑い時期を除いて、
ほとんどが氷の粒です。
高度が高いので「寒いから氷の粒」というのは、
上記にも記したのと同様で、イメージできると思います。

その氷の粒に水蒸気がくっついて、
成長すると氷の結晶ができます。
それが成長した重さで、地上へ落ちてきます。

これが夏は雨、冬は雪というメカニズム。

地上で雨が降っている時でも、
上空の高いところでは気温が低いので、大抵は雪であり、
その雪が落ちてくる間に溶けると雨。
気温が低くて溶けないと雪。中間だと「みぞれ」になります。



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「仙台市中心部では雨なのに、八木山では雪」
というメカニズムは、
「仙台市上空は雪雲」で
「上空からは雪が落ちてきている」のに、
「標高150mの八木山は寒いから、雪で落ちて」
「仙台市中心部は、暖かいから溶けて雨になった」
という事になります。

一方、「夏」でよくあるのが、
仙台市上空には薄い雨雲がかかっているのに、
「雨にならず、曇りで耐えている」という日があります。

実は、上空からはしっかり雨で落ちてきているのに、
地上に落ちてくるうち、暑さで「蒸発」ぎみになり、
「湿気が多い曇りの日」というパターンも
多いのです。


日本は、何億年、何百万年という長い期間の中で、
地形が変化していきました。
八木山エリアも、昔は海の中・・
長い年月で隆起していき、山が出来ました。

蔵王を含む奥羽山脈も、現在の高度はありませんし、
今も地下プレートの関係で隆起し続けています。

東北ですと、奥羽山脈が大きな役割を果たしていますが、
これらの山が無く、平地しかない日本になると、
「ほとんど雨が降らない、砂漠の国になる」
といわれています。
上記で記載した
「湿った空気が、山にあたり、上昇気流に乗れない」ため、
雲が作られない訳です。

そうなると、水はもちろん、自然、食べ物・・
現在のライフスタイルは、できなくなることでしょう。




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八木山エリアの雪は、毎年辛いですが
「自然の恵み」でもありますので、
そういう感じ方も、たまには必要ではないでしょうか。


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2度クリック 拡大



さて、今シーズンの「仙台市除雪マップ」です。 クリック

八木山だけではないですが、
仙台市のエリアは「除雪してくれる道路」が決まっています。

赤ラインが、仙台市が「除雪」と「融雪剤」をしてくれる道路
緑ラインが、「除雪のみ」をしてくれる道路です。



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除雪・融雪が行われた道路は、こうなります。

地下鉄開業から、286号線方向からの
「郡山折立線」「長町八木山線」の新道が出来ているため、
昔ほどの「登れない・・帰れない」
というパターンは少なくなってきたはずです。

昭和の頃、30センチクラスが降ってしまうと、
「断念して車を放置する」という事態が、
よくありましたので、その頃と比べると楽になりました。



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除雪がかからない道路も多いです。

さらに日陰になり、雪が解けない道路・・
というのも多くあります。

八木山エリアに住もう、家を買おう・・
としている方は、
こういう部分も見る必要があります。
これを甘く見ると、結構厳しいです。

地下鉄エリアは特にそうですね。



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このエリアは、
地下鉄側・動物公園側は日が当たるので解けますが、
住宅地側は「日陰」になり、雪が解けません。

東北工業大学の学生さん等、
横断歩道で住宅地側に渡る方が多いと思いますが、
冬の時期は、動物公園側を歩いた方が楽です。

雪が無くても「凍りやすい」という部分もあるので、
滑って怪我をする・・というリスクも少ないでしょう。



★★★
posted by 八木山取材班 at 04:30| 宮城 ☔| Comment(0) | 八木山放送局NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする